3月 15, 2012

総銀製(<高純度銀)がボランティア等で必須音量(金属素材フルート)

このページは、購入時のアドバイス。”3本目以降”的なイメージで、あまり安くはないけれど 中古で30~60万位で買えるような本体を 中心に、幾つかの主に日本メーカーの楽器の所有、試奏(明記)経験から ①安めに且ついい音色②の効果のある追加購入マウスピースなどを紹介。
結論からいうと、本番を中心に考えると、高純度銀(濃度-中程度以上)で 響きが多めの本体をまず購入し、その後 本体に合う金のマウスピースを合わせる(または気に入った金で太目径のマウスピースと音色的に合う本体)を選ぶのが ベストだと思います。

重金属の楽器では仲間からは許されるけど お客さんにはNGも! 現実には お客さんとの距離や 音響の悪さで どんなに高いフルートでも 音量不足で 音が届いていないコンサートもあります。迫力は大事です。会場でちょっと吹いてみて 「あれれ!」そして曲がはじまったら 反省あとたたずです。譜面台だけでなく アンプ、マイクとホルダー、長めの電源コードを車に積んでおくことも 考えるといいです。

★ありがちな選択間違い 新品または 暫く(持ち主に所有されず)良く鳴らされていなかった中古フルートは 銀の管なら半年くらい鳴らさないと 鳴ってきません。基本音量が大きい 重い金属素材の順に 早い時期に鳴ってくる印象です。鳴らす事で 金属などの”粒子”が振動しそろってくるそうで、具体的には 楽に音が出るようになり 以前より”響き” つまり ちょっとしたディレイもはっきり加わったりする事もあります。私はこのディレイがある吹いて心地よい楽器しか 今は使っていません。
響きが重すぎると思ったら やっぱり鳴ってきてからも 対して鳴らなかったりしました。私はムラマツSR(ハンド。普通の高純度でない銀)のデフォルトの肉厚のものも所有していましたが 2年くらい所有しましたが 少ししか響きが出てきませんでした。購入検討時、鼻が詰まったような音がしていましたが かなりひどかったので数か月して鳴って来ても 響きが少ないんじゃないかと思っていたら、まさにそのとおりでした。今は 高純度で量産でさえ鳴る物が各社出てきたので それより高くて響きが足りないPTPについては ”いまさら”ですね。それも価格が高い。試奏時の その時の鳴りだけでは 潜在的な”鳴り”は比べられないのです。特にハンドメイドの物は 購入時は 鳴りがちょっと微妙でも 後から鳴ってくるものもありますが、ほんのちょっとしか良くならないものも。店員は 専門店や大きい店でも 細かい事については 適当な事や偏った事/好みを言う人も ちらほらいるので大型店のHPのコメントも 鵜呑みは厳禁です。

●(バカ高いし)金の 音/見た目が特に好きでなく、音に色が付きたくないけど 音量が必要、という人はまず”高純度銀”項目へ!特に量産、管体 高純度銀がなにせ安く、中級者以上すべての人にイチオシ!純度により野外プレイなども完璧!3年くらいで修理が当然必要になるけど 楽器屋によるとリペア部品も各社かなり流通してるそうで確実。マウスピース別購入の項も 音のまとまり/まろやかさ改良の為に同時にお勧め。

●手持ちが総銀の人へ:本番やバイトで 一番の悩みの”音量”対策として 中古の18Kあたりの金マウスを 別途購入で加える方法を 当ページ別項目で紹介。高いけれど・・中古市場に多い”18K”がリッププレート/カットのタイプ/高音指向なども選べて 店によっては在庫も多く すぐ手に入れるには手早い。
”まろやかさ、フレーズのまとまり、発音のラクさ”も18Kだとマウスピースだけでも最適。

★もし子供で ピアノを弾かせても音楽教室で突出していたり難しい曲を譜面渡してすぐに弾いてしまうような”マジシャン””名人”系 なら、現代曲とか 難しい曲を やるようになるだろうから 量産品では 手に問題が起こりやすくなるかもしれない。他には 性格的に 極端な負けず嫌いの人も 練習のやりすぎで 手の腱鞘炎になっていた。どの道 名人系の人は ハンドメイド系を使ったとしても 楽器の方にも問題が出て、調整(リペアに出す)とか しょっちゅうで大変だそう。フルートはタンポが小さいし管体の歪みも出ないので リペアに1年に1度も行かなかったり 木管ではかなり無難な方ではあるけれど。
フルート未経験で 最初の楽器の方はまずこちらへ(別投稿) 
********* 参考に 管理人が過去使用した楽器 ********
過去使用したもの(特記無ければ銀製) ヤマハ(洋銀 入門モデルと10万ちょっとのもの)、マテキ(セミハンド)、powwel(シグネイチャー(シグネチャー。量産))/ムラマツ(PTPドローン,量産(GX),ハンドメイドSR中古)/サンキョウ(量産総銀中古/木管)。サンキョウ(木管)。アルタスハンドメイド(ハンドの下位A1507R中古) 楽器のグレードと私が使っていた年代は関係なし。
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マウスピース: 14k(ライザー18K)中古、サンキョウRT-3(モダンな設計、ピュアシルバー、高音域志向)。


楽器購入はバランス 素材・純度での音量/音質、 機構(メカ)/音のコントロール(気流)、表現力(マウスピース)のバランスが重要。どこか1つでもヘンだったら、後にもっと問題は大きくなる。マウスもしっかり選択する事!音の命に近い
もし先生や経験者にアドバイスを貰えない場合も、どちらにしろ 本人がたっぷり時間を使い 持ちかえて最低3本位は試奏する事。2店舗は見るつもりで。店員の詳しさも商品も違う。有名メーカーのでも 何か使いづらいイメージがある楽器は 音が基本的に暗いとか 機構が何か変わっているなど、何か構造上の問題が後から分かることも。私はその手の問題は後になってかなり後悔する事も・・。何度も良く吹き比べ、一番気にいったものを!

自分で吹いてみた時の第一印象は、最も冷静な判断だったりする事も。また、信頼のある 販売店のHPなどに書いてある事も、鵜呑み厳禁。100%客観ではないし、大きな店のサイトでも 重要でない事だけ書いてあったり 相当偏っている記述もある。山野楽器の抵抗どうこうというのは 昔の上級者向け日本製楽器のマウスピースの穴が 小さい傾向があった事から なにか誤解がでてるのかなあと思う。たとえば金製だと真逆で、吹き込まず とても少ない適当な息で爆音が出る。抵抗はなく増幅。それ以上大きな音を出せるけど 出さなくても大きい。 総金も初心者でお金持ちなら保険かけたうえで買っていいと思う。転がしたりおとしたりぶつけると、濃い金のほどぐにゃぐにゃになるそうだし 盗難関連の気持ちの用意が出来ていないので やはり保険次第ですね。総銀でさえかなり重いので金の重さと、扱いに気をつかう癖が付きすぎて フルート自体が後々負担になっていくかもしれない。
例えば ピッチの微調整について、有名な2流メーカーと1流メーカーで 全く逆の事を書いてあったりする。(吹き始めの管の温まり初めと混同?) 
特に新品の楽器では 日本製だったら故障はほぼないけれど、そうでなかったら いきなりフェルトなどが取れることなどがある。あまり本番で不安なら、そこそこ鳴るのを2本持つことを勧める。例えば ほとんど譜面で使用しないノイズのような普通の運指表にない高音域の音を求める譜面もあり、ある作りの楽器では出るけれど、出ない楽器もある。たとえばサキソフォンでは 第3音域あたりは途中から正規運指はなくなりそこからは同じ音に最大3つくらいの運指が運指表にあり、変え指どうこうではなく その楽器のメーカーの形によって そのうちのどれか1つしか出ないなんて事が多い。それでも出づらい時は 自分でその運指をヒントに 新しく探すことも。こういう異常な音域の音が出ない楽器のほうが それ以外の面で 楽器として有用な時もあるので 厳しい要求を求められる団体とかにいるなら、2本あった方が安全。でも特に価格面で悩むと思う。こういう時クラシックでなければ、アンプがあるので、とても安い楽器でもいい音でプレイできるのだけれど。
そしてもう一つ、合奏シーンでも大差が出る正しい平均律! つまり正しく調律されたピアノに近い”均等な”音が出る楽器を使っているかどうか。これは表現するのが好きな人 にはさらにプレイの強力な味方に!・・といってもクラシック音楽としてやるならやはり楽しいけれど修行。正しいスタイルを身につけた上で、譜面に書いていない「ニュアンス」でプレイするのがクラシック音楽の醍醐味。作曲家自身の”明るい””しっとりした”など 性格をプレイに出せるようになるのに重要。 ユーチューブは危険!プロでもアメリカのゴールウェイなど 「視聴禁止プレーヤー」も たまにいる。

今まで私が使っていた幾つかのフルートメーカー大手のものを使っていて、特に構造が同じフルート同士とはかなりハモれるのに 特に弦楽器とはなぜか全然ハモらなかった。銀との材質との相性など特に癖がなさそうなので 納得がいかなかった。
平均律が より正確なアルタス社の楽器に変えてみて、この理由になぜか始めて気がついた。(アルタスだって癖はある。管楽器だから ストレッチトという 高い方は高く低い方はより低い 調律傾向が特に強めなのは やはりある。でも合奏ではずれの少ない”セーフ”な音を大抵出せるから 汚い音で濁りにくいしハモリやすい)。
大手のヤマハ、ムラマツなどで 普通にスケールの中の1音1音を1つづつだしていくと チューナーでジャストでない、高め、低めの音が頻繁にある。 私は先輩に、 各人の「クセ/訓練不足でそうなってしまうから"アンブッシャー(口の形)を調整して合わせたり 角度を変えたり息の量を変えるのが技術"だ」 と教わった。でも実際にはそれよりも楽器に現代の調律と楽器の構造の 多くのメーカーの未改良の問題がある。★調律のタブの別投稿あり★この別投稿に書いたように表現力以外の 近代以降の和声の不調和面からも、楽器選びで 昔からの音程のヤマハ、ムラマツなどを買うのは すすめられない。

アンブッシャー(唇や口のフォーム)の音程訓練は あくまで付加的に できるかもしれないしできないこともある音程修正。最善はそのまま吹いてある程度音程が平均律に近い(正しい)構造であること。  ところがこれら大手のフルートは 不正確さが大きく、曲中 強弱が大きくついたところや、出す音によって、他の楽器とのずれが 大きくなりがち。

特にドビュッシーなど近代以降に作曲された 厳密な平均律でのみ成立する、平均律によって増えた和音が使われる音楽で、他の楽器と 合わないノイズ並みの音/和音が 合奏でいきなり発せられる事が起こる。あの 音がずれている時の不快なワンワンワンという現象や、和声から外れた間違った音に聞こえるなど。

映画スターウォーズなどで出てくる「不思議な和音」は 他の楽器と合奏すると、こういうふうになってしまう瞬間が おこりうる。オケではなくキーボードの管楽器なら 正確な平均律だけど、生楽器で合わせたら 成立しない和声がでてくる。
具体的には フルートの上の方のある音(低く出る音)と、ほかの楽器の低く出る/高く出る音との組み合わせなど。

ついでに言うと、クラシックばっかり学んできた人がジャズでアドリブする場合、ジャズは平均律ベースなので、当然和音の進行パターン(&メロディーの音使い)が増える。クラシック音楽では ある和音から移動する先の和音が ほぼ限られる。頻発のコード進行パターンがあって、例えば どんどん上がったり下がって行ったり(クリシェだったか)と、パターンがジャズに比べると少ない。
クラシック音楽だったら「このパターンでは絶対にこの和音にしかいかないパターン」で、違う和音が出てくるので、私のように ジャズ曲の あるコードの部分が生涯苦手、アドリブ不能になってしまう事がある。 なので私はジャズでは そういう個所に 「とりあえずこの音は使える」という音符を1つは書いている。

ワーグナーのある曲で、不正確な平均律構造のフルートにとっては 狂ったピッチを露呈してしまうような個所がある。 それほどでなくても もっと後の時代の吹奏楽(ブラスバンド)の殆どの曲や、映画のサントラのオケなどのCDと合わせてみただけでも pppで 本番なら恐怖を感じる「すごく気を使う」瞬間がしょっちゅうある。アルタスでさえ そういう曲のCDと何度合わせてみても 高めに出てしまったり。
実際の練習として 特に平均律が多いので 映画のサントラなど、オケのCDと一緒に1番(1st) 2番(2nd)フルートパートを吹いたら、いかに他とあわせづらいかわかった。Youtubeなどで 色々な曲と合わせてみても わかる。  2ndフルートが3度他で並走して フルート同士だけでハモるところなど。メロディーを吹く「狂った音程のフルート」にバックの低音楽器などが調整役に あてられているようなところは どうにかなるけれど、ソロ部分では 周りの音を聞けば聞くほど「合ってない!」「また合ってない!!」「今のは酷かった!」と、ハモるどころか緊張が出るくらい。
困りものなのは、音程は 各人の差や音程感覚がいい時期、悪い時期があるようで、もし並行して 調律が正確なキーボードやピアノで練習を沢山しても 比例しない。
音程の訓練として弦楽器を並行してやる事については 8年くらいして弦楽器で和音をある程度使いだしてからは、FLへの効果が大きかった。和音を、一瞬で正しいピッチの指の位置で 次々に正確に押さえる連続なので、耳の感覚も敏感になって 単音のピッチも 正確になった。弦楽器ではピッチの間を取ってごまかす方が現実的なきつい運指もあるけど これも訓練になっていそう。

譜面も オリジナルの譜面のままではなく直した方がいい事もあるかもしれない。音域が変わる音を 目立つ場面で出すなら FL1とFL2に どちらかに高い部分を割り振って もう一つに低い部分をより割り振りわける方が ピッチの安定や修正にふさわしい。例として 高い方の音だけで動きが多いのなら その中では次の音程にアタリがつけられる。


ブラス担当の先生がフルートのピッチが目立つところ、特にppに文句を言う場合も、「フルート大手各社の楽器が 現在の平均律の音楽に適さない 古典音楽時代の流れの古い作り」で、「正しい音は 音によっては ほぼ出せない」事は大抵知らないです。技術が足りないか、皆音痴と思われていそうです。
私の場合 アルタスに変えたら 練習時点からソロでの表現力が 飛躍的に発想しやすくなったし、ちょっと吹くだけ、CDなどと耳コピで合わせてみる練習が本当に楽しくなりました。オケや合唱などの色々なパートさえ CDなどと一緒に譜面を見ながら吹いてとても楽しいです。

素材 洋銀は 一般的なフルートでは最も価格が安い金属。これにメッキがされている。初心者の殆どはこれをほぼ必ず使う。でも聴き手と同じ ちょっと離れた距離での音は、高い音域成分以外が抜け落ちる。(タンポなど消耗部分だけでなく)機構自体も3年前後(ビンテージ時代の特殊な洋銀を除く)で、キー変形等ガタガタになり始める(なかなか酷くなるまで気が付かない。
キーを水平にしてみて見ると高さが違い、ねじれまで各所発生する。私は3年ちょっと使ったが価格的にも修理断念。)。下取ってはもらえなかった。

  ~銀系統~
表現や創造性では銀の系統が最適。幽玄、幻想的などの表現、聴く人の頭の中に新しい世界観を浮かばせるような創造性は、木製と銀の特性。( マイク録音でなく )人前でのプレイも考え音量も考慮すると 木製は完全に除外され、低音域のバランスまで考えると ある程度純度が高い高純度銀は 表現に重きを置くプレーヤーには最適。 金では、譜面表記にない「雰囲気」は 濃ければ濃いほど 表現できない。

管体 銀  楽器のカタログにある「管体銀」とは、本体の太い管だけが銀の楽器。機構(キーやそれをつなぐパイプ)は銀ではない(洋銀)。安いが3年くらいでキーなどに 大きなねじれや変形で修理必須、現実的には買い替えになる。

全て総銀だけどハンドメイドではない(多分珍しい) アルタス製品。大抵のメーカーでは機構を洋銀にし 高い価格でしか買えないよう設定している。 http://www.altusflutes.jp/flutemodels_01_05.html

銀-全体が銀(高純度の総銀は下の項) 楽器のカタログにある「総銀」とは パイプやタンポなど”機構も銀”のこと。上記「管体銀」に加え、キーなどの”機構”も丈夫な 銀製なので”一生もの”と言われる。音量に関しては正直大差ない。しかし、ちゃんとした価格の割には高純度銀(各社濃度に多少差)に比べ 音量/飛び/響きが弱いので、特にハンドメイド総銀だった市場は 高純度銀--しかも管体だけの量産とか!の方さえ 完全に動きつつあるだろう。現在では中途半端

本番を重視、特にバイトする人はそのうち少なくともマウスピースも別途購入は免れない。しかしマウスピースを高額な 金製にしたとても本体自体が響かないので どのみち体力的に辛い場面が出てくる。
私はクラシック系なので 演奏する場所(部屋など)のフィードバックがないのは 「後ろまで届いていない」って事なので 自分が担当する全曲フルパワーで合奏などで吹くも 奈落くらいの恐怖を感じて 演奏で最後まで緊張してしまう。
演奏は快適さを与えるものなので 吹く方が辛いというのは とても良くない事。

以下、2011年前後までの評判/経験上の意見/感想。別投稿”最初の楽器”に 参考になる外部サイトがあり http://flrepo.blogspot.jp/2012/03/blog-post_2091.html


総銀(量産/ハンドメイド)で使用した製品/メーカー感想
日本の銀/量産中心。ハンドはSRのみ(高純度銀アルタスはさらに下にあり)
powwel (量産シグネイチャーの感想のみ)  恐らくマウスでなく本体の特徴だと思うが FLのキモといえる第3音域(高い音域)が なにせ美しい(量産でも定評)。その高音域がなにせ吹きやすい為。 音に重力がなく、そのまま音に浮力があり、後は色んなイメージでふっと外に飛ばしてやる的。
銀自体(おもに本体)の材質 または加工のなにかが1段いい(遠鳴りに定評)。厚さが適度なのかもしれない。

練習の楽しささえ軽くてラクなイメージ。フランスものは音域が広いので 当然powwelでは吹きやすいが、バロック(単純)やモーツアルトも合う。
私は 例によりお気に入りの18金ライザー14金管マウスを付けて吹くが、金の”マウスピース”を購入時試奏した時、同じ14K管マウスでもライザーが14Kのと18Kではそれだけで明らかに音量などはっきり変わった。このようにマウスピースを変えるとすぐに反応し、ラファン(銀にライザー&リップ金)や18金のマウスピースをつけたらそれぞれ別世界になった。

高音域がそのように軽く持ちあがるのでppのアタックもストレスなく出しやすく、キツイ音にならず優雅/余裕。とにかくFL的で吹けば解放感。あんまり気合が入らない/どん暗くなく/熱くない音楽や、古典の華やかな速いテンポの物/バラードに合う。故障もアメリカのメーカーなのに管理人は周りから聞かない。

管理人には これを使うまでは学生時代セミハンドを使ったくらいでハンドは使ってなかったけれど、この量産(シグ)では一部のキーが微妙にだが 明らかに操作しづらかった。リペアマンの微調整能力がダメなのか?? でもハンドでは噂では 調整されているせいなのかとてもいい構造だそう。もし 現代音楽などもやるテクニカル派プレーヤーまたは多少難しいクラシックをやるのだったら、量産からキー構造のレベルの高い、サンキョウかムラマツ(管理人が知る少ない範囲でpowwelハンドより安くなら)を選ぶのが正解だろう。
量産の 足部管のキーが調整後も動きにくかった。あとブリチの位置(フランスものなどで フルに”いつでも”使えない位置にある)。

私が持っていたこの量産(銀)は、2005年あたりに購入のムラマツの量産上位機種と買い替えたら 相当魅せられた存在だった。powwelは趣味とかなら つい吹きたくなり練習量も多くなるせいで 息の安定面での練習はほぼ要らなくなった!”いい楽器だねー”と管理人の身内に楽器をこれに変えたらしょっちゅう言われた。お値段は高い(新品シグネチャー/60万)が、個体をちゃんと選べばマウスを買い替える必要は無い。

このシグネ(イ)チャーのマウスはハンドメイドの要素がハンド程では無いがあるそう。それまで使っていた ”化石マウスピース時代”のムラマツ ハンド/セミハンド、マテキのセミハンドなどと比べて**も、”唄う為の”物だった。ただし付属マウスは手製要素が入れば当然だけど ばらつきがあるそう。管理人使用のものは高音の出やすさ/高音のまろやかさ(丸くはないが鋭くない発音)が銀としては完璧なイメージだった。
 **「化石マウスピース」時代 ひと昔までの日本製マウスは、例えればきっちりつくった規格品(どうにか鳴る道具)で 表現するレベルではなかった。近年ヤマハ・サンキョウなど 大幅な改良あり。

ムラマツ  PTPドローン、量産等は素材の項(当ページ)にあり

SR-ハンドメイド 主にH足使用 デフォルトの管厚の感想。 
上記powwelに比べると、音が深く重い。量産powwelは出した音が「ポ-ン」と飛んでいくのだけれど・・。特に購入後鳴りだす前は音が目の前に「ボン、ボン」と全て落ちどこかに吸収されていた。ところが・・楽器が鳴りだしたが殆ど改善されず。
音量は powwelシグネイチャー(量産。別項)に比べ 耳元イメージで少々弱く、家の練習部屋での反響も powwel時より明らかに小さい。遠鳴りはダメそう・・。
この後、アルタス高純度銀(アルタス全部のラインナップの”真ん中”の濃さの)ハンドメイドに変えたら 「かなり音量が大きくなった」と言われた・・・同じマウスピース使用で、しかも中古とはいっても まだ購入直後で 楽器がたいして鳴っていない状態で、吹くとすぐ疲れる段階だったけど。SRは数か月金属としては十分長く吹いても すこししか鳴ってこなくて売りたくなったのは正解だった。

大抵の色々な楽器につけると 管体を華やかに響かせる 金(14K+18Kライザー)のマウスでも効果がほぼないくらい”深くて重い”これは たくさんの???がついた。しかしどっしり感が無伴奏での演奏にはかなり向いていそう
でも FLは一般的に ”高音担当”として”重くない”音、ゴルフのドライバー的”飛び”を ソロでも期待されるので、曲選びなど、FLらしい曲が合わないので工夫を。きらびやか・華やかな曲音楽的に軽いライトな音色イメージ作りには適さない音の太さ。ソロでの低音は 各社/当社の量産のノーマル純度の銀製FLよりはある。
深い暖かさ/底抜けの暗さを表現できる! 例えばショパンのピアノ曲集のメロディーがベストマッチ!! ショパンは内省的というか ある意味 おとなしくて、意図して 技巧は徹底していてもおおげさな演出をしないというか・・。長調/短調共、素晴らしく合う。こういう作曲家の曲は 場違いになりにくく、聴く側のうけがよさそう。一人で聴きたいようなきらびやかでない質素な部分がいい。ちょっと暗いんだけれど、誰もが 心の中に持っている気持ちの波動にぴったり合って、共感する。

自身、ブルーな気分の時にこれでマイナーチューンを吹くと、心理学でいう”同質の原理”そのもので、元気になれる位に合う。

ライトで優雅な音楽でなく、ブルース(FLらしからず(笑))や シブい曲・マイナーチューン・ブルーな曲/などのジャズアドリブや、音をバシっと止めるような曲にあう・・。

反面?FLなのに高音が重い ベースやチューバ的などっしりFL、アンサンブルで役目が?なFL
3楽章セットになっている曲や、曲のプログラムでも、重い曲だけを続けないと思う。やはり軽い曲も必要。
ところが高音域が出ていかない・飛ばない。高音がpowwelほどラクでないので練習自体の楽しさも”重すぎ”て楽しくない。これはPTPドローン(さらに無機質で暗い)でも同じだった。一般的なFLでありがちではある重さが やはりつきまとう。
FLにはクラシックでもこういう”軽快”な役目をアンサンブルで期待されやすい。こんな事できるか!っていいたいくらい器用な事を 短期間で「FLだもんね!よろしく」って求められる時も普通にある。

ウォームな暖かさの明るい曲はいいけど、ライトな音色パレットが存在しない

もしムラマツ本体で powwel的な音にしたい場合は、ラファンくらいの超ライト系でどうにかなるか・・。ただ、羽根的な軽快さは無理そう。

ジャズでのオブリガートについては、芯がある音なので音的にバシッと決めるような所があれば決まるものの、必要とされるFL的な軽かったりふわっとした音が出せない。また、音程が普通のレガシースケールなので 高い方で特に(管を回す関係もあり) ジャスト音程でアタックしづらく、音楽となじまない時が必ず起こる。作曲家やミキサーの人にとっては「MIDIがベスト、生FL収録は 他の楽器とジャスト和音にならず難しい」部分がある。
ブラスバンドなどは平均律系では全くないので 超危険レガシースケールは古典(純正律系)ではそんなに問題ないのかも!? この楽器の時はギター/ピアノにオブリガートを任せてしまう

SRの 音程については、ちょっとpowwelより スケール構造的にレガシーのまんまで プチ改良もなさそう。比較すると近代など平均律系が出せない・・。
他の一般的なレガシースケールFLの中では音程をコントロールできて 調によっては 部分的にハモれるほう。音程的な耳がある程度出来ている状態でのソロでなら音程的にまあ使える楽器。
ただ、初心者にはどこまでも気持ち悪い音程の演奏が出来、悪い耳が身に付き大凶(特にリングでは 吐き気レベル)。

追記 2019年 後付けの プラスチック製 Eメカドーナツについては別の投稿をどうぞ。

ムラマツ製品は 管理人は過去3本(現在も80年代の中古SR)使っているが、近年のものについては、調整ネジでキーを仕上げる仕様になったあたりから 新品でも修理が必要だったり、問題があるという噂が多い技術者の腕が落ちたという意見もあるが、実際にはムラマツの技術どうこうではなくて、ネジがついたのはパッドを緻密性が高すぎるストロビンガーの規格の為らしい。リペアマンのサイトhttp://anet21.com/yoshimoto/flute/essay/docs/20061017.html アフターが大変だそう。
ムラマツは独自パッドがあるそう。最新かは不明http://blog.shimokura-webshop.com/?p=118

サンキョウ(量産の銀1本のみの使用感想) 量産(ハンド/セミハンドメイドでない)でも、機構が優れていた。 特に運指の流れが良く、ムラマツの量産(2本位使用、1つは価格が高いもの)に比べ、ある程度難しい曲も わりと可能だった。この時分の製品の付属マウスピースは 表現力がほぼないものだった。
やはり 何メーカーか使って 一番気になるのは 顎を引っ込めて吹き、息も喉のあたりでかなりUターンさせなくてはいけない為、息が吹きこむほど喉にもろ当たって ちょっと吹いただけで痛くなるも度々あるサンキョウ系本体タイプ。マウスピースをどれを付けても恐らくダメ。これは2005年前後くらいの楽器の感想だけれど、今はどうなったんだろうか。

○ 量産でも一般のメーカーのセミハンドメイドの操作性と大きく変わらない フランス物も吹けるラインナップがある。ただし、ニューEメカも2世代(+1ver、マイナーチェンジあった恐れ?)
     注意 以下は、上の別項”ソルダード/ドローン”の項にも一部ダブった記述。
また、洋銀の機構で管体だけ銀のシルバーソニック(新品35万、管体のみ銀ドローン)は、新品を 試奏した所、ふわっと広がる、多分その技術を使っていない14金より響くんじゃないか?という銀として信じられない 大きな部屋反響があった。高純度銀とは聞かなかったけれど・・。
ドアが開いていた数メートル奥の試奏部屋(管理人はそちらに向け試奏(笑))にいた別の客も、私が 2本目にこれを吹いたとたん、こっちを向いて驚き、なにか相当 言いたげだった!FL経験が長い人は当然驚く。数十年FLをやってきても こんな驚きがあるから たまにお金がかかるけれどFLは楽しい!

ドローンだけの技術なのか 管理人は知らないけれど、近日TVで紹介された、ドローンで”24金加工”の技術を転用したのか? 音域ごと音量がシームレスで十分な低音力(金の低-中音スポットアンプ効果とはまた違う)で、もし機構が一般の洋銀より耐久性がある楽器なら是非お勧めしたい。ただ、昔からあるものも 全く同じ”シルバーソニック”というラインナップ名なので、それは強力な鳴りではない恐れも??(←そんな無駄な事をメーカーはしなさそうだけど)。
従来の一般的なサンキョウは、管理人の知る範囲では、量産しか知らない為かどれも管厚が薄い(所有のと知人ので 明らかにそば鳴りしかしなかった)。

これだけの鳴りは、同時に試奏した総銀、自分で持っているムラマツソルダードと比べても、圧倒的な遠鳴り音量。
管理人は試していないが、これを金で実現していると言う事で、金では音量面でとんでもない事になっているんだろう? 18金では自分の耳がやられるのでは・・(ヤマハ試奏経験から)。
この技術でサンキョウの銀、金は 他メーカーと全く 差が出るだろう。特にバカ高い割に たいして鳴らないイメージの (この技術を使っていない)他社14金など買うよりはいいと 思う。
プレーヤーが”表現派”ならば この最近のドローンは特にお勧めする。金のように”表現方法、曲の様々な世界観・イメージ作り”を削いでしまう事がない。

ただ、店頭に段ボールで届いた時点では、バネ調整がゼロなので性能が非常に悪く見えてしまう・・・一度でいいので 良いリペア(バネ調整)をすれば 総銀以上他メーカーの18金未満(表現力は銀の独断場)のビックリ楽器だ。
管理人は どの楽器も 購入後の有料バネ調整を殆どプロに依頼しないせいか、難しい曲をラクに吹けた記憶が、powwel系(サンキョウも)ではいつも”あと一歩”のイメージが・・。
また、ニューEメカは、再(再/再?)改良された、トーンホールの穴自体が新円のまま小さく点のようになった物よりも前の設計の物(特に三日月状に鉄板がついている物)は、ずっと使ってもEがかなり出にくかった。

マテキ マウスは個体でムラが大きいという噂を1回だけ聴いた事がある。
管理人はカバードを 若いころ4年間程過酷に使用。新品。他メーカーの新品FLと同じく1回もメンテに出さなかった。テクニカル系な現代曲を全くやらなかったからかもしれない。タンポは濡らしていいものと思って使っていた。パッドは不明。  機構は ちょっと部分的だがつながりが悪かった(管理人は人気がなかった当時で50万のセミハンド使用。その後改良の可能性も)。
20万程のラインナップでも、ハンドメイド並みの吹きごたえという人も。
管理人はPTPに変えた時、一部の機構と音量UPだけ良さを感じたので、ホントにそうだと思う。

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音に色が付かないので できる表現が多く かつ音量が大きい高純度銀製について 純度(濃さ)と 製品によっては特殊な新製法が使われ(アルタスリンク PS-Ag997、サンキョウなど)、音量パワーは金匹敵のメーカーもちらほら!!低音も ほぼ増幅で 金のような音域バランスがある! (各社から出ているけれど 手持ちのアルタス-ラインナップで まん中の純度の楽器  について下で紹介)

本体を高純度銀にして 後にがんばって貯金してマウスピースだけ金などにすれば、息がラクで ゆったりした上品でまとまりのよい音になる!純度UPの銀のパワーが 数社メーカーから出ている。
メーカーで素材/パワーの大きな違いはあっても 普通の銀にくらべ音量パワーがあり、特に量産で、管体銀(恐らく2,3本目以降)を買おうとする段階でも 高純度銀だと 値段も変わる事はかわるけれど とんでもなくは変わらず、なにせ楽に大きなしっかり、かつ軽く飛ぶ音が出せるので「いまさら(ノーマルの)総銀を買うくらいなら・・」というターニングポイントのプロダクトとなった。
特にハンドメイドなら、わざわざ普通の総銀をもう選ばない。

高純度銀でも 普通の金属の製法のもので、少し高純度なものしか持っていないのでよくはわからない。

音量の大きい順 試奏や、手持ち楽器やマウスピース吹き比べの結果
バーカート>サンキョウ>アルタス(アルタス高純度でも 純度が薄い製品の方(アルタスAg958))

総銀-高純度銀 メーカーや純度によってピュアシルバー/ブリタニアシルバー、数字表記など言い方それぞれ 
アルタスAg958(通常製法/純度が低い方の高純度銀製)  一(一部、音程(純正律寄り)の件についてはかぶりあり) アルタスのハンド(A1507R、#8900台)を40万ちょっとで中古購入した。キーなど各所かなり色が変わっている汚い部分はあった。ファのキーがわずかに閉まらず音が小さかったのでファの音連動の 左手側にあるフェルトクッションがどうもきれいに取れてしまっていたけれど 最初それを知らず 調整ネジだけ奥までしめてネジ山をダメに・・!「中古を買う」なら、ある程度自分か身内が器用でないと 小さい修理が購入後 ちょこちょこたまに発生し いちいちリペアに預けなくてはならないのでたぶん辛い。上記のネジの失敗より、微調整で修理に出さずすぐ解決した事がとても多かった。細かな問題は 調整したとしても その後もどこかしら たまに出る。だから 調整がそんなに嫌でなく、壊しても調整する方が楽しい! くらいの人でないと、楽器1本(だけ)持ちだったら ボランティアなど本番がたまにあったりするなら 何か起きたら1週間でさえ落ちついていられないと思う。

別項に「アルタススケール」についてあり。ピアノ程度の”正しい音程” で 合奏で不興和音ストレスが無くなり ハモれる!吹いてみると 素晴らしく、低価格モデルもこのスケール構造だそうで 表現上豊かにもなり大ショックを受けた・・平均律ジャストはすごい。 よく吹く色々な曲でも吹いていれば曲想が自然に沢山出てくる!

 ♪ただし昔からのスケールでも どうにかごまかされるように考えられた曲も当然あるだろうし、可能性として、かえってアルタスの方が 音程が合わない曲があるかもしれない。 管楽器はストレッチトという調律で作られ、高音域(ピッチ上がりがち)と低音域(ピッチ下がりがち) のバランスについての問題もあるので、その面で アルタスは合わない事もあるかも知れない。

バッハ、コレルリなどでも、結局分散和音も前の音からのつながりなので、頭にのこった残響でハモっていいプレイができる。
ブラスバンドなどでは 平均律曲なので(詳しくは 純正律の別投稿あり) アルタス社以外の楽器は 今だバッハ、モーツアルト時代あたりの純正律系の楽器の作りで 合奏でソロも和音もピッチの不正確で 問題が常に出やすい。

以下の感想は 手持ちの14K+R18K(&銀用にジョイント部分を膨らましてある)マウスピースの組み合わせで。

私の練習部屋と1フロア違う部屋によくいる身内によると、以前の銀ハンド(ムラマツSR)よりどの曲を吹いても 音量が本当に大きくなったと言う。(SRの時も同じマウスピースを常に使っていた)。他の人に聴いてもらわないと、銀と高純度銀製の音量の大きさの差は 自分ではあまりよくわからないよう(試奏時に持っている左手も振動した爆音量産バーカートを除いて)。
ただ、真ん中あたりのキーがたった1つ浮いていて、息が少し抜けての本番を経験したんだけど、この楽器でも低音とかの音が小さくなって息不足になった。メンテ重要。前日にバラすの厳禁!!

音の出方は 前に持っていた量産の総銀powwel(シグネイチャー)がさらに気持ちよく 低音も芯も程良くあるまま 軽く飛んで行くイメージ。これは銀と高純度の差。パワーがあるので音に芯ができるような。
ロスがないんだろう。なぜか息が少なくて済む。ここも金に少しだけ似ている。最初 この楽器に変え、かなり何曲も連続して吹いて、身内に体力的に大丈夫?と心配された。でもまだ吹けたし、その5日後も同じように 難しい曲を沢山さらったがたいして疲れない。
購入後1、5カ月で、総銀と比べると 少し鬼的体力があるかのように練習できた。

ちなみにマウスピースは前から手持ちの例のお気に入りを使っていて、穴は大きめだし関係ない。本体が硬い金属だから、音波か気流が一点にしっかり集中して やはりロスがないんだろう。

ただし、面白い事も。付属ではないけど 手持ちの高純度銀(サンキョウ)製マウスピースもとりあえずたまに鳴らすことにし、約1週間 たまにこのマウスで吹くようにした。最初はやっぱり音量が足らないと思ったけど、床が板張りの小さい部屋で ある日吹いたら お気に入りのpowwel金マウス(14+18R)を一見上回っていそうな音量だと感じたりした事も・・でもデッドな環境では小さい部屋でも やはりお気に入りの金マウスに比べ 明らかに飛ばない。低音は特に響かない。壁からの反射が来ない。
低音、ソより下の方がいきなり小さい。それでも このマウスピース(マウスピースの項にこれの説明あり) は、中高音の出はもちろん変わらず素晴らしいし、近くでのマイクでアンプ、または録音では、曲によっては音が金とはまた違う良さ。どう言葉で正確に言えるか 今度考えてみる。金の艶やかな豊かさとまた違った豊かさ、パワフル、みずみずしいのかもしれない。音大生レベルのフランスものや、ジャズなどマイクありでなら 中古の値段は破格。

本体を音の伝導がいい高純度銀にした為か、このサンキョウ高純度銀マウスでも金マウス特有だったはずの吹き込みやすさ、息の鳴るポイントの大きさが 良くなって、適当に吹き込んでも この本体では常にバシッと鳴る!「本体が鳴る素材」なら、マウスに無理に奮発しなくても マウスをかなりフォローできるらしい!

具体的な音質 手持ちの高純度銀で高音指向のサンキョウマウスをたまに付けて吹いたら、2日目くらいまでは 高音域が 常に酷く突き刺さる音だった。しかし1週間くらいして中低音も良く鳴らしたら、むしろ相性だったのか 私の楽器の角度が慣れていなかったせいなのか、突出はなくなり、中音域などもどんどん上品な音に変わっていった。
分子の方向とかが共鳴でかわるんだろう。

このアルタス本体+今までのマウスピースにしてみて
この楽器を試奏時からついてきてくれた身内がとても気に入り、家で黙って初吹きを聞いてくれ、主にモーツアルトの早い曲、遅い曲3曲くらいの一部をそれぞれ聞かせたら 今までになく「一番いい!」と大喜びされた。この身内は、プロのプレイにも 相当良くないと文句をいう人なので これは本当なんだなと思った。
このページの別の所にも書いたけれど、ピアノしか弾かないその身内に「音程が正しい」とはっきり言われた。このページの他の項目に書いたので「音程」で検索して読んでもらいたい。アルタスのアンサンブルでの 一番すごいところ。他のメーカーの多くが酷いのかもしれない。

結果 演奏自体が良くなるそうで 彼女は販売店での試奏時、「上手くなったみたいだけど、そう感じるのは 数本のうち この楽器の時だけだから、上手くなったわけじゃないんだよね!」と言われた。
この本体は 高級感のある丸い音で、その直前に所有の ムラマツSRのような”どん詰まった”感じと真逆。金(14K+ライザー18)のマウスピースもつ”華やかさ、明るい系の豊かさ”を SRの時はどのメーカーの総銀よりも 打ち消してしまっていた。
ちなみに ミヤザワも試奏したが こちらはこちらで、金のなめらかさが、ミヤザワの軽すぎる明るさに打ち消されてしまった。多分管厚が薄かったのでは?良く見てはいない。薄すぎるなら 鳴らすのは楽だけれど ただでさえ狭い部屋での遠鳴りの(ガラスドアなどにぶつけた)返りが悲惨なほどペラペラに・・。

この時購入したアルタスについて:Ag958でキィ/リッププレートがAg925。この楽器の制作は 2000年入ってわりとすぐで、本体の付属マウスは まだ現在の多くのメーカーのように ”まとも”なマウスピースが付いてくる時分ではなかった。

C足部管なので楽器をホールドしやすくなるプラスチックの手との間に当てるものを ←片方につけたら 以前も他の楽器でやったけど 難しい曲でのバランスが多少は解消した。 このアルタス(ハンドメイド)にしたら、親指の抑え方が少しだけ変わったが1日で違和感なく慣れた。親指キーの構造はムラマツにほぼ近く、運指によらず右一指し指でなくいつでも使える。
しかし慣れなど別の多少の問題は・・(後ほど!)

このアルタスは 息がターンし喉にもろ当たるサンキョウ系本体タイプではなく快適。吹いたことがなければ、サンキョウのプレーヤーの映像をみればそれだけで分かる。特に構え直している瞬間など。同じくサンキョウのようにキー列がほぼ真上を向きやすかったりもない。しっかり前よりに向く。
Eメカがないけどドーナツ付き?に少し近い 高いミが多少出にくいけれど、前にSRでEメカなしを使っていた(後にEメカドーナツで2/3くらい解消)時より Eメカが関係する数音がなぜかはるかに出やすい。ドーナツ付けたら完璧だろう。音孔にアンダーカットをしているメーカーだからかもしれない。過去、他の楽器に 付けた事があるけど (アルタススケール以外の)レガシースケールの大問題に比べたら 音程の問題は大したことはないはず。

キー面の角度のオフセット 吉凶 元々穴が大きいしそこだけふさぎゴム対策でも古典くらいまでならOK!でも近代以降のソロは 調により無理な曲も。(C足部管で軽いために管が回りやすい組み合わせでの感想)
アルタスは 真上のヘッドジョイントか足部管のほうから銃を構えるようにキーを真水平に持って見ないと全くわからないのだけれど、キーが右手左手の薬指の音孔だけ キー面の角度がオフセット、音孔がわずかに回転している!持ちやすくするためだそうハンドメイドの発注なら オフセットしていない普通のストレートも当然頼めるのではと思うけれど。のオフセットで とてもふさぎやすく 過去私が使用したどの楽器を使っていても 大抵1つは曲により付けていた穴ふさぎゴムが 古典くらいだったら全く不要になった。

この薬指角度オフセットで古典のDdurの曲などの 一番難しい所などはラクに! ただし、一部の連続した運指や 調によってはコロコロしてかえって難しくなってしまった・・。濃い方や14金製以上で重かったらこれは問題ないけれど、高純度銀の濃い方だと 重さが足りるか足りないかちょっと試していない

あといいところは、まあ現代曲をやるプロくらいしか 使わない運指だけれど HI C#が、左の小指と 右人差し指が不要になる。 多くのメーカーの作りでは この真ん中あたりを開けて(左小指) さらにふさぐ(右人差し指) 運指。 これは サキソフォンのフラジオ音域でメーカーごとに運指が最大3種類とかあるのと同じで、メーカーによってはさらに真ん中付近をふさいだり 開けたり、その場所を変えるのも時には必要にある。

普通の”ストレート”用に作られたもっと後の時代の曲で 運指が難易度超UPになる事も!! (※常識的には ハンドメイドでのメーカー注文なら、両手薬指オフセット「なし」依頼は当然 出来ると思う!) 
フランスの曲の一部フレーズが 超難曲化!!現在C足部管を使っていることと、各フレーズの運指にもよるけど、たいてい変え指でない本来の運指の薬指で押さえたら このオフセットのせいで 薬指を押さえた時、特に、例えば”右手は薬指キーだけ”押さえた時に 楽器自体がわずかにコロッとまわってしまい、話した瞬間また戻って回って 特に早いパッセージで運指に変な難しさが出た。これが絡むと 同時に左手では人差し指以下の指が しっかり持とうとしてわずかに力が入ったり・・。ファ♯は 右薬指の運指が かなりつかいづらくなった。
対策は、薬指への自作ふさぎゴム(他の所に書いたけれど 真ん中はカットする)で解決!私は左の薬指だけつけている。私は右手の人差し指もすごく尖っているので 左薬指+右人差し指だけ。でも、やはりフランスもののような曲をやるなら 安定がいいH足部管がいい。

また、C足部管だからか このオフセットが細かくて速い運指で 影響!?高いシでトリルキーを使う時、運指によっては 不可能。このトリルキーの位置が単に悪い?半音階も一部苦手!A♭キーの空けふさぎもしづらい。(少し下の△マークへ)
そのシの時のトリルキーに、プロの弦楽器の人のアドバイスで なんと「自分の鼻の油」をつけたら意外に良くなった。ちなみに左親指(ブリチあたり)、右小指にもつけている。最初は汚くてとんでもないと 思ったのだけれど・・  ベタベタの コルクグリスをつける人がいるけど、それだったら もっと良い、楽器にも悪くない油がありそう。
他のトリルもファの♯の正規運指を使うのだったか単純な運指でも やたらやりづらくダメだった。

△ 左小指のラ♭のキーは小さい手向けの形で ほんのわずかだけど運指が突っ込んだり遅れたりの 時間的不均一になりやすい。大きさがもう少し広がっていれば 早いフレーズ内で右の指でトリルする音もある時に押すことでバランスをとるはずが、役に立っていないのは残念。使いづらいので少々形状を改造しペンチで広げた。熱でやるわけでもないので必ず1回でやる。もしやるなら 何回もやったら弱って変形につながるし、前の使用者に改造形跡があったら、ペンチ後が既にない事を確認する事。表面に剥げがあったら前にやってあるのでやってはダメ。

Eメジャー,とか調合なしのAマイナー、♭3つのメジャーだったかで出てくる、一部の運指が 練習しても安定しないくらい困難に!フランスものの今まで どうにかほぼ出来ていた曲も・・3曲くらい気になった。エネスコのカンタービレとプレストの 119小節の続いている下降のドの音の運指、プーランクのソナタの最後の早い章の わりと前の方の高音のちょっとした運指など・・。
古典寄りの曲、特に弦楽にフルートが入ったのをやるならアルタスだけど、近代は微妙。

・・ということで、他の 純正律系の時代の調は 少ししかまだあまり試してはないけれど、 調性が限定されるジャンルである古典をストレスなく吹きたい人や、難しい曲をやらない人には よさそう

ブリチアルディキーはほぼムラマツと同じ 操作100点のいい位置にあるので 右人差し指でなくてもいつでも使えるいい場所にいいキーの形がついているタイプ。これが、他のメーカーのは総銀でも ソルダードの上位機種でないとダメだったりする。特に使えないなと思ったのがPowwellシグネイチャー。その他がいいだけに残念。
ただし、ブリチは押さえやすいけど 全体の重心が かなり変わるので 運指によっては 使うとかえって難しくなることもあるよう。

ジェット機並みの大迫力!息がいらない! バーカートの高純度銀、中級者用ドローンモデル(季節のイベント、モーツアルトくらいまでなら音量が大なので、ボランティアやバイトに最適!) 
都内最大の楽器店(DACではなく・・DACは金本体/頭部管以外は中古は全然少ない)で、幾つか在庫があり、じっくり10分くらい試奏(本体)した(2014初頭)。マウスだけはお気に入りの 例のpowwel4Kライザー18Kだけど、本体を交換しての鳴りの差を見ているので ご参考に!本当に素材、メーカーなどで差が大きいので。
まず、特に金好きでなければ 金がやはりいらないや、と実感する すごい音量!! ホントに銀系?と思うくらいに金のような低音。銀素材で対して吹き込まずにフォルテシシモが簡単に出る!金の表現幅限界が気になる人は、頑張って、これの上位モデルの200万のを買えばいい!(吹いてないけれど機構がちゃんとハンド系だから高いんだろう、まともなのを期待して買えば・・)。
価格は60だったか40万だったか・・。同店のネットで後で見たけれど、この製品は載っていなかった。確かにどこに載せればいいか微妙な楽器。
なぜかというと 中級者モデルとしてはバカ鳴り、でも上級者モデルとしては 機構が調整してないのか、やはりハンドメイド系でないからか フランスものがぜんぜん普通に吹ける機構ではない。
機構がブローガーシステムというのは、ミヤザワも試したが、取り入れるメーカーの方法によって良さがあまり出ていないよう。ミヤザワのブローガーを試したら短時間ではあるけれど 良くて感動したが、このメーカーのは良さを感じなかった。アメリカンだから、何か機構上のバランスがおおざっぱで キーの位置、大きさかなにかがおおざっぱなんだろう。
でも、キーは調整済みのようで 非常に均一ではあったので、ネジを安ものにしているだけで反発力NGの可能性がかなりある。ま、キーは洋銀だからその鈍さ?でもあるのかな。

または、高純度にありがちだけど”響き”がちょっと弱いので。アラが少し目立ちフレーズのまとまりが悪くなるのが、機構のせいに思えているか・・。
モーツアルトくらいまでは 多少嫌な調でも、コンチェルトの3楽章でもまあどうにかなるけどフランス物は無理。普通の近年の洋銀なので、経年耐久力もなさそう。
ただし、その購入店によるとキーなどの入手が容易で簡単に修理が出来るそう。実際、この同じ新品をもう1つ製品ムラ確認を防ぐ為に選ばせてくれたので、しっかり量産していてしっかり部品フォローが出来ているよう。3年後もメンテ入りはあっても安心。

下↓の方に書いた、手持ちの 高音指向設計のサンキョウ高純度銀マウスに本体銀の場合は ちょっと水道管が鳴ってるようないやみノイズとバサバサ感があったから、バーカートの高純度本体でも品がありそう(期待できる度80%)。95Xの純度のアルタス銀(同時試奏)に比べると 音量、特に低音は完璧以上だけれど、まろやか、響きの高級/快楽度みたいのは落ちる。

★サンキョウの良く鳴るドローン(新技術?)
恐らくアルタスがPSモデルでやっているのと同じだろうけど、近年の新しいシルバーソニックが鳴るのはそのドローン技術のせいだと勝手に断定して以下記述(違っている恐れも) 注意 下の別項”メーカー”のサンキョウの所にも一部ダブった記述。

サンキョウの管体銀(機構洋銀、管厚はデフォルトの薄管の作り)を試奏して非常に驚いた部屋自体の音量(反響)が金並み(14K)に大きく、かつナチュラルに低音まで大きく響くここまで馬力/パワーが多いと、従来はソルダードを選んでいたが、それよりもこの金属加工の新技術が使われているか/否かの方が、コストパフォーマンス的にも重要になると思われる。ここまですごいと 人前で大きい音で吹く場合、暗く重い鐘系の響きで価格が高いPTPや、価格がやたら高い割には金としては音量音色が18金に比べ微妙な14金などを選ぶ必要は全く無くなる。
馬力のあるマウスピースでさらに化けるだろう。


  ~金/金のマウスピース選び~
金は特に18K位の濃さなら圧倒的迫力。音が間違っていても気にならないバシッと決まる説得力。これは特に濃い高純度銀の材質によっては同じかも知れない。音圧や迫力以外の表現力は限られる。テクニックのみが得意な プロの演奏家に多いタイプのプレーヤーには最適だけれど、表現力もあるプレーヤーなら14金くらいにとどめた方がいい。表現力は削り落とされるので、テクニカル面だけでの差が出る。

管体金の場合は濃ければ濃いほど、特に近代フランス曲では譜面に無い「雰囲気」がキモだけれど、それが表現出来なくなるので、どれも同じように テクニカルを強調した「スピード感」か 音の大小だけでの表現で「狂気っぽく」なってしまう傾向がある。なんだかどれも前衛的な現代曲のようになってしまう演奏が多い。私個人的には 世界的なプレーヤーの中で、表現力もあるプレーヤーのCDは やはり銀製でプレイした物しか心に残っていない。
譜面に表記される範囲の「音の強さ、弱さ、速さ、遅さ」というような表現にほぼ限られてしまう。音単体では ゴージャス感がある音だけれど ある意味で”物資”としての音色に限定される。曲での表現面では、近代曲で頭に浮かぶ雰囲気や独特の世界観などは 18Kのように金が濃ければ驚くくらい表現できなくなってしまう。

金製 クラシックジャンルなど生音プレーでは、FLが ”大きい音を出す”のは ほぼ最重要。伴奏のピアノの音量は、総銀FL VS ほぼふたを閉めたグランドでは 中低音で いつもピアノのほうが大きくなりがち。
管理人は昔、外国人の相当な金持ちな(家の)友人に、濃度の高いほう(18K?)のヤマハの金(人気のシリーズ)をちょっと吹かせてもらったのでそれについてのみのコメント。例えると、低純度の銀までは”紐”、高純度銀や金が素材にある程度入ると”リボン”のような音の束になる。この濃度の高い金では、風邪をひいて熱が出ていてものどと呼吸に問題がなければ、まともな音が出るくらいの楽器だった!絨毯張りの 音響が最悪な所でも 遠くまでよく届くような。

※以下は特に高純度の「高純度銀」が出てくる前の話 
上記の18金製はそっと吹いても、吹いている自分の耳にガーンとくる音量。広いところで吹こうがちょっと耳には悪く、かなりの重量。友人から受け取った時 本当に落としかけた。管理人は その時分PTPだった。
◎重さのある楽器は ある程度テクニカル面が必要な曲でも 運指が変わっても回転しない良い面がある。こういうとき 普通の銀製などでは 音色のこだわりがなくてもH足部管にするしかない。

音が優美で まず吹いている本人が音に酔うし 吹いていて落ち着く音。中低音が大きく安定感があり 高音域でも音が飛び出さなく、艶/余裕があり優雅なまま。14Kだと、この良さは1/3くらいに落ちてしまう。(管理人は試奏のみしか経験無し)。
フランスでは、18K以上が金のフルートと言われるのは納得。

ただ、知人のその総金は濃すぎるのか、音の種類(発想)のヴァリエーションが出来ず、良く言う色の付きようがすごく、音色ができあがっていて いい音なんだけど、音色のコントロールは出来ず、曲想の表現が限定される音だった。
弦と合わせる時などはマウスピースを銀などにすれば大音量をそのままに 解決するかもしれない。 (↓ワーグナーのpppの所も参照) ”濃い金には体力いる”的に書いてある FL販売サイトあっが、実際だと思う。アンブッシャーとして多少太い吹きこみが必要だけども、18Kなど濃い金では 少ない息でも簡単にパワフルに鳴る。一般に濃い金が大変と言うのは、アタックが弱い(タンギング⇒アーティキュレーション能力)関係の話かと思う。
多分 管全体に響かせるまで時間がかかる関係か。または 金属が 質量はあるがソフトで、勢いが出づらいからかも知れない。ソルダードは パワーを必要とする。↓下にある別項 ソルダードとドローン参照

音に色が付く、表現に限界がでる事について
金では”音色固定!”で、いい音色だし発音も安定し 吹く方も本当にラクだけれど 金ではその為 音色以外の部分の 音量(ダイナミクス)とメリハリが重要な 表現手段になるとだろう。それプラス 器用さ・テクニカル面も場合により求められるかもしれない。

表現だけについて言えば、高音の響きの量が金と多少似ているPTPの方が 音が丸くない(高音がうるさいものの良く出る)せいか、多種多様な表現ができる。

14Kは 効果の割に価格がやたら高いので管理人は所有経験がない。14kが安いメーカーも探したが それは良くなかった。18Kはダメだが 弦楽器と14Kまでは違和感が無いといわれる。

金らしい音のyoutubeリンク。1:33~ (最初説明文字 数十秒 その後 なぜか鼻歌?) 金の純度が高そう。http://www.youtube.com/watch?v=ZMG2_ltyWGw&list=PL5B24D25D85324949&index=1&feature=plpp_video バッハ(本当は作曲者の時代には 木管だったが・・) http://www.youtube.com/watch?v=qBXJ60HbhDM&feature=related

      ↓優雅な響きにこだわらないまでも、馬力(&小さい息での音量)と、減衰しない低音は 少なくとも
      14金以上が必要なイメージだが、一部パーツだけ金をとりいれることで 金額と音に(金特有の)
     色が付く事を避ける対策について。

木管-概要だけ(グラナディラ製 他)については 別投稿”木管 音の特徴”を。管理・音量などデメリットについてもhttp://flrepo.blogspot.jp/2012/03/blog-post_15.html 曲のyoutubeリンクは 金とはまた違う 柔らかい音!(教会で多用された調律による)。

また、トラベルソという ほぼ機構のない 少し安いもの(リコーダーが横になっただけ)についても多少書いてある。バッハ、モーツアルトなど古典派前後の曲はもともとこれの為の譜面だったため、現在のC調の調合で吹くより明らかにたやすいそう。確かに、通常の(モダン、C調)フルートでは非常に難しい音使いがこの時代の曲に、しかも重要なポイントで出てきてしまうことがたまにある。(トラベルソのドは ピアノのドと同じものと、シ♭のものなどがある。♯や♭が0~2つくらいまでの調用)。

他に、フルート ダモーレというものもある。モダン フルートと同じような機構を持ち(安くない)、トラベルソと同じで ドを出すと実音♭シ(ラ)で、管が太いためにキンキンさが抑えられ、アルトに近い落ち着いた音なのだそう。管内の面積が大きいので、低音も響くのではないか?(低音用スピーカーのように)
サンキョウHP (A管 (ラ)) http://www.sankyoflute.com/j/catalog/damore.html
移調すればモダンFLの♯♭の多い調の曲もほぼ吹けるだろう。


管厚(管の金属の厚さ) powwelの標準くらい管厚が厚い方が一般的には 遠鳴りでも中低音の音量が落ちず大きかった。例外もあるそうだけれど 巻き管でつくると 鳴りの個体ムラが大きく、発注して1本しか選べず大失敗したという話も。アルタスはこれを安定させたと工房がピパーズで2014 1月号で言っているが、同じく厚め系で 対極のムラマツSR(2000年より少し古い製造/デフォルトの管厚)では powwelよりさらに厚すぎるのか、H足管では音が少し暗い印象だった。
カタログにはないけれど ノーマルの銀は銀でも質か何かが違う(確信がある)。

SRでは マウスピースを鳴るものに差し替えても、正直、SR(数か月使って十分鳴るようになった状態)では響きが止まった。
powwelより重-い重-い音。吹き手以外の他人から意見を聴いていないので 実際に暗いのかは不明。

お気に入りの14金で18K(金)ライザーのマウスピース(※ この後 このブログで頻出する 奮発して買った所有マウスピース) を付けた 最近の異様に良く鳴る管体銀の中級者用サンキョウドローンより音量が無く、音が暗かったのとそのショックもあって後にSRを売却した。
こんなに鳴るなら、セミプロレベルなら ソルダードの粒立ちは(アンサンブルや、アンサンブルでのマイク1本録り以外では) 正直どうでもいい!!もしそれでも埋もれるなら、特殊な立ち方だけど 一人だけ前に立てば 解決するかもしれない。


マウスピース 
ジャンル別の合う特性
自分の最も得意とするジャンルに合うかが重要。
 ・テクニカルな現代音楽をやるのか  ←全音域パッと出るもの。残響のある、ピュアシルバーやPTP以上(本体も)
 ・フランスもののような激しいものをやるのか  ←最高音域が簡単に出やすい物
 ・またはバッハやモーツアルトのような古典寄りや、むしろ正確なテンポキープや正確なリズム/一定のフレーズ取りのものをやるのか。(ジャズも) ←キンキンする最高音域は無視(中古でいいものがみつかりやすいかも)。唄口は大きめ(音域のジャンプ/突発的に思いついた音がしっかり出る)。
上の別項(金ライザー)にも書いたが、クラシック音楽をやる場合には 演奏する場所の残響が 劣悪な事も多いので、もし貯金が出来るならば、マウスピースだけは銀/14金頭部管(ライザーも14K)ではなく、PTP/各社高純度、または高純度寄り銀(ピュアシルバー)/18金のパーツが効果的に使われているパワーのあるものを薦める。


中古マウスピースを多く扱う楽器店で 自分の楽器を持っていき、自分のめざすジャンルに最適なものがあるか、探すのをお勧め!

良いマウスあっての 楽しい練習。練習でも楽な方が上達、新曲レパートリーを開拓したくなる近道!これは沢山試奏して唄えるマウスを経験して分かった。私にとってはpowwelのシグネチャーに楽器をかえた時の付属マウスが偶然良く、マウスピースの重要性に気がついた。
powwelシグネイチャーは管体も響く事もあるけれど練習量も少し増えた。学生なら20歳前後/または 中級者くらいまでは、沢山練習する時期で、機構と同じくらいに重要


ヨーロッパではマウスピース別買いがプロにもアマにも一般的だそう。 オケでの例 (1:18) ソロなどで時々見るマウスだけ金弦楽器とのアンサンブルでは 金はこければ濃いほどミスマッチで場合により悲惨ただでさえ (アルタスとかでなければ)音程の問題が大きい上に・・。これから高純度銀(爆音素材のバーカートあたり)プラス金マウスが 増えそう。 http://www.youtube.com/watch?v=ZQ0BYRes-rQ&feature=g-vrec 

ポイント
マウスピースは音の出る最初の所。以下の全てのバランスが大事。ただし、録音目的だったら低音などの音量は無視できる。
音量(クラシックなどマイク無しなら特に低音。でもクラシックだからマイクとアンプなしでないと・・は固定観念。会場が特に厳しい事はある事はある事はある)。
・表現力-表現のしやすさ 好きな曲を吹いてみて 曲想がわいてくるか。楽器の音程構造も関係する。
鳴らしやすさ。ポイントの広さ/音の当たりやすさ
跳躍時に息を適当なアンブッシャー(口の形)で吹きこんでもポイントに当たってはっきり鳴る事。跳躍が大きい/続く時や、ジャズのアドリブでの予測出来ない時の跳躍がやりやすい事。
長時間吹いていたり体調が悪い時に厳密なアンブッシャー(口の形。音域で変えたりする)が崩れても音が出る事も 1要素。試し吹きはしっかり。
ただし穴が 大きすぎる場合(初心者用に近いもの)は、長時間吹くと息が辛くなる。息が大変という人も、吹き込み穴は大きめでも、本体が鳴りがいい素材(高純度銀や14金製以上)なら、ポイントの広いあたりそのままで、息の量は少なくて済むように変わる

・マウスだけ変更での 音量UP(金素材や高純度の銀) または音色変更(金/木製素材)

1つのマウスピースで音量/音色/発音しやすさ/程ほどの残響 のすべてを実現するには、14/18金のマウスピース管の中からチョイスすることになり 金額が非常に高額になる。そんなにハードな曲を本番で吹かないのなら、それぞれ特化したものを 2つ位持っていれば充分。
落とした時の保険になるし、ある程度 慣れたらマウスピースを練習の途中でかえれば、蒸気が本体に行かなかったりタンポにいい面も。


いいマウスは 中古販売の店にあるし、選べて2度楽しい。ただ、金だと45万(安い14金系)~60万前後(少し高めな14金管)。
ここ30年前後に 製造された国内/アメリカなどのフルート大手の楽器どうしなら 他社マウスを差しても ピッチの問題も大抵は無い。(詳しい店員がいなかったり 不安なら同じメーカーどおしなら大抵OK)。
一見とてもいい音の日本の工房などのマウスがあるが、本体は(バロック/純粋ピッチ系構造でなくても)ピッチの問題が大きいものもあるそうなので、マウスも場合により怪しい。判断が 経験者でも1人では 見誤る場合があるだろう。

表現力のあるマウスピース(中古)
量産であっても 鳴る本体があれば、表現力のあるマウスピースだけを購入して付ける方法がある(口径注意!音、音程 相性もあるので本体持参で)。
最近は、マウスピースの重要性がアマにも浸透し、都内の専門の大きな店では中古も充実している。下は6万円~、上はハンドメイドフルート本体を買える価格の金など。

吹いてみて他のマウスよりとてもいい音のするものでも、自分のその日のコンディション等トータルな面で鳴りが日により安定しなかったり、音のまとまりも非常に悪くなりがちな物もあるので、本体と同じく体調が良い時にできれば選びに行くようにしている。
特に マウスだけ1本買いなら、要望/予算に不足する物しかない場合は、出直したほうがいい事もあるかも。 入荷/在庫タイミングは、特に人気な物・人気でなくてもいいものは宝くじに近い。ダメなら買わないほうがいいような、在庫薄/価格比で品悪の 時期も あるかもしれない。
私は ギャンブル運がなく、宝くじ等は何年やっても当たらないのでやめたけど、近年3、マウスと本体それぞれ かなりのレアものをゲット出来た! 行く日を、その日や前日のカンなどで選んだほうがいいみたい。

とりあえず吹きやすいという面だけだと、リッププレートの形状がプレーンではないものの方が ラクな物が多いイメージ。現在の世間の新/中古マウスの流通量を考えると、プレーンが圧倒的に多いので、プレーンで鍛えた方がいいという考えもあるが、管理人は凹んだものについては自然だと思う。絶対必要でもないけれど。
特にカーブしているものから プレーンに替えた時は 鏡を暫く毎日数回 見てアンブッシャーの確認を。

ちなみに管理人使用のムラマツSR付属マウスピースも 唄口付近のリッププレートが凹んだデザインで、プレーンよりかなり吹きやすい。 銀独特な暖かい音で、古典などでは絶対使わない 高音域のほぼ最高音以外非常にソフトな繊細ないい音。銀で高音域が耳にかないのは管理人も始めて見た珍しい作りただ、銀なので”線状”の音。金は”リボン状”で、 まとまり(仕上がり)力、低音音量には 銀はどうしても欠ける。タンギング関連の音をまとめるのにも腹筋コントロール/タンギングの工夫が常に必要に気を使うには限度がある。

一般的に銀のマウスはマイク/アンプを使うジャズや、パーカッシブなところがある元気なバロック/モーツアルト付近の古典を弦楽器とのオケ/アンサンブルをするのなら(木製管を除き別投稿あり)相性面でだろうただ、クラシック音楽での生音本番では 残響のしっかりしたアコステ用の場所か、天井が低くフロア張りのある程度小さめな部屋までだろう

マウスピースのみ感想 素材 サンキョウ ピュアシルバー(他に先駆けた!?サンキョウ高純度銀) 爆音バーカートの管体高純度銀-試奏については このページの他の所に。 
初心者が銀につけるマウスとしてならよさそう。結論から言うと、パワーがありわりと良く響くので、本体に向いていそうな素材。
マウスに使う素材としては 響きが足りず音があと一歩まとまらない。 高音以外でも独特の高音の高周波?ノイズが出る音域が少しある。もう少し繊細な素材の方がよさそう。

高音 中音 低音のバランスは、(中音あたりに対して)低音の音量バランスが 銀素材のように大幅に減衰せず、シームレス。マウスピースだけでも遠鳴りが 通常の銀より少し大きい。

マウスだけだから少しだけれど高純度銀で低音も増幅するので、演奏上 低音が楽で吹き込みがいらず疲れない。
このマウスは高音指向モデルのせいか鳴る素材の本体、例えば高純度銀の本体にはもう高いファかソあたりから高音突き刺さり傾向になってXだった。

アルタスの純度Ag958頭部管と、このサンキョウの低音音量を比べた所(アルタスAg958本体にさして)、サンキョウの方が遠鳴り的な低音が良く出ているようだった。サンキョウは他の人に聴いてもらってはいないけど、アルタスのほうを3M以内の小さい部屋で聴いてもらうと、お気に入りの金のマウスピースより低音以外は音が大きいと言われた。低音もそんなに違わないような事を言うけど、長く効き比べしてもらったわけではない。

銀より響くがバーカートの高純度(とりあえず近くで聴いてもらうと粗さが多少あって品は少し落ちる)や金のようには響かない。でも銀のようにパーカッシブな音切れでもない 中途半端な素材・・。銀に短いビブラートがかかった感じというか・・。

2分音符など白玉の多い曲の場合は 非常に華やかで非常にいいが、逆に 速いテンポで細かく刻む、スタッカートの多い曲では、金ほど残響がフォローしてくれず/銀のアタックとも違い、どうしてもカスカスしがち(普通に吹いて 下手に聴こえてしまう)。

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遠鳴りについて (一般には総銀)製FLや 特に洋銀FLは一般的に、特に響かない広い演奏場所では、後席側には 高音部分やノイズっぽい周波数だけしか聴こえない!
遠鳴りがしないと言う事は⇒体育館の後ろくらいに離れると低音あたりが抜け落ちて中音域から低音域がカスカスの音になる事。こういう楽器は 学校の教室サイズでも奏者の創造以上に迫力に欠ける。
演奏場所は大抵、自宅の一般的なリビングのサイズの3倍かそれ以上、またはジャズの店や普通の何かの場所なら 部屋は小さくても音を吸収するじゅうたん敷きも多い。

遠鳴りは、吹いている本人には分からないのが特徴。まさか届いていると思っていても、遠くでは”酷い音レベルになってしまっている事が遠ければ遠いほど普通”に起こる
特に洋銀の楽器では 吹いている本人の耳にはとても大きく聴こえるので誰かに言われて「まさか届いていないとは! 」というのが良くあるパターン。これをある意味”近鳴り”と言う人もいる。むしろ、銀などもっと鳴る楽器だと、吹いている方はそんなに大きなしっかりした音に聴こえない場合が良くある。

銀では中音域くらいまでは鳴る。もし洋銀なら本体にはパワーがなく、良く鳴るタイプのマウスピースでのフォロー(このページの別項参照)もほぼ効かない。別件だけれど マウスピースの相性などで”ビービーと割れる”ノイズを吹くほうは耳元では感じるが、聴いている人には”よく響いている”としか聴こえないそう。他の聴いている人に確認した。
金製管(特に18Kなど特に濃い金)は共鳴しないものの、管理人の場合クラシック音楽本番では ピアノと2人でやる事が殆ど。なにかしら金の助け(↓別項目に 金の頭部管/メリットなど紹介)があると 吹きやすく客席まで簡単に低音まで届き、とてもラク

実際に楽器を購入検討する時の音量確認
クラシック音楽での使用なら 店の部屋の遠い壁や 展示品のガラスの面などに向け 音をぶつけて反響を立体的に試すといい
ただし、極端な消音にしてあるデッドすぎる試奏室もある。ショーケースガラスのあるところで少しでもいいから 音も反射を高音低音見る為に吹かせてもらう事。
最悪 試奏室で店員に聴いてもらう方法もあるけれど、客観的な反応は期待できない。
洋銀・薄めの銀では 大抵 ほとんど反響がないが、その手の楽器は じゅうたん敷きなどの響かない場所でプレーすると 聴き手には もっと酷い音圧になる。(薄管はサンキョウなどで例外あり。ただ従来からの製法の薄管では 非常に 大きな所では ある距離以上で一気に音圧減衰するという情報も)。

2つの楽器で どちらかに決める場合、知人・店員にある程度部屋の端など 離れたところで特に低音の音量を聞いてもらうのもいい。洋銀(銀じゃないほう)のFLまたは銀でも鳴らない素材のものは、良くそば鳴り (耳元だけ音量大) する楽器ほど、遠鳴り(離れた所での音量)が反対にとても悪い(中低音が弱)く、注意!

サンキョウRT-3マウスピース高純度銀+銀本体
3種類のラインナップ(恐らく本体購入時)のうち”高音指向”の設計。元RS-1。S社従来タイプでないモダン系/高音指向(HPより)。中古6万円台で購入。

銀より明らかに反応が良く、響きも少し多い。高音特化モデルだが 低音域は 銀(管理人は過去多種使用)よりパンチ/多少響きがあり吹きこまなくてもラクに音量が出る設計もいいかもしれないが 素材の効果も大きいと確信。
(18K以上)の長所の一つ”まとまってない息も受け止め音にする”のと同じ長所がある。ちなみに低音の音量は PTP付属のマウスより 大きくいちいち吹きこまなくていい。PTPより中高音は音が小さいし響きは少ないが 低音が減衰せず非常にパワフルでバランスがいい!PTPは別項参照。
高音域の発音が 驚く程簡単!(旧名の”RS-1”は一時有名だったNRS系だそう)。最高音のドも、そんなに高速でなければギズモキーなしで ほぼ管も回さずたいてい出る。もっとも高音特化なタイプのせいか、どうもやりすぎで、非常に極端な低音の跳躍などはすこし吹きづらいような?? 
ただ、ピッコロ(とかぶるような)音域もラク。フランス物はやはり最高音域が多いので、このマウスピースだと 高音が出づらいマウスに比べ、本当に練習が1/3位で済み、ストレスがない。最近他社でも販売されている 本体購入時に”選べるマウス”は恐らくこういう傾向が 多少ありそう。

このRT-3だと、趣味レベルなら EメカなしでEメカに関連する音(E音だけではないよう)の跳躍が少ない曲なら 多少出来る事が限られ疲れるもののEメカがそれほどいらなくなる。特に非常に高速/テクニカルな曲や現代曲などでなければ。
H足部管は(恐らく)重さがある為に、あまり動じずバランスがとり易くなり高速な曲が吹きやすくなるようだが、このマウスピースだと 高音域などで 息が入るジャスト(厳密な角度)な持ち方で楽器を持つ必要がなく、C足部管でもOK。軽くて練習にいい。(管理人は好みで プラスチックの管を太く持ちやすくする市販の輪を バランスとりに片方などに使用する事も多い)。

一番 管理人が使える!と思った事は、別投稿に書いた”自作の消音器”のように、木の板を反射板に載せた時に、減衰が非常に少ない事。
とても低音の減衰が少ないので、ある程度の広さまでなら これで木製品FLの音質でプレイできる。
******************ただ、木の音質への近いか?の点で、金マウスへ付けた時ほど 効果が無いようにも感じるので 確認中。******************

そういうことで発音面で全音域が均等でラク。
その面ではラファンも同じ。(試奏経験のみ。試奏したのはライザー18金・アドラー付き) ”なんだ、ラファンじゃなくても均等に鳴るのがあるんだ!”と驚いた。素材のせいなんだろうか・・。国内で買うと、通常の倍くらい高い人気のラファン社のもの(注!制作者2名)は個人で直にHPから買うと 日本の店頭の半額だそう。(他サイトの情報)。 サンキョウHPには”本体購入時は ライザー金を選択できる”よう。
また、ラファンのマウスは ”音色の表現力”についてはアンダーカット過剰な設計(迫力、強弱(ダイナミクス)関連の弱さ?)なので 後になって”飽きやすい”というのもたまに聞く。ただ、アンブッシャーが とてもおおざっぱでも とりあえず(酷くない)音にはなるので、クラシック音楽のプロが難しい事・調子が 特に良くない時に 使う場合もある。アドリブや作曲の人には、想定せずにいきなりどのNote(音)も空に浮くように軽く出て、色んなNote使いのバリエーションが増えやすいので、ベストチョイスだと思う。

音量必須のクラシック音楽のジャンルで使うなら、このメーカーを選ぶより前にまずマウスが18金、または管理人のように少なくともライザー18金(で管体14金)かだろう。ラファンのは異常に価格が高いので、別のメーカー(2,3流メーカーも)のより濃い金のものを 頑張って発掘した方が完全に安い場合もある。本体にさしてピッチが問題ないかは、ちゃんとした店でも わからない店員も普通にいるし、音大のFL卒でも必ずしもあてにならないので、理想的には弦ともしょっちゅうアンサンブルをしているようなFLの先生 または弦楽器のプロ(ソロのセミプロはX)を もし連れていければ 理想。

RT-3について、音大生や真面目に修行していて、フランス物/現代音楽のレパを これから増やしていこうとしている人には、このようなマウスピースがあると非常にラクだろう。音域を全部使いテクニカルな為、1つこのような中古マウスを まず色々、複数の店舗で試してみる事を 強く薦める。

ただ、このRT-3が合うフランスもののような元気系/激しさを特徴とする曲ばかりを好む、マニアっぽいお客さんは稀。トータルに考えると 情緒/様々な表現技術を最大限に 出せるような、違うマウスピースも持つべき。
管理人は方向性として、専門的な曲よりも ”FLらしい”曲を 人前で演奏する機会が多いが、やはり一般の人から「良かったよ!」と言われるような曲というのは 音楽的にほっとする曲だったり、何か思い出させるノスタルジーのある曲だったりで、すごく悲しかったり あんまりポジティブだったりドキドキしない曲ではない。

また、管理人はジャズを趣味でやって アマチュアセッション等しているが、その場合、RT-3では高音多用ぎみになり、スタジオやお店の音響・お客さん(特に男性の耳)にはとてもうるさく聴こえるらしい。また、マイクを通しての音量も 高音の部屋の跳ね返りが激しい為 自分のソロで音を出しはじめた後でも調整がほぼ不可能な面も。(じゅうたん敷きでも難しい)

以下も銀本体+マウスピースのみの感想
かなり近くで アンサンブルの楽器録音にも使われる無指向性マイクで録音してみた所、吹いている時に 感じた程の”強すぎるアタック音”にはなっていない。低音もアンブッシャー、息量等 ほぼ変えずに安定して出る所がとても良い。ただ、はっきり言って近くでの録音用としては非常に良いし、素晴らしい音で録れるが、基本的に なんだかよくわからない素材の音になるPTPはキツくて重いが、まだ個性としては分かりやすい。 

古典のスローな楽章(白玉が多い曲)を 2Mくらいの近くの場所でアマの身内2人に聴いてもらったところ、評判はいいし ブリリアントな音が生きるが、金/PTPのような倍音の響き・残響が クラシックやフランス物などには 少なすぎるよう。 (アンサンブルや客席のような離れた場所での録音等は未確認) 音がバサバサするのを吹いていて感じる。パーカッシブ(打楽器的)な吹き方での最近の曲やジャズのインプロビゼーション練習にはいい部分も。

ジャズでの使用について はちょっと難しい部分があるかも。銀より響きがあるので、管理人もジャズ使用で本番でアンプを通すと、つい小さく吹いてしまう。(小さすぎると人に言われる)。 自分の耳元の響きが大きいだけなのか、マイクでひろうアタックが大きくスピーカーから聞こえるからか、音量が大きすぎて客席からかえってくる反響のように どうしても勘違いしてしまう。
日頃スタジオで アンプを通して練習していても お客さんはいないので 実際に演奏する所では また違ってしまう。

ある程度の金素材やPTPなどが含まれない 特に響き(残響)の強くない本体にこのマウスをつける場合、(上記本体の項と同じ事を書くが) いちいち神経を使い非常にきっちりタンギング等しないと、ぼろが出やすい。吹いている時は響きがある程度はあるものの、その後の音切れが良すぎる(短すぎる)。スローの ほぼ白玉で出来ている 優雅に単純に明るく歌い上げる曲 (タンギングが常に速くない曲)には非常に合うけれど。でも実際には たとえば子供向けのボランティア演奏でさえもいちいちマウスピースを取り換えるタイミングはほぼ無い。
**試奏場所と在庫 ヤマハ銀座 Y社製新規の2,3本(10~20万円、
展示専用かも)のみ。銀座山野は20万以下のものも幾つか有。DAC
にも行けばあったかも。金は14Kだけでも大量にあったし。
沢山試奏しても買う必要は全くない。不安なら”今日はいろいろ試すだけです”と 先に店員に言っておくといい。
マウスピースのみ金
ある程度の純度があれば、中~特に低音域で音量増幅する。特に18K。高音音量だけ突出する対策には、これだけで相当改善し効果が大きい。この2点で、全音域のバランスがとれる為、息のコントロールが相当ラクになる。フランス物などダイナミックな表現が重要なの時代以降の曲には必須。これらの曲は 高音多用(優雅な音質)、低音多用(迫力/最低限の響き)がある。例えばヴィドールのスート 1楽章のラスト音は 低音ドだし、この(低音の多い)曲を銀でやると 迫力が必要な曲だが迫力がいまいち出ないイメージ(演奏場所の残響にもよる)。

”仕上げ”力がある。銀マウスだったら気を使って大変な、フレーズをまとめる/楽なタンギング、(弱い息をとりこぼす為の)ダイナミックのつけ易さ(多い息、体力が必要)から解放される。アーティキュレーションの工夫の余裕もできる。
ジャズではアルトFLを持ちかえる人もたまにいるが、アルトでないと良く鳴らない低音も良く出て、質実際に表現に使える音域が増える管理人はマウスを金にした事で、アルトを購入検討していたが要らなくなった。
ジャズでアルトを、メインやFLのバックアップに使えるのかというと、やはりXだと思う。ジャズでフロントをしていると、かぶってしまう音域がやはりノーマルのFLくらいがちょうどいい。リード楽器より埋もれやすいし。だからバックアップにはやはりもう一つのノーマルのFLだろう。高音が相当出やすいアルトならいい面もあるが、特にクラシック音楽では管が太くなると操作性が落ち、簡単な事も困難になる点もある。
加えて音の柔らかさ、音と音のなめらかなつながりがUPし、音楽としてのまとまり易さ/完成度が上がる。一般的な曲が楽に仕上がりやすい。自動的に音楽的なフレーズになりやすいので、音作り(表現)に専念出来る。(FL本体まで18金だと 吹くのに楽な面は非常にUPするが、音に色が付いて型どおりの表現しか出来なくなる面がある。フワフワした快楽的な音なので、それだけを求める”金のFL”好きなお客さんも割といるのかもしれないが。)

金マウスだと 他人に聴こえる音も快適になるが、やはり、ライザーあたりで金属の反応が良く、銀では荒い音になるような息まで うまく受け止める。管理人の18Kライザー(のみ)では非常にその効果がある。よく見ると、ライザーの下2/3は18金だが、ライザーのうちリッププレートのある上の方は14金。銀は”線状”で、18金(濃い金)寄りは”リボン状”の発音イメージ。銀のように、音色コントロールにまで腹筋を始終使わないでも、少ない息、方向付けでそれらしくまとまってくれる。

多少デッドな部屋でもホールのように少し響くエフェクト効果があり練習で吹いても気持ちがいい。練習への抵抗も減るアンプ無し環境での演奏では、じゅうたん敷きなどのデッドな場所での音量対策に必須。
マウスピースを14金(45万前後~)、18金(60万~)などにするなら 本体側も程ほどパワーがあったほうがベター。銀程度で実際にもしっかり鳴る物につけるべき。本体はなにせ面積があるので、ここが洋銀/木管などだと 大きな音でしっかり伝える事は出来ない。

管理人は当時DACで14金マウス(震災前の高い価格で60万円前後)を15本程試奏したが、ノーマルの14kマウスでは残念ながら 目的の中低音の音量は それほど変わらなかった。結構高いにもかかわらず・・。かといって18Kマウスはとても高くハンドメイド総銀が買える価格なので断念した。その対策が次の”ライザー”
頭部管のみの中古価格例 DACメーカー別(マウスについては 恐らく在庫のほんの一部) http://www.kkdac.co.jp/inst_info/flute/pricelist.html 
銀座山野楽器(下の方)  http://www.yamano-music.co.jp/docs/hard/flutesalon/0used.jsp ヤマハ(在庫少 ほぼヤマハ製 新規銀ベース各種のみ。Y/他社製共になにかしら7万円以上高い!) http://www.yamahamusic.jp/shop/ginza/p/flutehp  (ラファン社は非常に高く、同じ素材の他メーカーの倍の価格)。
主にその”価格”の対策として、本体 銀に、14金のマウスピース管+ライザーだけ(出来れば濃い)という選択がある。(管理人の現在の最終選択)。14金管ベースでのリップやライザーの試奏をし、結果、ライザー18金/またはリップ&ライザー18金については、音色音量などが 金の音にかなり近付く場合があった(リップのみは変化なし)
そして 管理人のマウスも14Kベースの管(←このあたりから金寄りの音色になる)にライザー18K。これに変えてみてまず分かった事は、以前使っていた銀マウスでは 金属的な飛び出す高音がある為、知らない間に気を使い常に調整していて 吹きにくかった(ストレスだった)という事。
横で聴いていた身内が気が付くと 横で爆睡・・。というのを2度経験。「つい寝てしまった(銀に比べ)うるさくない」などと言う。
リップも(ライザーだけでなく)金にする効果は それほどない可能性も高いと思う。 ちなみに私のはライザーのみ18金。購入当初から数か月、ライザー部分を見ると1/3は14金かのように赤くなく、境目は丘/山の形に液体が垂れたようだった。あるとき2年以上して あえて見てみたらその赤くない部分は無くなっていた。ライザーは全面 18Kだった。
ライザーがライザーとして効果が出る18Kだとして、リップも18金にしたほうが効果があるのかは不明。息はアンブッシャー気にせずに吹き込める可能性はあることはあるけど、息を当てているのはやはり主にライザーだろうし。サンキョウのマウスピースラインナップを見ても、ライザーだけ金は多いし、私は実際 14金のマウスとライザーだけ18金を比べ、相当低音音量/音色的に違った。
ただし、銀に金ライザーはメーカーによるかもしれないけれど効果が薄くなりそう。ほぼ見つからないけれど 18金以上なら効果はあるかも知れない。お店によっては入荷したら教えてもらうよう頼めるかもしれない。知る限り 頭部管の在庫を真剣に置いている店はDACか山野しかなかった。

長期にわたって調べた訳ではないけど、その2か所の頭部管扱い店+ヤマハ(自社製しかも3本程度)で、銀ベースでのリップやライザーの試奏もし、各社の中古マウスやヤマハ新規マウスを 色々試した。試奏したそれらのライザー/リップなどは 14kばかりで18Kではなく、金の効果は殆どなかった。ライザー部分こそ柔らかい18k以上を使わないと意味がない。
銀は管の太さが金より太いので シールやテープで隙間埋めして使うが 響きにはほぼ影響しないイメージ。一番おすすめは、ルーズリーフの穴に補強で貼るテープ。メーカーにもよるかもしれないけど とても薄いしプラスチック製で丈夫だし調整しやすい。たまに抜けるがどうにか使える程度だと、どんなにテープを細く切っても取れやすくなったりで出来ない。セロテープで上から止め、練習が終わったらマウスピースにくっつけておくなどがいいだろう。
また、金のマウス唄口形状は、銀の唄口とは一般的に変わるそう。管理人所有の14金”ボストン”タイプ(ライザー18K。リップも?)は かなり四角めで非常に大きく、それまで銀ばかり吹いていた管理人は ”これは金持ちの初心者向け?”と思うくらい だった。フランスものの曲などで必要な 勢いのいい超高音付近を使うのには ミスマッチで全く不適だが、それより古いクラシックや、ジャズジャンルであれば、適当にどんなに吹いても ミストーンがほぼ全く出ずストレスが無い!中低音のアンブッシャーだけのための練習は必要なくなった。プロオケの人のサイトによると、唄口が大きいものは吹きこむ量を増やせるため、音量をある程度は増やせるそう。

昔管理人が買った、銀に普通の金メッキは最悪だった。
吹いてる本人にはわりといい音に聞こえるのが問題。購入後 身内に 音がバサバサしてるとか 何それ?的に文句ばかり言われ大ショックだった。管理人の知人も これで失敗している人がいる。悪いことに、「あの人、金なのに なにあの小さな音量と 酷い音は!」 となるし。

金管楽器への金メッキ効果と、FLへの効果は全く違う為、なにか誤解して買ってしまうかもしれない。中低音の役割の金管楽器には”そば鳴り”とかはない。管理人は少しだけ金管をやって発表会にも出たが、マッピの違いでの 遠くへの音量の差は、FLに比べ驚くほど無関係。
ちなみに 効果は知らないが マウス内側をゴールドメッキというのを イワオというメーカーでやっているそう。http://www.iwaoflute.com/flute_customize.html
////////////////// 管体に戻って・・・特殊編 ///////////////////
特殊な メッキの銀 PTP-ムラマツの銀にプラチナメッキ 管理人はドローン使用 ( 現在ソルダードverが出ているけど 銀ベースなので演奏にはソルダードだとさすがにパワー不足かも。)

PTPは高純度銀本体が各社増えている事で、ソルダードが低音以外のパワーがあるわりには安いものの1つという1アドバンテージのみに・・。なにせPTPは 110万位で高い上、全体音量は大きいものの 最近の各社製 高純度銀は低音の 金製的増幅が PTPよりあきらかにあり、金のような音域バランス。低音の弱さだけで見ると 負けもあるかも・・(両方持っていた事はない)けれど。特に私がPTP使っていた時は 付属マウスピース(もちろんPTP)を使っていたから、多分それが大失敗だったと思う・・けれど どの道 誰もが メッキでないプラチナ製で 言うように どん暗く、音は大きいのに 音の飛びがホントにドボンの印象そのものだった。有る程度響きのある楽器は、マウスピースで音が生き返る事も十分あるので単に金マウスに変えると良かったんだろうけど その頃はよくわからなかった。
しかし、そのムラマツPTPは 1990年代の時点では高純度銀などは一般的メーカーは作っている話は知らないくらいで一般的でなかったので、 金を買えなかった為に この一瞬の”先駆け”、私にとっては救いだった。特に広い所の演奏で 非常に助かった。曲の中に低音が多いと吹き込んでも鳴らない点では かなり苦しかったけれど!

PTP(ドローン)に変えた時、ネットで他の人のブログにも同じようにあった悲しい話なんだけれども、やはり私の 身内などは音量面以外については”良くなった”と全く言わなかった・・。それだけ優秀なセミハンドだったと思う。(◎◎◎全く大量生産的でない)。

  こまかく・・・
◎◎◎大きな音。絨毯敷きの少し大きめの宴会場などでも 中低音が後ろまでちゃんと届き、部屋のレスポンスがあった低中高の音域では金のマウスピースのような低音増幅はゼロだけど、全音域の音量自体がかなり大きい為、低音の音量は 金に少し近い部分があり多少解決。その点で銀よりは吹きやすい。(だけれど・・・)↓
高音域は銀のようにやはり突出気味で金に比べ扱いづらい。(別項↑ の”金のマウス+ライザー”/金マウス等に変えるととても良くなると言う人も)。ピッコロ的という人も。金のソフトなベルベットな艶はと対極。

面白い例:管理人は足部管(H)だけPTPだが、本体はSR。その足部管にするだけで、響きなのか音量がはっきり増す。身内にも聴き比べてもらった。またそれだけで中低音が吹きやすい。ただ、↓その2にあるが、マウスピースまですべてPTPだとX。

◎◎ 響きその1 銀に比べると明らかに 表現パレットは繊細ではないが、クラシック音楽のプレイ上ではVolが意外に重要なのでその意味で表現力にプラス。アタックが多少あり残響も少し長く、銀より簡単にフレーズ/アーティキュレーションがまとまって上手くおさまる。銀よりも金寄りの良い反応で、ドローンでも銀ソルダード以上のプレイ上の良さがある。やはり銀をそれなりに鳴らすなら、18金以上のマウスピースでまあどうにかという事になるのでは??

×× 響きその2   響きは非常にあるが、鐘のように重苦しい響き。管理人は PTP購入後 暫くして分かったのは、管理人にとって吹くといつでもナーバスになる ”常暗”の音だった・・。重金すぎるのか・・?吹けば吹くほど どん暗くなってきたりイライラするとまで感じた。まだ購入して新しいし 不良で吹きにくい訳でもないし安くない価格帯に奮発したしで、そんなバカな事はないだろうとそのたびに思い返していたが 残念ながら確信したし数カ月後本当に嫌になった・・。
現在ネットで見ても 複数のオーナーが、やっぱり後から、なんだか良くないとか、自分のレベルが低いようで合わないので売る・・等と言っている。かなりすぐに売ってしまう人も。
××デフォルトのPTP付属マウスは 完全に機械製なのか 表現が限定されストレス管理人が買った時分のは スポットが極小なのも難だった。音のパレットが少ない。高音が銀と同じく鋭すぎなまま。マウスくらいは明るい物に変えないとパワーの良さを殺してしまうとりあえずその対策マウスを追加購入するなら、金額&本体とパワーが近い”高純度銀”マウス(↑響かなすぎ&中古があれば傷なしでも7万など安い)あたりで 使えるものがあれば 練習が嫌になることもなく本番もOKだろう。

◎メッキが頑丈。というか、銀にPTメッキなので 初心者が使う銀メッキ楽器のメッキとは当然違い、管理人は毎回クロスで吹かないけれど、長年、銀の新品よりピカピカじゃないか?という状態。それでもメッキは 主に常に触れていない所から黒くなる(もしくは汗の成分が偏った場合によりまれに黒くなる)が、それも経年変化としては 普通に見える。
ちゃんとクロスで拭けば、油分も広がるだろうが、管理人は本当にPTPをメインにしていた学生時代は管理が荒かった・・。現在でも(本体は事故り)足部管だけは使っているが、本当にピカピカなままだし、メカの問題も一切ない。(一時タンポを破った部分を修理&油さし多くて2回のみ)。

×弦楽器とも全然合わない。管理人と遊びで合奏していたメンバーは、音楽的にも相性がとてもよかったし、弦のメンバーは まともな楽器で現役のプロオケの人もいたが、こちらのコンディションがどんなに良くても どうしても共鳴せず。PTPは金色でなく銀の色だったが 関係ないよう。
◎冬、洋銀/銀では エアコンなしの場所では 楽器は普通はすぐに冷えがちだけれど、PTPはいったん管が温まったら、驚くほど冷えなかった!体育館/講堂のような場所でも 温め続けなくても正しい音程で鳴らせる。(多分 金製管でもほぼ同じ?) 
×長くて重い響きが ジャズのインプロビゼーションには たいてい発想を阻害しNG

最近、どこかのメーカーでは金とプラチナを混ぜたメッキもあるそうで、どうも試奏した情報しかないが こちらは打って変って評判がかなりいいよう。音の大部分が、地震派のように表面を走るんだとすると、そのうちメッキが良くなれば、高い金を買わなくてもほどほど良くなるだろう。これからは合金よりメッキが楽しみ!
powwelのオーラマイトはどうも2種類あるよう。 内部が金の、昔のタイプ?の物は評判がどうも悪い。
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-------   ------- FLのパーツ/形状/オプションなど詳細 --------    -------

ソルダード(ハンダ付け音孔)とは
「思っていた通りの発音をするけれど 気流的な詰まりが強く 音量が落ちるので 素材は 金かそれに近いパワーが必要」

ハンドメイド製品では 音が粒立つソルダード(音の穴についているふちの輪がハンダ付け)は 聴き手に自然な出音/発音/アタックがある。

ハンダ付けは、録音(=離れた場所から聞いた音、客観的な耳ともいえる)で聞くと、音が一つ一つ粒だって、”立体感”があり これはドローンと強烈に違う。タンギングしていない音も、勝手に軽くタンギングしているかのように1音1音が独立し、出したい発音イメージに近い。 しかし、スラーではひっかかるというか 不要なロスがあることはある。
最初、ソルダードは 吹いていると はっきりした発音で病みつきになるいい部分があるけれど、ソルダードは出る前に 内圧がプレスされるのか 音が出る直前一瞬、気流か響きが かなりひっかかる 飛行機が着陸時に”フラップを思い切り出すと、重要な揚力(上へ-FLなら音量)は増すがパワー(前進-吹き込み)も必要になる”と同じで、一つ一つの音は ポン!と出るのだけれど。

練習で 家で吹いている場合には 少し低音音がはっきりしている他はそれほど良い効果はないし、引っかかり感が常にある。管体素材が 普通の銀 (新工法の 圧力成形とかでない銀)かそれ以下のパワーの素材なら ドローンのほうが絶対にいい
ムラマツのハンドと、アルタスのハンドを使ってわかったのは、普通の銀程度の素材なら ソルダードだとマイナス面が大きい事。私のアルタスは高純度銀で、中くらいの濃さの金のマウスピースでもやっとこさだった。
人前で吹く時の余裕だけでなく 毎日の練習上も 思ったより音量的ロスが多く、正直疲れやすく、特に基礎を積む段階では 余計なストレスになる。20代の若い人、まだ演奏をしない1年生前後の音大生くらいなら大丈夫かもしれない。私が中学生時代、銀製でハンドメイドを使っていて凄く上手かったのに 管楽器から転向してしまった同期がいたけど、楽器のせいだろうと思う。

金かそれに近い濃い方の高純度でなければ、 体調がいつもより好調くらいの時以外はちょっとハード(若ければ大丈夫)。演奏する際は、あれもこれもやりたくなるから ソルダードにしたせいで 音圧/音量が得られず 吹き込みが必要で 余裕がなくなる恐れがある。その点 ドローンは 多少パワーがない銀素材製でも 体調が悪かろうが 吹く事に負担を感じさせない。

フルートをやる本人が ソロが主体で、特に3人以上のアンサンブルはそんなに重視せず、特に ある程度パワーが出る素材の楽器なら、ドローンが最適。軽くふけるというのはとても大事で、本番で 特にバイトでは 練習で合わせるごとに いきなり色々な要求が出る事などがあって 銀のようなパワー不足の素材で ソルダードだと 練習でもとりあえずいやになってしまうし、本番や会場で音出ししても「うわ これはしまった!」と 思うくらい酷い事になるはず。

過去2社使った銀ハンドでも安めで普通のラインナップしか私は使ったことがないせいかもしれないけれど、銀ではソルダードもドローンも ボランティア以外したことがないし、音圧面で大抵の会場では不足はなはだしくなってしまう。

私は手持ちのアルタスの高純度銀-純度が薄いほうの「925」で 各音孔にアンダーカットのでは  「よし 吹き”込む”ぞ!」的に練習毎ならざるをえない。息少々で音が出る (中くらいの濃さの)金のマウスピース使っていてさえ少し疲れる。ドローン時より 練習をすぐやめてしまう時も多くなった。ピアノなど他の楽器もやっていて 笛人間ではないからでもあるけれど。

吹いている本人の音の違い --------- 一度でもソルダードまたは 金属製のリード楽器(FLと違いハンダ付けが普通)を経験してしまうと、特にパワーが金や”超”高純度銀レベルでなければ、ドローンは 特に最低音ミレドあたりでしっかりタンポが塞がれていない”鼻水を垂らしている”ように感じる。吹いている時は  ソルダードでは同じ押さえ方/吹き方でも ちゃんとタンポが塞がる感がある。 

初めて管理人の ソルダードの楽器の音を聴いた 家の外にいたクラシック好きの身内は、ソルダード/ドローンを聴き分けられる為、”CDなどと同じプロの音になった!”とからかわれた。正直私は この道ウン十年でも プロのCDとかでも 気がつかなかった。

でも特に濃い目の高純度銀以上の 「音量が大きく迫力/響きのある材質」なら 好みにもよるけれど 粒立ちはあまり気にならない。本体関連でも書いたと思うけれど、 普通の純度の銀や ちょっと濃い程度の高純度銀では、ハンダ音孔だと気流の負荷の方が気になりやすい楽器が殆ど。いちいち吹き込まず、気楽に吹ける余裕は 本番ではすごく大事。


以前、他のメーカーのドローンから、powwelのドローンに 変えた時、その時の方が ソルダードを聞きわける身内や他の身内が「いい音・曲」だねと、良く褒められ続けたような事があった。ムラマツのソルダードは 素材か管厚の問題があったのは事実だけれど、その家族たちは 一切 いいことを言わなかった。
ソルダードはタンギングが多少ごまかせる。タンギングしなくても 音の粒立ち/立体感があり”弱いタンギング効果”がある。特にタンギングしづらい所や、タンギング大量(古典)の場合に おおざっぱでも助かる事が多い。ただしごまかすにしても ブレスもスラーも 正しい位置で。クラシック音楽には非明記ルールみたいのがあって ダメな場所は多い。(先生の前ではごまかせない事も) ドローンではフレージング的に 曲中 タンギングをしそこなってはいけないので 練習時、「舌のトレーニング」がおおざっぱではダメ。舌の筋肉を付けておく的。特におしゃべりでも”舌っ足らず”な傾向な人は ソルダードがいい

アンサンブルでは、離れた場所で聴いている人には ドローンは 周りに音が埋もれてしまう。アンサンブルの人数が増えるほど埋もれる。 ピアノとのソロ、+α がメインなら、(従来からのタイプの)ドローンでも十分いいだろう。その他楽器に埋もれる事はない。

・指向性マイクでの録音 ソルダードは 指向性マイクで いい音を録るのは非常に簡単。音が1つ一つ飛ぶので、離れても 録れる。正確には「引っかかって溜まって」から飛ぶ。ドローンには指向性マイクは合わず、唄口のかなり近くにマイクを置く必要があるけれど 近すぎれば 息の雑音が入り、離れれば音がベストでなくいいポイントがない。最近は韓国製など価格はかなり安くなった 業務用でよく見るようなファントム別電源の大きいタイプのコンデンサーマイクを使うしかない。

どうしても指向性マイクしかないなら 対策として アンサンブルでドローンなら、違う部屋でFL専用マイクを 置く(全体+FL計2トラックにとどめる)などでコントロールするくらいしか・・。

また、木製管の場合は、音色のアピールが強い楽器なので、録音ではそれほど苦労しない。定番の有名なVo用マイクで 色々と試した。アンサンブルでなく単体で録るなら やはり指向性マイク。
また、コンデンサーマイクは 良すぎて 雑音を拾うので、シェアウェアなどで削れるものなら削った方がいい。録音用でないスタジオでは コンデンサーマイクは 隣のバンドのも拾う。
意外なソルダードの小さい落とし穴:非常に小さい事ではソルダードで近くでのマイク録音で、 ミと♯ファ(薬指)の運指のばらつきが 気をつけてそうとう厳密に指を動かさないと 録音でもたつきとして録れる。世界レベルのトップ人気のプロのCDで”ソルダード特有のもたつき”が毎度その運指で もたついている酷いものも1枚だけ持っている。そのプレーヤー以外のソロCDをいくつかもっているけれど、このCDは酷かった。 対策は 一部の穴を市販のカバードにするゴムで解決する。音の飛びは近距離で関係ないんだから!

また、ソルダードのせいだからか・・特に購入から1,2カ月は2、3日以上空けると 管全体が一体でないせいか 管が鳴りづらく、響きづらくなった。なんかヴァイオリン的。

ソルダードのチムニーの厚さ/形状など、従来から改善するメーカーもあるようだが、昔の製造方法などで 接着面 付近に関して弱くなるような作りだったりすると、指の力がかかるだけに、後の耐用年数に疑問がある。 逆にドローンは 耐用年数は最強のまま、音もよい成形法も出て来た。


☆アルタスの音程 弦と合奏では日本のメーカーならこれしかない☆
音程(ピッチ)-少なくともピアノに近い位の”正しい平均律”が出る楽器。特に (後期)ロマン派以降、ブラスバンド曲などで大問題。 ただし、ソロをやるなら両手薬指オフセットなしのインラインで発注できなければ 他メーカーと2本持ちを

アルタスだと、CDでチャイコフスキーの弦楽セレナーデをかけながら 第1楽章の出だしと一緒にテーマを吹いてみても、どうにか そこそこいい音で合わせる事が出来る。しかし、ムラマツ、ヤマハなど一般的なメーカーや工房が使っている従来からのスケールの楽器では、CDに合わせているだけなのに おっとっと!というくらい 崖続き 状態になると思う。ワーグナーの有名曲の ppやpppの所など、もう転がり落ちる位合わない。

平均律、つまりピアノと同じ音程が 息を吹き込んだだけでは出せない いわゆる”音痴なフルート”が、現在使用者数では最も普及してしまっている。 とりあえず平均律がでれば、(和音ハモり相手の楽器などが酷くない場合は) 雑音というほどにはならないのだけれど 平均律でないのが問題。弦のプロオケの知り合いに言わせるとフルート”音痴な楽器”だそうで・・。その面では 諦められている楽器だったけれど それをアルタスがかなり解消してくれた。

特に古典でない曲を 合奏で吹くと 和音で苦労する事が度々ある。 ”(一般的な)フルートはなぜか合奏で フルート以外の楽器とハモりにくい・ほぼハモる瞬間がない”と感じる人も いると思う。弦楽器は 管楽器などに比べて 最も正確な音程が出せる楽器で、一緒にやっていて正しいように聞こえるのに自分のFLと酷く合わない、ウルフがしょっちゅう出てしまう、合唱などではハモれるのに・・など。
それは、今の普及型フルートの音程設計(つまり調律・穴の位置)が、バッハの時代に使っていた調性に沿いすぎた 古い音程設計でできているから。近代以降に作曲された曲や和音を 合奏で吹くと合わない時があるのは、基本的に現代の平均律の音が出るようには なっていないから。ロマン派や近代以降の曲を吹くには そのために音程面でかなり気を使う部分があると言う事。   --純正律については別投稿あり。

FLはソロ (相手はピアノ)なら、それほど目立たない。
チューナーで ある調の音階や半音階を吹いてみて、もうアンブッシャーは安定しているのに メーターで低く出る音、高く出る音があると思う。それを”技術で”直せというのが 今までの考え方。
しかし、音量でコントロールしなければならないというは フォルテをピアノで出すのが技術という事で、そうなると管を回さないとフォルテでは出せないなど 気を使い続けたり 不可能な事も多い。
その「妥協」できる音程が アルタスの設計にある。

小手先で直したり 早いパッセージではフレーズ中の大事な音中心に”音程の高低の間を取る”しかないけれど、限界がある。練習しても 指をさらうだけで面倒なのに”音程の未解決(他楽器と不興)フレーズ”部分が なにかしら出る。つまるところ「ただ吹いたら音痴」なので 常に気を使い、 合奏でpppで吹く時などは、”フルートだけ”が正しい音程で吹けない、となる。作曲家によっては全く気を使っていない。
プロとして合奏するような弦の人達は耳が本当に良く、セント単位で違いをわかるので調律師になる人の割合も多いくらいで、アルタスを使っていなかった時分 私に 「まずそれをやらないと」と言われたが、とうてい不可能でお互い気分が悪かった。

アルタスのような平均律での”ほぼジャスト”は、表現力で楽しみたいプレーヤーにとっては ロマン派や特に近代以降の表現が とても面白くなる。

アルタスの音程設計と 従来設計と違い  管を 常に音程の為に中や外に 始終回さなくて良くなる!中級者くらいなら 通常の構造の楽器では ピッチ調性の為 演奏中ほぼ無意識に楽器を頻繁に回しているけれど、これがいらなくなる。

最初このスケールへ慣れるには、とにかくC、Dから・・と幾つかの音階(調性)を一番いい音で吹くのが1週間くらい必要だった。中級者以上の 合奏経験者は、いきなり本番などで合奏したら「無意識にひどいピッチを治すための回しグセ」で 逆に混乱して場合によって大混乱しそう。
一番高いファ♯以外は 回さなければ 全てとりあえずほぼ平均律なのでOK!。普通のFLよりずっといい音程が出ている事を 頭に置けばいい。
私はピッチ合わせがそんなに早くピタッと合わせられるほうではないし、この楽器に変えて3日くらいはどうも適応できなかった。管を回す今までのレガシースケールの楽器の時のクセがあって、アルタスはやっぱり独自スケールだからもしかしてダメなのか?と本気で思ってしまったが まったくそうではなく、本当に音程が完璧な音孔構造だとわかった。 1週間やって、なーーんだ的にわかるし、その後 別段 なにも練習しなくても定着する。いままで無駄な事をやってた部分を「なんにもしない」にすれば そのままジャストピッチだと 言う事が 自然にわかるので心配ご無用。

ピッチ調整の為に Eメカドーナツが無かった時点では 管を回す事もあった。一部のファの♯など だけは回す必要がある。中低音、普通の高音は ほぼ何も回さなくて合う!!もしかすると、FL以外も含む管楽器共通のくせである ストレッチト調律(高音ほど高く、低音ほど低くなる 電子ピアノや生ピアノで標準的な調律)の悪さもかなり収まっているのかも。
FLパートは アルタスでないとダメ!と指定する指揮者もいるくらい、とても多くの大事なフレーズのピッチがぴったりまたはどうにか平均律くらいには セーフで 合奏で合ってくれる音程設計(スケール構造)。ハモるってことは 自分が「音ピッタリ!」と感じる感覚。だから手持ちのCD、youtubeのオケなどとの ”合奏”もアルタスだけで本当に楽しい!このノリで他パートのサビも譜面なしでつい 吹いてみたりも、これまた楽しい!出す音全部がハモっているくらいの感覚。
ある意味今までの 大変なイメージのフルートではない。

FL全体を音程コントロールの為に回転させていた事で、指や手で無理をして緩衝させていたのが無くなるのは 体にいい。吹いていて感じていた音程の気持ち悪さがすっかり取れる

良い面 、多少の悪い面

☆アルタスは通常仕様は「薬指オフセット」になっている☆

・各右・左の薬指部分が角度だけオフセットしているので 他の楽器ではわりと使っていたいつも穴ふさぎが 最初の段階では 不要だった。(このページの他の所にも記載のオフセットについての詳細)
・アルタスは穴が大きい。音は理論的にはわずかに大きいはず。でも、ふさがりづらい指があって 右手全部の指が寝てしまって気が付いた。それで左右薬指にも 穴を小さくするために 真ん中を抜いたふさぎゴムを付けた。フランスものなどもこれなら大丈夫。曲によっては人差し指(私の場合 他の指より細い)にもつける。

個人プレイが必要なソロ曲では やはり運指によって楽器が手の中で転がりやすい。基本的に転がりやすいものは、これを付けて良くなるのはあまり期待できない。

☆アルタスのハンドメイドは音孔のハンダ部分に鉛でなく金が入っているので 長期使用で劣化しないそう。

私のアルタスは 購入当初Eメカなしのストレート。Eメカなしなのに、以前使っていたムラマツSR/Eメカなしと比べ Eメカに関連する幾つかの音が 「Eメカドーナツの”小さいの”でもついているのか?」と錯覚するくらい出やすかった

※Eメカドーナツの別投稿参照。Eメカドーナツには 穴がとても大きいものもあり、それ交換したところ、効果が落ちた。

私は この アルタスにEメカドーナツをつけてもらった。元々、最初からEメカなしなのにSRのEなしの時に比べると あれ?と思うくらい出る楽器だったので、息の吹き込みが均一/適当になったのはもちろん、もしや?と予想はしていたけれど 快適で ”おもったよりまともな楽器”に!

ヴァイオリン譜の早くない曲の重音も 出そうと思えば(もちろん装飾音として)全部の音がわりときれいに出たり。修理帰りにすぐ高音指向のマウスピースで吹いたら Eメカなしの吹き込むクセもまだあるのか Eメカ関連の音が さらに上の倍音まで軽くでてしまった!!

これはフルートをもっともバーン!と鳴らすE音(付近)を 響かせていて良い!アルタスでドーナツでなくEメカ付きはもっといいんだろう。
とはいえクラシック音楽の曲では、跳躍音によっては調/曲により多少の苦労もあり。

どのみち、アルタスではEメカドーナツなしで本番も何度かやっていて、曲ごとの蒸気をふき取る事を忘れるとたまに大事な音が出ない事があったりする程度で、演奏の評判はクラシック音楽好きのお客さんたちには、いつもとてもいいので、やってきてよかったなあと生きがいまで感じます。
アルタスの天使のような音程に救われています。

H足部管/C足部管
持ちやすさ、特に難しくない曲での演奏しやすさは C足の方が持った時のバランスが明らかにいい(男性の場合は不明)いつもなんだか吹いた後 肩かどこかがぎくしゃくする。ねじれが出ていそう。「FL奏者なら整体に定期的に通うのは普通で、自分も行く」というセミプロもいる

H足部管にしても 音量的な影響はない。足部管はCでもHでも、ドローン、では 最低音付近はモヤモヤした発音になる。金、特に高純度銀などでは どのみち大音量でひびくので 好みやアンサンブル人数にもよるけれど それほど気にならない。

いいところは 特に 難しい運指/トリルが続く曲では H足管だと 楽器がブレずバランスが安定し 明らかに操作上C足管より持ちやすいと感じる事が時々ある。
管理人は C足管で 一部のクラシックで(私にとって)多少テクニックのいる曲を沢山吹く場合、ねじってしまうというかどこか手など腱鞘炎になるような場所1、2か所が少し痛くなったりする。難しい曲にはC足は合わない。
私は プラスチックの管を太くするものを片方につけて 多少バランスを取ってみたりしているけれど、それを付けた部分のどこかの指の運指が 逆にうごきにくくなることもあるような・・。調によってはやりにくくなるよう。  右が下げ気味になりバランスの悪さはある程度は解消。H管より重くなく 音は明るいまま。付けると大抵の運指/アンブッシャーが 意外に安定する。
高音でも”わりと”ブレづらい。管理人は このセッティングをわりとメインにし通常吹いている。
この丸まったプラスチックの断片のようなものは2つで600円位。つかむ部分の  四角をすべて△にハサミで落としている。初心者の場合、特に片方付けるのは先生に恐らく注意されるかもしれないが、
アンブッシャーはマウスピースに適応する部分もあるものなので、理屈ほど悪い影響はないかと。どのみち鏡でアンブッシャーをたまに見て、混乱したらはずせばいい。

H足音の低い”シ” 音自体は実際のプレーでは多くのクラシック曲では使わないし、代理の音を使える場合もあるが、演奏も クラシック音楽を依頼されるようなうまい人なら1つ必要。超高音でのH足特有のノイズ逃しの ギズモキーも練習しておいたほうがいい場合もある。すぐ慣れる。

また、H管にすると 耳元では高音でのキンキンノイジーが消える。聴く人にも 多少はマイルドになっているかも??H足管は、本体の特質に 音が落ち着き、しっとり上品に落ち着く/音が重く、少し暗くなる 性質が加わる。
H足管にする場合は音が暗くなる対策でリングキーが一般的


参考 ムラマツのリペアマンのH足管、ふさぎゴムでの音程の問題(↓にかぶるが)などについても項目あり  http://www.muramatsuflute.com/repair/repair_room03.html

C管を使うプロが意外に多い理由 18金などだと軽く(または安く)したいという理由もあるようだけれど、銀でも重さ、長さが 体にまさにジャスト!ジャズではアマもプロも殆どC足部管。ただ C足は キーを押さえただけで手の上でコロコロとするので フランスものなど少しでも技巧の必要な曲には適さない。でも一方で 楽器の重さコントロール範囲なので、瞬時に管を回転させ ピッチ/かすれ具合をコントロールできる場合もある。アルタスではそんなに必要ないけれど日本の大手フルートメーカーの いわゆる音痴なFLにはいい場合も。

例えば キーほぼ解放の”ド”付近の音程が 極端に上ずってしまう楽器(大手のハンドメイドでもある)のような場合にも C管だと 無意識に管を回し調整出来るので H管より細かく対応できる。
だからレガシースケール(アルタスでない)の楽器で アンサンブルなどで ピッチにシビアな場面があるならC管は多少はいいかもしれない。古い音楽では 最低音Hはないし、Hは 発音に不確実性が多少ある音。ちょっと凝ったソロでもなければ この音域は低音が得意な 他の中低音楽器が担当する。

C足+高音指向マウスピースでも高音が楽な効果 当ページの上記↑別項、サンキョウの高音志向(ピュアシルバー)マウスピースにも書いたが、このようなマウスピースでは、最高音域が多い曲を吹いてもC足部管でもかなり安定し、厄介なところでも指に集中出来て指が回る。

足部管の小指のオプションの滑りコロは 付けると音がなりだしたり重くなる事から付けない人が多いけど、やはりそのままでは なめらかでは無いので グリスをちょっとつける必要がある。管楽器奏者ではないオケの知人は 鼻の脂、耳うしろの脂は この用途ではないけれど 楽器に使うと言う!最初はぞっとして無視していたけれど グリスだと 天然でなく埃も大量に付くし、それがついた指で管を持つので付いてしまいよほど常に意識した場でもないと 最悪。
天然の何かオイルを探した方がいい。ドラッグストアで色々試しなかでやめた方がいいのもある。馬脂は最初から生っぽく匂うし、ばか高い高級ヘア用オイルも意外に直後 排気ガス臭っぽくなったりした。最初一瞬はいい香りだった。今、ゆずの油をためしている。
だから こっそりなら鼻の脂は一番無難で正解。他には (一番高音の♮シ の時用に 右手の下の)トリルキー、できれば左親指のキー&ブリチアルディキーにも必要
ちなみにハンドメイドでない量産楽器では、正直それ以外の運指の流れもおしなべて悪いし、やる曲がそんなに難しくないなら 必要性を感じないかもしれない。けれど楽器の負担にも お勧めする。

リング/カバード キー
カバードは 低音でも持っている倍音成分の高音域あたり?が こもってしまい、特に吹いている”本人”が 酷く閉そく感を感じる。ただし ジャズプレイヤーは コードベースのアドリブ、常に発想する頭脳労働での指の自由度が必要だし、またアンプ使用が普通なので カバードが非常に多い。
アンプは高音の音量はどうにもなるし、どんなに響かない部屋でも 理想的なホールの響きを作れるのがすごいところ。電池式で小さいのにいいものもある。
クラシック音楽の広義のプロは どこでも演奏できるものの かえって会場が響くか始終 気にしなくてはならず、とりあえず パワーがある素材の楽器を使う。金の楽器が多いのもそのため。

クラシック音楽で、高音域には リングキー特有の変え指が色々ある。パユのようなビルトゥオーソプレイヤーで、現代曲もやるなら 特殊な正規外の運指指定もあるのでリングキーの選択しかありえない。しかしながら譜面に指定されていない場合の困難な運指については、そうとうな経験者の先生のレッスンであっても ”企業機密”で、教えてもらえないので自分で別の運指を 開拓する。フルートは形状がどのメーカーでもたいていほぼ同じように統一されていて、キー数も少ない。リード楽器では一番上の音域がフラジオといい、正規運指ではなく なんとメーカー/機種ごとに1つから3つくらいの運指のどれかを使ったりする。フルートはフラジオでよく使う音域は 正規運指でカンタンに出るんだし、変え指も ちょっと探せば苦労せず簡単に見つかる。気流を逃す為に離すキーも試すといい。さすがに いいのがない場合もあるし、覚えづらい場合も。
カバードでは 音量が少しだけど はっきりと落ちる。むしろ音質が変わってしまうと思う。

ジャズでリングキー  私はマイクを使うジャズを少し前メインでやっていたけど II-Vなどよく出てくる所は得意な音使い(手クセ)を優先して使うし、出やすい音・出にくい音も練習で想像した上で音を出すので、リングキーでふさぎづらい運指がもしあっても 自然に使用頻度が減るだけだし問題はなかった。
ただ、リングだと 指をふさぐことに実は意外に神経を取られてしまうようで、ふさぎゴムを全部にしてカバード状態にしていた時期は、コードや音使いに より集中でき アドリブの音使いが自然に増え、ジャズとしては適していた。アウトに出ていくなど ジャズの技術をどんどん定着していこうとするならカバードかまたはふさぎゴムを全部使用すればいい。ジャズだけど 音質にもこだわるという人は カバードだと 家の練習で 音がこもっていやな人もいると思う。

ムラマツの技術者によると穴ふさぎゴムなどは本当は音程上NGだそうhttp://www.muramatsuflute.com/repair/repair_room04.html
実際はほんとうにわずか。Eメカドーナツよりもわずかでほぼわからない感覚。それよりはレガシーなスケールの楽器で普通に音を出す音程の問題のずれの違いの方がずっと大問題。

リングキーふさぎゴムなどの参考に! リング穴の大きさ(管理人の使った楽器の例)
サンキョウ木管とムラマツハンドSR(←わずかにpowwelより大きいか同じ)・powwel総銀(シグネチャー) サンキョウ量産総銀>村松PTPドローン(20年程前の製品)と量産。 ムラマツ量産とサンキョウ木管は見て分かるくらいの違いがある。弦楽器を始めたら、左手に余裕が出たのか右手も急にふさがりが良くなった為もある全く予想外だった
powwel製にはpowwel用ふさぎプラグがあり、管理人がシグネチャーを買った際付いていたが、結局表面だけではなく 上記ゴムと同じ容量を埋めてしまって 浅くなるので音程が狂う面は同じだろう。
ただ、狂いはほんのわずかで、弦楽器で耳を鍛えた管理人にもほぼわからない。ピッチの問題としては この件よりも FLとしてやらなければいけないはるかに難しい合奏での問題があるのでそんなに気にしなくていいのではないか??ただ常に使う場合、最大でも2つ3つにしたいところ。

このプラグは 単品で5000円くらいもする。全部使うっていうのは ピッチにも微妙に悪いし本来おかしいんだけれど、シグネイチャーでそのプラグですべてふさいでみたところ1、2個明らかに小さいものがあり、外れてしまい使えなかった。量産だけど やはりマウスピースと同じく人の手も入っている(笑)。

ちなみにアルタスは、↑にも書いたけど 各右・左の薬指部分が角度だけオフセットしているので 他の楽器ではわりと使っていたいつも穴ふさぎが 最初の段階では 悩まず不要になったようだった。(オフセットについては このページの他の所に詳しく記載)

ふちを3ミリ位たっぷり残し穴が小さめのものを作った。これだけでもふさぎゴムなしと比べるとわずかに音がこもる。理想は彫刻刀のカーブのとかだろうけど 手元になかったのでカッターの先だけを使って、穴はガタガタしているけれど幾つか作った。

カバードからは 意外に簡単に慣れる。沢山吹けるなら1,2か月。H足管の場合 一番低いH音(シ)だけは もう少しかかるだろう。ソロ曲でめったにないがたまーに譜面にあるが、代用の音を使ったりと必ず出さなくても ほぼいい音。

キーの持ち/痛み度合いについては、リングは一見中心を正しく押さえているようだが、アイスキー使用時からの運指など、中心を押さえるのが困難な場合に ヘンな角度からねじる問題も 長期的にはあるのかもしれない。

☆☆☆☆Eメカについては別投稿を見てください 移植しました。☆☆☆☆


フルートは高い買い物、長く付き合う物なので1メーカー/1機種に最後までしぼらず、大きな販売店で、色々試奏出来る環境で、多少時間をかけて買う事。メーカーも色々と開発しているので、好き嫌い/既存イメージは 簡単に覆され、楽しいし感動があると思う。