11月 12, 2012

劣化注意どころ メンテ 自己メンテのすすめ

キーを強く押さえすぎない事、どこかに力が入らない持ち方をする事以外の 注意事項。一部同じ内容のかぶりあり。リペアに預けず自己メンテに慣れる前の文章が多いけれど、失敗して 本当にリペア行になることはめったにないし 2年3年とたまにでもやるうちに 思いもよらず上達するので 細かい事が好きな人なら、 バネ、フェルトなど ある程度の調整は 自己メンテがいい。

外部 島村楽器のブログ ・リペアヒント(右の管楽器も含んで) ・管楽器


吹いている時の水がタンポの穴に できるだけ入らないように(湿らさない)
※ただし初心者は、最初は ある程度 気を付ける程度で構わない。この事を考慮する余裕が全くないと思う。第一 ブラスバンドでは指もかじかむ体育館での学校行事(温度差)、砂埃の運動場(パレード/学校によってはマーチング) など過酷な使用も多い。単に夏場の練習でもエアコンは無く どう手入れしても楽器には年々影響していく。
なにより、初心者は 銀製でない機構を使う為、タンポが痛むより前、または同じ時期くらいに 各キー(の根元)がグニャグニャに変形していく。中古でなければ一定期間、3年位まではもちろん使用には耐えるし、初めて楽器を持つ初心者は やはり 転がし、ぶつけ(凹み)、キーをつい強く押さえる/ねじり気味な押さえ方でのキー負担などは  気を付けていても たまにやってしまう事(普通)なので、最初の楽器の選択としては正しいのだけれど。

以下は正直言って 初心者には無理な部分があり、初心者向けの楽器を勧める。初心者の楽器選びのページにも書いたけれど 例え キーなど機構も銀のものを買ったとしても、タンポは交換が必要になる(万単位)のが早い。キーは タンポの痛みとも関係あるだろうけど 初心者特有の変な力がかかり、10年とかいう単位では 問題が大きくなる可能性もある。

かなり高音が多い曲を吹く場合には、室温と息の温度差にもよるが15分前後で、一旦 管の中の水を軽く拭くといい。または、まずタンポがない管底(下の面)を水が伝うよう 管を右方向に、管に対し平行/水平方向に振って落とす。少し立てた状態でもいい。
置く時もまず 出来ればこの方法で振り落とす → くるくる回さないように管の底を下にしたまま置く。独学の人でなければ回してはいけないのは知っていると思う。

たまにラ♭のキーや、右手小指の常に押さえるキーなど、他と違う角度の所に付いているキーの角度をなんとなく覚え、そこにも入らない角度で。

①タンポが濡れると劣化。寿命が減る。タンポ全交換は1万では済まない。 ②主に高音域の発音に支障 の2点が影響。

別投稿に、マウスピースに反射板にコルクを乗せて消音する という内容を書いたけれど、その時の引っ張り用の紐は、相当長時間吹かない日はいつも、水を吸って本体やタンポまで行かないので、この応用で、本体底辺から またはマウスピースの下の方から糸を貼りつけると、長期的なタンポ温存には非常にいいだろう。もし紐いっぱいに吸っても、伝うだろう
マウスピースの発音部そのものあたりにあっても 糸が1本ならちゃんと鳴るので、管の外まで下までたらせば、どこかにひっかる事もなく 小さいキー付近の空気抵抗も問題ないだろう。

ネジを取り自分で油さし(キーの抵抗感/重さ&サビでの摩耗防止
実はネジを取らないと油はさせないところが多い。しょっちゅうやる必要もないが・・また、やり方によってはタンポを傷つけるのでゆっくりやっている。
私は中古で、過去にも使っていた機種とほぼ同じ作りのFLを 近年購入した。
フルートのような一番小さいバネは 自分でドライバーなどでバネ調整しやすい為、バネ調整で預けた事は一度もない。他の楽器での経験から言ってしまうと、バネ調整はリペアマンに頼んでも 言った通りになって戻ってくる事はない。リペアマンは所有者とは皆指の強さ、指どおしの幅(手の大きさ)などが違うし、メーカー自身などのようにバネ材質などまで知り尽くしたところ以外では キーを  ”すごく弱め” には頼んでもしてくれない。
バネが過去何回調整されたか知れず、金属疲労でバカになって折れてクレーム、を恐れるんだろう。大抵のリペアは 点数をつけるとすれば常に7、80点で、金額は常に3千円程度とられる。
でも 固すぎることは しょっちゅう。だから自分でやる方がいい。素人なので もちろんある時は大凶と出る。ネジも小さいので ”落ちる”のでなく簡単にすごく遠くに”飛ぶ”。管理人も それで本当のリペア行きになった事も2度(フルートは1度のみ)あるけれど、そうなると直すつもりが 相当悲しい事だった。

その現在所有の楽器にまず、パイプとパイプの隙間から差す、リペアに出さない方法でオイル差しした。しかし、実際の曲ではなにか音のつながりが悪い。この楽器は 直近にオーバーホールもされ、ほどほどには管理されている。でも何かひっかかった。店舗で言われた事--つまり リペアでバラさないと油は中までさせないという話を聴いたことがあるけど これについては たぶん本当では無いんじゃないかとおもう。

触れる部分の外観の変色状態と比べると、油差しを過去ほぼした事のなさそうな楽器に お目にかかった事もある。中のネジや長ネジ(キーを2,3個通しているもの)の無油状態/先っぽなどの黒サビ色など、やはり隙間から油差しをしていれば、毛細管現象みたいに伝わるので 放置しなければこんなにはならないと思う。

管理人は現在経済的に余裕が無く、預ける期間も気に入らないので 自分でオイルを差す部分だけバラしてみた。すると、ちょっと見た目 違いが分からないけれどネジは完全にフタのような状態で 主要な幾つかのキーをまとめて1本に通していたりする長いネジもあった。せっかくなので本体管からはずし、キーが抜けるものはそれぞれそのネジ(芯)から外し、差した。
ネジを無くしかけたりした。床の下は多少塞がっていたので助かったが、あまり小さい物は 落ちるとかでなく、一瞬で遠くへ飛んで二度と出てこなくなってしまうので、転がることを想定した場所でやらないとあぶない。

余計なオイルは タンポに付かないよう常に拭いて、多少気を付けた。そして組み立て直した。
すると、キーが ポン!と帰ってくるようになり、運指がなめらかなった。それまでは気がつかなかった抵抗が消えた。 
オイルを差す前のバラした状態では、オイルは完全に回っていたしさびた部分もなかったけれど、それでも 油が目に見えないレベルで劣化していたんだろうか。バラしてみたときの量は、オイル切れには見えなかったし。新旧オイル入れ替えをしたほうがいいというころかな、車のように。

ある中古の購入後は、1カ月と数日でボロが出た。3つ同時に押さえるあるキーで、1つだけ塞がりが浮き音がかすれるキー。小さなボロなので出ても気にしないで店に持っていけばいい。でも本番直前! さっそく一部解体、下の方はばらさず外れかけ状態にして油さしをし(アルタスは多分A♭キーを最後でなく一つ手前のパイプと同時に緩めないと外れないようだし・・)、
よくわからないまま その浮くキーの関連ネジを 思ってたのと反対に「とりあえずゆるめよう」と回したら、ダメなキーがなぜかジャストのタンポ高になり、3つ同時に動くどのキーも平均に力がかかるようになった。全部の音をふいたけど問題なし!・・・と思ったら、本番でキーやパイプのクセが戻ったらしくまた戻って、しかも酷くなってしまった。
何かいじったら、2.3日は「慣らし」をしないと危険!
楽器1本持ちはやっぱり危険な部分はある。ボランティアだって、仲間や聴く人に迷惑がかかるのは変わらない。

キーの抵抗が抜け 小さい力で動くようになり、キーが 以前より少し軽く弱くなり、少し弱すぎに・・。フルートは、他のリード楽器などと比べ、バネ圧を限界近くまで軽くする所があり、他の楽器から比べると少々特殊。軽くしすぎ状態になると キーがプレイ中の蒸気でくっついて上がらなくなるので注意。

弦楽器がいない場合など、FLは細かい事をなんでもやらされるが、他の楽器もやってきて思うに、FLは それほど得意な調というものがないのに、かなり苦手な調がある。特に二長調(♯ドが導音-スケールに多出)。V度は下属音ファ♯で同じくスケールにあり多出。”体にくっつけていない横の楽器”なので、クラシック音楽の現代曲をなんでもやりやすいということはない。
ジャズで手癖を増やしていくほうが 実は楽器として向いていて限界を感じず、作曲家だのみになる必要が無く、おもしろい部分もある。

続き オイルを差したら軽過ぎになった事があった・・・実はこの中古品FLは相当酷いサビかなにかがあったのでオイル”交換”で一気に滑らかになったのもありそう。また この楽器はキー、本体、機構のところどころに傷をコンパウンドで消した跡があり、さらに削れたような跡がしっかりある。機構までぶつけたりしたということか。

この楽器を店で見た瞬間、管理人も”こりゃ落としたな・・”と思った。本体だけでなく キーにまでこすり傷がついていて 研磨で消える段階まで消されていた。しかし お金が無く 他に試奏したものは 既に持っているマウスピースが入らなかったり パワーの関係などで どうしても選択出来なかった。管理人は 現在までかなりの本数を使ってきたが、こういう傷はちょっとテーブルで転がった程度では付かない。
価格を下げるだけでなく、リスクを知りたかった。演奏のバイトで使う人ならクレームものだろう。

車でも、かなりカスタマイズした車を 知人の知人が 事故後 廃車にしようとして安く売ったものが かなりいい値段で売っていた、と聞いた。店に言ったら ”うちは知らないんですよ”と言ったそう。直接買い取った所では売らない汚い手口。中古車はとりあえず裏側を見た方がいいんだろうか。
この場合は”お互いに知りたくない所は見ないフリ”ではなく、売った方が一方的に損をした場合。

根本的な売り手と買い手の姿勢は、説明責任があるのに 売り手は、一般人だからと普通に隠そうとする。説明責任を求めるのも一般人なのだけれども。店舗も腹の中では知りたくない。それでこういうことになる。 とにかく”変?”というくらい安かった。ハンドメイドで人気メーカーで、現在2,3年待ちの人気機種。見た目にも広い範囲の幾つかの傷、消した痕、普通は必須のEメカがなし。”古着”的。ふつうは買わないか。

中古の不具合は 暫く使ってやっと全貌がわかってくる。それで どうにかならない場合かどうかは運、ギャンブルというか神頼み。今回の管理人のはまあ当たりで、ラッキーだった。

新品では上記の管理人のように趣味的に 自分で細かい事をメンテする方が、いちいち気になったところをリペアせずにいい面がある。修理履歴を知りつくしているし 新しいからバネを曲げすぎて折ることもない。

ただ、自己メンテは金属の専用でない道具をつい使う為、多少傷が多くなる。大きなペンチ痕他を付けても、調整が完璧だった?からか 売るタイミングが市場的に良く 査定で全くマイナスされなかった経験はあるが。

中古では、購入後すぐにリペアで全体を見てもらわないと、ボロボロと問題が出てきて、小さい事は あずけるのが面倒なので 自己メンテ必須な部分も。


機構は、購入直後 自分で油さしをした時に まずちょっと異変があったようだけど 最近まで気付かなかった。上にも書いたように、なんか引っかかる というのがあったが、普通にネジを締めると、機構かポストの軽い変形で、一部のキーが締め付けられ、相当動きづらくなっていた
 管理人は、ある時 少しだけバラし また組み立てたら、本来ジャストな位置にはめても、キーが上がりづらくなった。バネはちゃんとしている。2回、最も正しい位置にはめ直したがダメ。
事故での湾曲なのか ずれなのか、キーの動きに影響しない 位置を探しつつ締め直すと、キーは正常になったが、今度はそのキーが軽すぎるようになった。とりあえず ねじをわずかに緩めに締めると前のように 安定した。ねじも、先がとんがったり細くなっていないねじの場合は 先をとがらして けずらないと 緩めたらどんどん緩む。演奏できないってほどのことはないけれど マイナスドライバーで たまに締めないといけなくなる。
前の所有者が依頼したリペアでは、その対処で、キーを凄く軽くしていたよう。ただでさえ上がりづらくなっていて リスクが高いのにも関わらず。まともなリペアではない。

本番、とくにバイトで使う楽器で ケガ歴などのあるものは、1年位使ってみるか、信頼のある所でリペアし(できれば購入店と別の所に) チェックをしてもらわないと、このようにいきなり変になって1本持ちなら 相当困る事も。下に書いたが キーの反対側のクッションも一部はがれた。
クッションは1つ取れると全部接着剤に寿命が来ている。他のを 力で爪などでよこから押すと ほぼみなあっけなく ポロっと取れてしまう。

接着剤をつけ、前のフェルトを使いまわすと、フェルトが外した時のプレッシャーで 厚くなったのか、キーが前より上がらなくなることが多い。張りなおしたすべてのフェルトの表面を よく切れるカッターで 薄く削った。この作業は 何度もバラして慣れていない人には大変だけれど、5回以上やっていればなんでもないし、むしろどんどん機構が見えて分ってくる。ただの慣れ!!よほどの大事でなければ リペアには預けに行かないようになった。馬鹿馬鹿しい。
ただし細かい傷をつけないためにはドライバーに 薄いビニールテープなどを貼ったりしなければ、バラしたらわかる部分にかすかなこすり後などはつくと思う。でも 買う方の経験から ほとんど売るときの査定にはほぼ関係ない。

この楽器は 購入店が教えてくれた情報、”このフルートはわりと直近?にオーバーホール歴がある”という。 タンポが新品なのを見ればわかるが、どうも普通にばっちりオーバーホールをしてはいなかったよう。先日、あるキーで他のキーもふさぐ板の部分にキーが当たるクッション(うすいプラスチック板)が1枚はがれ、難しい所ではないので接着材で付けなおしたが、どうも相当変色し鉄の黒いさびだけの色でもなく相当 年季が入っていた。プラスチックなので 弱くなって劣化してはいなかったけれども。

となりに付いている同じ物クッションを見ても、古いまま。聞いている”オーバーホール”は どうも単なる事故での傷修理+おまけにタンポ交換しただけで、普通のオーバーホールではない疑いがある。
それに そのクッションの付け方はちょっと見ただけでも技術が無く、オーバーホールしたのなら直していそうなもの。その付け直したクッションは厚すぎて、横の他のタンポより 少し浮いていたので直した。フルートのキーで 強く押さえてやっとふさがるというのは ただの調整不足

少々その厚すぎるクッションを薄くし、キーのふさぎ時の高さをぴったりにした。それだけで楽器として非常に完璧な物に変身した。この発音に関わるメンテだけで、調整前と比べると 早い運指/パッセージの曲が 相当やり易くなり練習がいる場所も減った。吹くつもりはなくてもつい3、4曲くらい曲を余計に吹いたりしてしまう。
そう吹きやすくもないマウスピースだけれど オイル交換したのも含め、購入時よりはっきり良くなった。

良く新しい楽器をいつも買っていた人なら、「これは油切れだな」と最初からわかるぐらいのものも中古で買ったものにはあった。これだけひどいと油差しだけでもキー/運指が 驚くくらいに回るようになる。運指でも楽器の構造的なクセは残るけれど。

楽器は暫く吹いていないと 鳴りが悪い場合が多いので、管理人はまあこんなもんだろう、タンポも変えたらしいからなじんでないだろうし・・。と、購入時は 音漏れがあっても気にしなかったのだろう。購入時は中古にはつい甘くなってしまうのか・・。


最後の管理は念入りに!しまいっぱなしで メッキでも点々に腐食する
学生は 受験などで練習を 夏休みなど長期さぼっていたりする事はあるだろう。管理人も昔中学生の頃、なんと1カ月前後吹かない時期があった。管理人はその頃は初心者用楽器を使っていたが、メッキ部分なのかその下の部分なのか、点々状の腐食が管全体に起こってさすがにショックだった。
管理人は その当時は内側はしっかりガーゼで毎回拭いていたが、練習後に外側をクロスで拭く事は 一切なかった(笑)。若い時はそういう人は多いと思う。
でも 練習で毎日~1週間に一度ペース使っていた頃には そんな事は一切なかった。夏のブラスバンドで汗ばんだ時もあったが。つまりしまいっぱなしが凶だった可能性が高い。

しまいっぱなしになるようなら、最後に外側もき、たまにはフタをあけ 外の空気をいれよう。暫く1,2か月など吹かない場合に置いておく場所は 私の経験だと 風呂場の近くの廊下は、どんなに空間が大きくてもダメだった。光が最も長い時間入る居間などなら 湿度は低い。

6月 14, 2012

反射板にコルク自作フルートミュート(消音)、木製なら木製管そのものの音!

フルートの多少の消音(練習用ミュート/防音)方法

  ☆ 木の板からのカットは大変でした。板を糸のこで丸く切り抜いて、表面処理のグラインダーのようなものにあてて調整する方法もありそうです。ハンズかDIYで相談できればいいですね。

ちょっとの工夫で フルート防音効果!

♪コルクの代わりにそこそこ硬いいい木で作ると 木製管そのものの音でした。少し下の青字の文

洋銀、銀のマウスピースに使う場合は 高音の強すぎるキンキン音がコルクで かなり抑えられるけど完全には死なないのがいいところ。 高音突出が 練習時本人にキーンときて かなり高音が多い曲を長い時間練習すると トランス状態的にうるさいのが抑えられる。その点では やってみてないけどピッコロ練習向けかな。
ただし超高音の幾つかの音は特にコルクでは出づらい。木で作る(少し下の青字のところ)と 音量は少し落ちる程度だけど超高音は出にくいもののコルクよりは出やすい。土日の昼間や 平日の早めの時間は木のミュートなど 環境で使い分けるといいです。

1.反射板の上(もちろん唄口側)に丸く切ったワインのコルクをかぶせる方法(コルクの場合は小さいのはだめだけど すこし大きい場合はゴム状にふんばるので適当に作れる。木の場合は 適度な大きさでつくれば 水でかんたんにくっつく。冬、異様に冷たい所ではすこし小さいものも別につくる。)  
あと、繰り返し練習は その時できなければ ある程度であきらめないと  聞こえている他の人が本当にイライラします。超高音が出ない理由は 紐も関係。すこしたるんだ状態でもマウスピースからしっかり出る程度の長さで!とりづらくなるので。

とても音が出ずらい時は 紐が中で 浮いているので マウスピースの吹き込み口から鉛筆などで 壁側にくっ付けます。 

  一番上のキーのあたりまで紐が行くのは長すぎ。発音妨げに。
細い糸の左から2番目は一旦縛ってみた。でも取る時に常に2本持って引っ張れば 抜けない。 使っていると糸は水分で ねじれてくるけれど だいじょうぶ。
厚さも不均一。 金のマウスピース用と銀用と2つづつ。上にかぶせるので音程には少し問題が出るけど 反射板を頻繁にずらすのは良くない。 この板を入れた時の位置と間を取った場所にしている。
クラシック音楽ジャンルでも 古い曲で特に 2楽章的にスローだったり高音が少ない曲で 5、60人くらい入るような広さでは アンプとマイクがいいものならマイク使用のほうがいい。どんな素材よりもいい音。 高いミが出てくるフレーズあたりでは マイクから 少しずらさないとフルートの高音は聴いている人にはキツい。

使用するもの
・木綿など丈夫な糸 細目はダメ。ある程度太いもので。どちらにしろ出ない高音が2つ以上出てくる。特にコルク。
・コルク コルクは 書いてないけれどランクがあって、気泡が多すぎるものはX。写真はコルクの密度(グレード)が 中程度のもの。
  ♪写真にはないけれど♪ いったん粉々にした後 固めたようなものを近日ゲット。ピッチがほぼ気にならないくらい薄く仕上げられた。でも数回使ったら接着してあるだけなようで かなり丸まってくる。
・コルクを丸く削るためのカッターナイフ。
・目うち またはキリのような鋭利なもの。またはある程度穴をあけ、針で 直接 糸を通す。目うちやキリがないと 穴があとで割れて 作り直しに。

作り方  金や高純度の銀など 元々音が大きく響くマウスピースでは 消音効果が 少しだけ減るので 洋銀か銀のマウスピースが一番いい。 ワインのコルク(ふた)部分を準備。コルクは密度がそこそこあるものを選ぶ。あまりスカスカなものだと ははずす際に壊れやすい。円盤状に 薄く弱くなりすぎない程度の厚さでいくつか切り出す。その中である程度密で上部そうなものを、マウスピースの出口の円より少し大きく「大き目に」作る。鉛筆で丸をかいてもいい。ただ、コルク側も思い通りにはカットできないし、金などだとマウスピースの丸も楕円だし いびつになっても構わない。中で3、4方向にふんばって落ちない直径があればいい。厚さは密なコルクでも最低7mmくらい必要。とりあえず 入れてみる。この段階でのピッチの多少の狂いは無視する。工作機械の木工にもつかえるグラインダーがあれば 理想だろうけど、私も持っていない。グラインダーとは 職人が使うような 上から物を当てて下でぐるぐる回る研磨円盤のものや、手で持って ピザカッターのような回る削り面付き円盤を当てるもの。のこぎりでの角取りが不要で簡単に綺麗に仕上がる

円盤の2か所に、練習で使用後はずす時の為に、ポンチ(工具。手芸の目うちでも) または”きり”のようなもので、穴をあけ、その後 その針状のもので糸を押して通す(破損注意)。こうすると大きな穴がいらないので壊れにくい。かわりにとがった鉛筆でもいい。カッターで穴をあけるなら、先だけで押すように切る。
糸は木綿の丈夫な糸が一番いい。綿の太め、ボタン付け糸などを2本で。結んで太くなると気流がさらに乱れる為、一切結ばない。1本にすると、2本に比べ 強度は心もとないものの 気流の乱れは最小限になり、低音も多少良く鳴る。もしナイロンなど化繊の糸だと 濡れると弱くなる。

もし抜けた時のため、赤がいい(コルクのどこに穴があるか、後に全く分からなくなるが、赤だと痕が残る。)。

こうして洋服の”ボタン状”にし 糸をとおしたものを、糸をもち奥へ落とす。管も特に金なら真円ではないので少し回して落とすといい場合も。大きすぎる場合、サイドのカットは、ほんの少しづつためす事。クリーニングロッド(掃除棒)で反射板まで押してかぶせる。くるくる回って困難に見えるが意外に大したことは無い。

いびつで、円に対し隙間があっても全く構わない。吹いてみて、高音域はあまり出なくなるが中音域がかなり出ないなどの時は、たまに糸の位置が 気流を特に大きく乱すようなジャストで悪い位置にある事も。入れ直して対処する。

コルクだったら 大き過ぎてロッドで押しても落ちないようならちょっとだけ一部の端をおとし、ぴったりより少し大きいサイズに。でもジャストでは吹き始めは取れてしまう。どこかが出っ張って 掃除棒で押さないと奥まで入らない程度のサイズでいい。

 ♪冬場♪ コルクでならいいのですが 木だと乾燥して縮んで、反射板から倒れセットできないです ①練習前に暫く3分前後水にぬらして おくだけで落ちないくらいに膨らむ。②なしで暫く吹くと すぐに蒸気が付くので その状態でくっつけて セット でいけます。でも蒸気の付き方に時間がかかることも。 どちらの方法でも その後練習していれば 取りづらいくらいにまた膨らみます。

スカスカでない木で作ると 木製管そのものの音!!

★上で紹介したコルクの代わりに あまり密度がスカスカでない木でつくってみたら 木製管の特徴をしっかり持つ いい音が出た。曲の演奏も出だしから表現ががらっと深くなった。サンキョウ木管新品を その直前に 相当高いお金で 買って鳴るまで使っていたけれど その音と違いがわからない音で すごくショック!! 違いは録音したときに わずかにノイズがすーすーホーホー言う あまりよくない いらないノイズが木製管だと わずかにある程度。

 しかも木製管より操作性(木管は管が太く 速い曲の指使いがすごく困難)・気流の通り、細かい湿度管理が不要!有名プロのプレーの古典のCDでさえ 木管だとトリルのおしりがもたついてたり すごく大変なのがわかる。

この反射板の「当て板」を付けなければ 音量は大きくできるし いい面ばかり。少し下の方にこまかく書いた。ちょっとした柔らかい音のプレイ、録音用に使える!

木でつくるなら素材により 水分での膨張が大きい場合があり、たわまないのでぴったりか またはちょっと倒れそうな位でいい素材も。この消音板なしの状態で 水を反射板部分を入れてぬらしておき、その上に落として”くっつけ”ておけば膨らむ。
膨らむかは、少し吹いてたまに引っ張ってみると分かる。あまり摂れなくなったら、その素材では大きすぎる 。(冬場も同じようにつくる。すこし湿らせないと ちょうどいい大きさでも 乾燥した状態の縮みが おそらく大きいので小さくなってころがりがちだけど 吹奏時の湿度は結果的に 同じだから)

ちなみに管理人所有の物では 銀はストレートな円柱だが、金の管の場合わずかに円錐になっていて、反射板付近は直径が2mm程度小さかった。

長い時間吹くと、反射板に載せたコルクも木素材でも 水分で膨らむ
管理人は 特に 木(メープル素材)で作った場合ちょうどぴったりにしたのに取れなくなる事があって、金属の割れ防止で携帯用カイロとゴムで付近を巻いて温めつつ エアコンのある部屋で 3時間以上乾かし、吹き込み口を指で水が入らないようふさぎつつ(セロテープでもいい)、熱湯45度?前後のどうにか触りづらい温度で長めに温めてやっととれた。

こういう時やはり綿の太めの糸でよかった。糸をペンチで引っ張ってやっと取れたから。
端は1本だけ引っ張るのはだめだが 抜け防止に やはり結んでおくといい。

湿気がたまると 本当の反射板内のコルクであっても膨張し マウスピース外側が金のような金属管でも割れる事があるそう。 だから練習後、または同日でも 一度吹いたあと、数十分以上あけて吹く場合は 一旦はずしておく
消音コルク以外は普通に、水分は頭部管を振って落としたり、糸が水を吸うのでガーゼ・ティッシュで吸い取るなどする。

メインのマウスピースにつける場合、コルクを載せると 反射板にあたる、空気が当たる位置がずれてしまい音程が狂う。その対策として 自己責任で 反射板を動かす方法がある。反射板の位置を変えてそのままにするならまあありだが、またやたらに元の位置にしたりするのは良くない。

使っていないマウスピース(2つ)がもしあるなら、反射板もコルクの厚み分ずらしてしまう方法を薦める(新しいものでは 完璧すぎて出来ない場合も)。マウスピースがサブでも、メインのマウスピースの高音のトレーニングなどアンブッシャーにも反映される部分は相当大きい。反射板をずらさないと 特に最高音のピッチが上がってしまい、音楽上(音程を学習する上で) 耳にも悪い

以上の方法で 音が半分(吹いていておおざっぱに)か少なくとも2/3のイメージになる。家の外で身内に聴いてもらったら、通常ははっきり聴こえるそうだが、これにより吹いているのが分からないとまで 言われた。ただ、最高音域の”ド”付近は高音が出るマウスピースでも出なかった。引っ張り糸をひと束を2本とおしたり、普通のマウスピースだと、さらに下のラあたりから鳴りづらい。
長年フルートをやっている人なら、たまにコルクをはずして感覚を戻せばいいだけのことだが、まだそこまで・・という人なら、この丸切りコルクのかわりに他の物を使うと効果が違う可能性はあるが、音も比例して大きくなるだろう。

木で作ると 十分に木製管(木管)フルート化!
ちなみに、以下は音量は少し上がってしまうけれど、反射板に置く丸くしたコルクのかわりに 木の素材にすると、過去持っていた木製管(サンキョウ)の特徴が驚くほど出た。曲想も 棒杭のような金属系よりアーティスティックに自然に広がりやすい。そのサンキョウよりは いい音なのに”ふんづまる”空気の流れ(購入 数カ月後 楽器が鳴りだしたが それは良くならなかった)だったけれどそれも無く、また どの木管でも共通の 管が太く操作性が落ちてしまうという面もなく 操作性は完璧!
金属なので管理もラク、音量も外せば上がるとあれば、1本2役。

木製管との音量の差については まだ周りの人に 聴いてみていないので予想だけれど、木製管の反射板が多分金属だったので(忘れた) 同じくらいか少し小さいのではないかと思う。  大きくするなら 木を反射板側から薄い金属で3方くらいから抱え、それにくっついた真ん中または外側の金属で半々にする形がいいだろう。真ん中はやはり木のほうが音的にいいのかも。ただ、外側に木があれば湿って安定するので 外側には別の木か数ミリの繊維でとりまくとよさそう。 

切りだしに使ったのは何か小物商品の木箱からと、使っていないヴァイオリンの肩当に使われているメープルから、同じように2つ作った。
削り出しなので 根性、覚悟が必要。DIYによっては個人の物も ある程度カット出来るので ある所のおおまかな切りだしまでは利用するのもいいと思う。
沖縄の指で鳴らす わりといい音の打楽器からも カットしたが、塗料がぬってあるだけで カットすると割れが入りやすく繊維っぽかった。それにしては削るのに イライラする位にかなり固かった。なので 南方系の木は薦めない。

箱の木からのものも 固くてスカスカはしていなかったが、メープルのほうが密度があるようで、コルクより最高音あたりが割としっかり鳴る。糸も綿のあまり太くないものにしたせいもありそう。木管の音は 一般的に評判がいいので、何かの演奏で是非使いたい。
その際 マウスピースを 銀にするか14金にするか、つまり低音がパワフルな14金を使いたいが この木の上乗せ反射板にしても色がついてしまったり どのみち載せたことで 低音がUPしなくなってしまうのかも、また試してみたい。

意外な いい面
・糸が 練習中の水を吸うので、相当長い時間練習しなければ、本体の管までしずくがほぼ出来ず、タンポにも全く入らない。タンポの寿命にはいい。(特に総銀以上の機構が耐久性のある場合) もし長時間やるなら、途中で 一旦 糸からガーゼやティッシュで水分をふき取る/絞るといい。
・このコルクでソフトにした音が なかなかいい。管理人はサンキョウ木管を1年程使っていたが、木でなくコルクで作っても その音に近い部分さえある。特に キツい音の洋銀/銀などだと、変化が大きく驚く。金のマウスピースでもいい音になる。コルクと各種金属のカクテルと言える。

↓2の方法もある。1と兼ねると、多少出づらい音/出ない音も増え、気になるレベルだけど、さらにかなり小さくなるので一応紹介する。

ただし、たまには大きな音で鳴らして素材を響かせないと、金属の細かい粒の方向が揃わないので、新品の楽器のように 鳴りが悪くなる可能性がある。


    2.ライザー90度に折った紙を両面テープで貼る(またはリード楽器用のマウスピースガードを貼る) 仮の方法

上手に両面テープで紙を貼るか、または、テープなしで湿気で紙がまるまってはがれやすいので練習中何度も付け直す面倒な方法。やってはいないけれど コルクなどを薄く切って両面テープで貼れば 唄口はほんの微妙にかわるけど紙よりはましそう。異様に狭い唄口とかでなければ・・。
上記1番がどうしても手配出来ない時に 1次しのぎなどに。多少厚みのしっかりした付箋紙程度の質の紙を、唄口より 少し小さい幅に切り(長さは1,5~2CM前後。適当に)、息が当たるエッジを頂点に強めに折り(少しずらして2度折ってわずかにUの字など)、それを両面テープでライザー(向こう側の息が一番当たる 煙突状の面)に貼りつける方法がある。(日本の両面テープの大手の物を薦める)

両面テープは、細く切って、エッジに当たる部分中心に紙の裏に貼る。そしてライザー面と向こう側のリッププレート(口を置く平ら面)にかぶせる形。

あまりエッジがしっかり折れていないと 唄口の煙突形状または素材により、ライザー(煙突内)へ たった1mm入れるだけでも音が小さくなる事も。あまり実際のライザーよりも紙が下まで行くと、気流に問題が出る可能性はある。
これで、音ごとの特徴はかなり引き継がれたまま ダイナミクスは変わらないので練習になる。非常に低い音は出ずらいかもしれないし、高い音域は多少パンチのある息が必要。

もし、かなり鳴りにくい/またはこんなに小さくする必要がないと感じた場合には、ライザー面すべてを覆わず、一番奥より少し浅い位置にわずかに紙を引き上げてエッジを付け直してみるといい。

ふせん紙のかなりはじまで両面テープを つければ 吹いているときにめくれづらい。
どうしても紙なので湿気でめくれてくるが、音が出にくくなる。音が出づらくなったら、指で押さえ直すと、音が出るようになる。目でわからないレベルで実はめくれてくる。

もう一つのいい点は、中級者、運指を全部覚えている人なら、この状態でわずかに弱く息をふきかけると、1オクターブ違いだが、かすかな音で練習できる事。最高音付近はさすがに聞こえないが、ふせん紙がついている為、そっと吹いても大きな音にならない。

タンギングの音はブチブチ切れるが、それでも指まわりやアーティキュレーション他、深夜/朝方でも十分練習できる。

管理人は試していないがリード楽器用のマウスピースガードという爪型シール。薄い厚さのものがよさげもともとリード楽器のマウスピースに貼りっぱなしにするもので 湿度に強いので、貼りっぱなしで使える。(洋銀とかはそれでもさびる恐れはあるので 最初貼る時にクリーンにする事と ふちに水分がついたらしまう前に拭く。) 

メーカーのなら市販のなにかしらのテープよりは 体に悪い物は使っていないだろう。
曲げる事は出来ないので ライザー形状にカットした方がいいだろう。折るなら多少の切り込みは必要かも・・・。

マウスピースガードとは前歯の力のかかる部分を和らげるリード楽器用のもの。数枚入っていて、安いものもあるが1000円以上するものも。ハサミでカット出来る。透明、半透明、黒。メーカーは関係ない。
または、付箋紙にも色で分けるタイプのプラスチック製が たまにおしゃれな文具屋で売っているのでそれを 鋭角に折っても使用できそう。

この消音で、一軒家に住む人、楽器OKのアパートでも気になる人は、思いきり息を吹き込めるようになるかもしれない。管理人所有の3本のマウスピースで試したところ、マウスピースの穴が小さいものは、てきめんに小さくなるが、穴が大きいものでは、ライザーのカーブした部分まで覆っても、音が少し大きくなりがちだった(それでもかなり小さくはなる)。

なお、さびる可能性はある。銀なら強くなるので問題ないが、特に洋銀は毎回はずしてケースにくっつけるとか、上記 リード楽器用マウスピースガードをカットして、綺麗な面につけて使うか だと思う。
(カットの際は、ライザー面だけの形に切るほうが恐らくいいかも。)

★電子ピアノでも 指の動きは十分トレーニングになる
指の感覚は、意外にも”音感”から直結していて、何か他の楽器をやっていれば、指の回りには意外に効果がある。
ある程度運指を覚えてきたら、指をFL上で動かす事よりも、”音の感覚”をリアルに覚える事のほうが重要なくらい。だから他の単音楽器でもいいが、特に和音の感覚のトレーニングが ある程度必要。ジャズでアドリブをする人には 即興能力の向上の為 電子ピアノか少なくとも2音同時に出る弦をできるだけやったほうがいい
電子ピアノは夜でもTVがかかっていても練習出来る上、調律が常に正確なので、音楽の耳を鍛えるには最適。曲をこなす場合にも 通常の頻度で調整したピアノよりも曲の習得が より早まる。

以下2点が 出来ているなら(FLを始めてレッスンについて2年前後)、FLを毎日吹けなくても、十分なフォローになるだろう。
アンブッシャーが出来ている事。メイン楽器がFLの人で、最初から正しいレッスンを受けていれば、ある時点で安定し悪い癖に戻るという事はない。(口の中心で吹いているか たまに鏡で見る程度。)
運指を一通り覚えた段階。ジャズではアンプを通す関係で、ただでさえ音域が高いFlではあまり高い音(=難しい運指)が どのみちほぼ使えないので、日々の練習が 必ずしもFlで無くてもいい部分は大きい。管理人自体、忙しくてFLを1カ月とか 吹いていなかった時に、あるジャズのセッションで、過去ないほど指が良く回った事から、以上の事に はたと気が付いた。ピアノだけは週数回弾いていた。

ピアノなどの和音は、音の感覚を 単音よりリアルな感覚として身に付く。管楽器(ボーン)のある有名プロは ジャズのトレーニングで、ピアノにもとにかく毎日ちょっとでも触れ、と言っている。

3月 27, 2012

最初の楽器購入について

フルートの入門者へのアドバイスです。

フルートを試奏する少し前に、まず 空のビール瓶などですぐに音を出せるようにしておくのをお勧めします。息を一点に集中できないと 鳴る部分以外に多くの息が行き、相当息苦しくなります。入門なら 本体のバランスも取らなくてはいけないので 音を鳴らす事だけでも練習しておくといいです。これは一部の 酷い酔っ払いもやる事らしく、場合によっては周りに異様に嫌われます。まず「フルートを始めるから予行練習だよ」と一言を。慣れたらとシャープペンシルの細いフタなど 色々な物で音を出せるようになるので 練習をしておくと 効果的です。穴状で壁は垂直か奥に開いた角度のもの。

一番目のフルートの購入については 材質含め、基本的には最初から高いものは もし予算があっても あまりおすすめしません。最初の楽器へは気を使わず慣れ親しんで 持ち歩くのも気軽に慣れてもらいたいし、高いものを買っても キーやパイプなどに 初心者の正しく持っていない為の力の偏りの悪影響が 長期的に残ると言われます。また、へこませたり落としたりなど 思わぬ修理は 初心者ではたまに見ます。

まずは入門として適当な7万円~10万の物を買い、落とさない(転がさない・へこませない)・自然な力と姿勢で持つ・盗まれないに 一番気をつければいいです。

一般的に 初心者は 安いけれどちゃんとしたメーカーの物を買います。でも キーなどが銀の”総銀製”でないので 3年以上経つと痛みが来ます。「修理の方が高くつく消耗品」ではあります。キー関連の機構の変形は 総銀でないならいずれ起こる事で、3年経ったあたりで キーのゆがみが酷くなり 殆どのキーに問題が出て 修理費の面などから 買い替える事になります。その後、さらにフルートを続けたい人は一般的に買い替えます。

なぜ買い替えるような楽器を皆が使うかというと、初心者は楽器を持ったり鳴らすのに精いっぱいで、最初の楽器は力が入りすぎ、どこかしら痛みやすいからです。
アルタス系の音程が正確なアルタススケールで、あずみというメーカーが アルタスから独立したようです。フルートだけのメーカーではなく、リード楽器など色々な 部活向けメーカーから 分かれたのが一緒になっているようです。
高めの18万円の楽器について、値段だけを見ると あずみのサイトの左のリストで あずみでなくアルタスを選ぶと、あずみブランドで一番高い楽器とあまり変わらない楽器が アルタスの一番安いところにあります。でも、あずみの18万のは管体も銀製です。もし評判が良ければ 音がいいはずです。ただし、キーだけが強い材質ではないので、やはりヤマハと同じように3年の寿命でしょうか。 なにせ新しいブランドなので 長期使用でどうなるかとか よくわかりません。

アルタスなど そこを高純度銀にしたり強化したものもありますが、高いです。置き方/安全な置き場所にも不慣れで、意外な落下も怖いです。

ただし、ご家庭で 「室内での使用」で、予算があるというのでしたら、初心者向けの楽器は 本番で 少し離れた時の音が あまり良くないという点で、管体銀などもおすすめできます。

しかし子供から 学校の部活/クラブ活動などで始める場合は 高いものを買うと 色々な心配があります。 小学校の高学年か中学生は、ブラスバンドなどで参加する 砂も飛ぶような体育会系のイベント、凍るような野外パレードなどがあります。音の出る楽器なので 学校内で 各所に散らばって練習するため、普通はエアコンもなく夏は汗さえつく状態。 また、授業/朝礼などでどうしても持ち歩けないので盗難されたら問題が大きくなりやすいです。 みんなよりいい楽器だという事が伝わらなければ大丈夫かも知れませんが。
また、この価格帯では 安くても中古は 本当に持ち主に吹かれていない中古がある場合を除いて 買ってはダメです。毎回きれいに掃除している中古は キーの金属が疲労を始めていても見た目にわかりません。買い直しが下手すると1年以内に起こります。各キーが一気にグニャグニャになりはじめます。キーの隙間、毎回の掃除では手が届かないところも見るといいと思います。
でも、すごく安かったら リコーダーも子供時代にあんまり好きではなかったとか やめる可能性もあるなら悩みますね!でももし修理するとすると、キーは裏に綿のタンポというのがあるので 万単位でかかります。キーを付け直す本体のメーカーが ある程度しっかりしたところのなら 修理はメーカー送りだったり部品取り寄せで1か月以内で済むかわかりませんが しっかりした楽器に戻る可能性はあります。
もし中古を買うなら、買っていいのはフルートの大手メーカーの「管体:銀」で、ある程度鳴る場合でしょう。やはり先生に店を教えて、店には1週間とかキープしてもらい、先生に吹いてもらってみての判断だと思います。リペアの能力は 店でかなり違いますが、外国の楽器にも行うような 一般的な修理です。でも柱まで曲がったりしていると、キーが下まで落ちなかったり動きにノイズがあるので 先生に見てもらったり 鳴らすのは必須です。
中古品を買ったなら修理/調整、つまり リペアする場合は販売同様 HPでリペアサービスのページがあって専門にやっているところに依頼するのがベストです。楽器の販売の付属で 細々とリペアをやっているところでは、そこで買った楽器以外だと 丁寧にやってくれなかったりします。

小さい子供は9、10歳以下だとUの字の楽器もありますが、11歳くらいになれば持てるので 急ぐことはないです。子供はすぐに適応できるのです。それまで むしろ正しい音程感や 譜面に親しませておく事です。

もし先生につく前に買うなら これからつく予定の先生に問い合わせ、出来れば選定してもらうのが一番です。「選定をしてもらうのはタダ」です。あとからお金を要求されるようだったら相当その先生は常識知らずです。ネットの情報は どの情報も偏りがあります。私は もし予算に合えば アルタスが音程がとてもいいのでお勧めしたいのですが、15万円くらいはするので少々高すぎますね。

店員は 詳しそうでも部分的に知識がすごく抜けていたり遅れている事が多いです。私は楽器を買い買える時に フルート専門の店員と話すと 無知識すぎるし勉強していないなと思うときがあります。 リペアマン(修理技術者)も各メーカーの事が全部わかっているわけではないです。やはりどちらも演奏しないから楽器選びで あてにならない部分があります。例えば 本体に付属するマウスピースは、近年選べたりして、高音の出方が大きく違うような事もあります。マウスピース選びは重要です。最新の市場に詳しくなくても フルートの先生と一緒に行くか 選定しておいてもらうと 吹いてもらえて、ご自分で吹いてみての最終確認が出来るので安全です。

プラスチック製の楽器については 当初のものよりはかなり改良はされているようですが、完成はしているのか 私は購入したことがないので よくわかりません。長時間吹いた場合など違いがあるかもしれませんので、慎重な先生同伴で購入OKか検討して ご自分でもネットで調べられる事をお勧めします。
耐久性がなくて 買い直しになるなど起こるかもしれません。プラスチックでも もしいい完成度の高く バネもダメにならない楽器があるとすれば  気になる音量も間違いなく小さいし、非常に軽いはずです。先生もOKをくれるちゃんとしたものなら子供さんには軽くて姿勢にもより無理がないかもしれないし、練習量にもかんけいしそうだし、 上手になってからの金属製への移行も問題ないと言えますが。

ただし音量を半分程度にする対策は別の投稿に書きましたので 全面禁止というアパートでなければ 普通の金属製で大丈夫でしょう。ワインのコルクでつくる消音板の簡単な自作方法を、ほかの投稿に書きました。また、少し消音効果は少し減りますが これを木で作ると木製グラナディラのフルートそっくりな柔らかい音にできるので これも試されるといいと思います。
神経質な住民は 小さい音でも いちゃもんをつけてきますが、だからといってわざわざそのためにプラスチック製を選ぶのはおすすめしません。裁判などを心配しているなら 時間を守っている限りは 音を出す方が かなり有利な法律だそうです(2014末現在)。
プラスチック製なら当然 発表会など人前でやるときは アンプがほしくなる場合もあるでしょう。フルート以外のコースもある音楽教室の発表会なら エレキギターのコースがあるので、音楽教室側で準備してくれると思います。ただ、先生が音量に気にせず ひどく小さい音でやらせられる恐れもありますので 発表会前に どうするのか聞いてみるといいと思います。発表会も出演費を取る所もあるので。 私は 手で持ち運べる4000円前後の人気のベトナム製アンプを持っています。マイクで入力します。オレンジというアンプもいい音です。車で移動できなければ 楽器は リュックで、アンプは 相当小さくなければ 手持ちでなく 旅行用ミニカートでエレベーターで階移動します。
・アンプをつなぐ時に200W用と家庭用100W用があるので 家庭用は練習スタジオやステージで接続するとすぐに壊れてしまう事がありますので確認を。
音量は 異様に小さいですが 音は良く、表現力も十分です。特にプラスチック製の金管は 生で聴いたことが(吹かせてもらったことも)ありますが素晴らしい音で吹いてもほしくなるくらい面白いのです。 プラスチック製フルートの例。録音がもっといいのもありいい音でした。モーツアルトのコンチェルトなど。 でも、耐久性もあるので音だけでは使えるかどうか判断できないです。  https://www.youtube.com/watch?v=_uND6Ptng7A

メーカー
ブラスバンドなどの1年生、または個人で始める場合は、現在は知りませんが少なくとも近年までは ヤマハの211が昔から定番のようです(管理人も最初に使用)。ただ、最新情報では変わっている恐れもあるので、教室に行く事前提で 音楽教室の先生のアドバイスをもらうか 信頼出来る店舗/ネットで、他社も含めた最新情報を集める方が安全です。

しかし・・近年pipersなどでも注目されているメーカー、アルタスは、フルートが特に弦楽器から音痴と言われる問題を ほぼ克服しています。
ここは他のページに書いた事と かぶりますが・・現状では 他のヤマハやムラマツ、サンキョウなど日本の一般的な大手の楽器では 音程面での改良が 遅れている 古い音程構造です。ソロだけやっていると わからないのですが、このスケール構造だと pppやff の時や 曲の調性など特に組み合わせにより、平均律から酷くずれたピッチで音が出てどんなに指揮者に直せ と言われてもほぼコントロール不能になるのです。

私は近年偶然、ピアノのように音程が均一な”アルタス社”の楽器を手に入れ、表現のアイデアがどんどん出てくる面からも、「なんでいままでアンサンブルでアルタスを選んで使わなかったんだろう」と悔しくさえ思っています。

頭部管の選択 頭部管銀のものを選ぶ人も たまにいますが、数万高くなります。効果(特に音量)はなにせ本体が 同じ響かない素材なので微妙だし、メカの寿命も変わらないですが、多少のいい響きがあって、吹いている方には 快適だし練習にいいかも知れません。
しかし”穴の大きさ”、”カット”を最優先するべきだと思います。銀でなくてもいいものがあれば、快適に練習を続けるためには そちらを選んだほうがいい場合があります。

また、これらの楽器選択の判断はやはり先生に選定してもらったり見てもらうのがいいです。それプラス本人との相性。選定品は 高くなりますが、先生ならタダです。選定品は”堅実”ですが、選択基準には偏りがある場合もあります。メカや音程はしっかりしているが 音量が素材の関係で その素材の楽器としては 他のメーカーに比べて小さい場合でも 選定品とされたりしています。

先生は基本性能、問題点をしっかり判断できます。あと、キーには綿のフタがついていますが、管理の関係で 非常に乾燥していて スカスカとしか鳴らない場合もあります。それはしっかりしたメーカーのものなら 最も長くても1年使えば湿度でなじんで よりいい音で鳴るように変わります。
初心者用の楽器で、マウスピースを選べない製品の場合は 機械的に作られていて表現能力が非常に低い場合も多いので、2年くらい吹いてみると ストイックでつまらない面を感じるかもしれません。
穴が大きな物は、どんな角度でも音が鳴り、難しいフレーズ/ジャズでのアドリブなど跳躍が常に激しい場合などでの発音のミスが減りますが、大きさによっては息が沢山必要になります。近年は酷く大きいものは これら初心者用でも メーカーによっては 多少 減ったようです。

中古のマウスピースは初心者用の本体と同じくらいの価格になってしまい、銀であれば7万円~10万ですが、もし気にいって後々本体を(総銀などに)変えても使い続けたいようなものがあれば 買うのは非常にいいと思います。

フルートの中古マウスピースを扱っている所で たまに在庫を見にいって試奏すればいいです。試奏したら買わなくてはいけないと言うのは間違いです。銀については 中古はかなり少ないし、タイミングにもよりますがたまにいい物があります。
DACや山野には、少なくとも金のマウスピースについては ホームページよりもかなり多くのマウスピースが置いてあります。

カットによっては高音が非常に出しやすいタイプもあり、一度試すべきですし、こういうものは必要性があります。

というのも、後々 日本製の総銀(セミ)ハンドメイドを買い直すとしても、その本体付属のマウスピースの吹きやすさ(表現力に直結)が 未だ悪いメーカーが多い可能性があるので。
総銀の楽器をもし買ったとしても、金のマウスピースをその後すぐには 買わない場合が多いと思うので、とりあえず吹きやすい銀のマウスピースをゲットしておくのはよさそう。細かい事を言うと少し細め(例えばムラマツ製の本体)に入る太さの物を買えば、大抵の銀本体には 使えます。

初心者用として、ちょっと高いもので ある程度使いやすいマウスがついた powwel・ソナーレ(powwel社扱いではない)があるそうですが、肝心の本体の機構の評判がどうもよくないようです。(最新の情報は不明)

譜面にかかる費用は、楽器店などの 曲集などは少ししか入っていなくて1冊1500円などとかなりの価格です。レッスンでも曲はもらえます。管理人の場合 教科書を1冊買うだけでした。

ただし、クラシック音楽はやはり伝統のもの、伝えていくものなので、基本の部分のルールがあり、そこから身につけないと どんなにハイレベルな曲の音を正確に出せるようになっても、音楽として違うものになってしまいます。
そしてそれは教本に書いていない部分、レッスンで当然伝えるので教則本に書いていない部分に 実は多くあります。
独学系、または独学系の先生から習った有名プレーヤーもいますが、クラシック音楽とは言えない、音だけ出す音楽で、クラシックをやった事が無い一般人以外からは 全く評価されていません。

ちゃんと管理すれば フルート自体の維持費は 大抵は年間ゼロ!

管理人の場合  買い替えがかなり多く 長年使っている楽器がないのが大きいのですが、過去 フルートのリペアに関しては小改造依頼が2回、自分でバネのメンテに失敗してタンポを破った時が1回の、計3回のみでした。
長期楽器を使うには 定期的に油さしは必要なようです。サビもみつかります。

選定品などホームページサイトの例
銀座山野楽器  有名どころでなくても勢いのあるメーカーは、選定品としてよく選ばれるよう。ただ、新しいメカニズム/合金素材/新メッキなどは、最低でも1、2年後の情報を得てからがいいです。素材の問題/音的に後から出て、改良出来る場合は2,3年後に改良され落ち着く場合もあります。 http://www.yamano-music.co.jp/docs/hard/flutesalon/0sentei.jsp

同時に、信頼できる販売員を探すことも、運もありますが重要です。FLは管理しやすいとはいえ、信頼できる所にアフターサービスを依頼する事は 故障など何かあった時に大事です。
修理(リペア)も しているところだと、メーカー送りで時間がかからないのでいい面があります。ただ、腕は別ですが。
例 山野楽器初心者歓迎ページ http://www.yamano-music.co.jp/docs/hard/flutesalon/starter01.jsp オススメ〈スターターセット〉 http://kkdac.csrv.biz/inst_info/flute/index.html#startset

操作しやすい機構を作っているメーカー。初中級者用楽器の ソナーレとpowwel・ソナーレは違うそう。洋銀製であることは初心者なら一般的です。人前で吹く際、もし響きが悪いが広い所、場合によりマイクとアンプ使用を打ち合わせる事です。アンプは4000円くらいでアジア製ヒット商品など、近年あります。 http://utaflpic.at.webry.info/201012/article_2.html

メーカーには、(ハンドメイドでない)量産品が得意なメーカー、量産品では個体差が大きいメーカー、その中間があり、試奏、先生(しっかりした経験者)を連れていく、事前に先生に個体を1本以上選んでおいてもらうのが一般的です。

ただし、信頼できるFL専門の(長い経験者の)販売員が見つかったなら、この限りではないですが、詳しい部分があっても知識に欠けがある場合も多いです。音程、機構、マウスピースのカット形状、均一にすべての音が出るかなど、吹かないと分からないポイントがあり、音のし好を含めて 個人に合う楽器も多少違います。

店におけるものは店に回し、どちらかというと良くないものをネットで売っているようです。どうしてもしっくりくる楽器が無ければ、他に試しに行きましょう。
メッキのない大手のエントリーモデルだけはやめた方がいいそうです、たかだか2,3カ月で手がべたべたするそうで、FL教室の生徒がやめてしまう事が 複数あるそうです。買ったら”必ずやめる”モデル!だそう。自分の先生に聞きました。

また、安い楽器なら、”フルートとして”の正しい扱いを知らなくて何か起きても 問題が小さくて済みます。また、しばらくして、フルートが 本当にやりたい(続けたい)楽器ではなかった、ブラスバンドなどで他のパートに移ることになった、という事も起きる事もあります。

初心者が使うような総銀製でない安いフルートの中古は当然なにかしら危険です。店頭の安くなった展示品も、色んな初心者が使った物なので、なにかしらキーががたついていたり、ねじれなどが隠れている(すぐには分からない)恐れも大きいです。キーは他人の癖(特に初歩の人の)や経年変化で傷みやすいし一度直した物かもしれません。
キー一つの交換修理でも 相当な価格だったりします。 タンポだけ全交換でも1万ではすまないと思います。
また、銀で特価とかならフルートの先生に相談することです。中古の相場より安い場合は、事故品(店舗は買い取り時に あまり聞き出せない)だったりします。管理人も 表面的には直っている事故品(傷からおそらく落下)を買った事がありますが、機構に一部癖(湾曲かポストのゆがみ)があり、ネジの締め方に工夫がいるという事が判明。ふつうに締めるとキーが上がりづらくなりました。リペアもいい加減で、厚さの違うクッションなどを使ってあり、強めにタンポを押さえないと閉じない状態のキーがあり、バラして自分で直しました。

これは1年ほど使った後やっと判明した事です。購入後、即 全体チェックを依頼する必要が本当はあります、出来れば購入店以外で(3000円前後~)。この問題が 本番が近くない練習中にわかったからいいものの、メカ好きでもないと、細かい問題でいちいちリペア行きで 代用の楽器に困ったり、非常にイライラすると思います。
学校用の楽器庫におくものについては、4年前後という超短期で買い替えるのはあり得ないので、強度のある銀のキーなどの部品の”総銀製”を、高めでも買うと思います。
マウスピースの吹きこみ口(唄口
初心者は 日によって合う/良く鳴る楽器が違うくらいです。口の正しい形(アンブッシャー/アンブシュア)が出来ていないので。”いい音が出やすい””吹きやすい”など、自分にとって何かいい方を選ぶべきです。
試奏はしっかり時間を取り、2つの楽器でも何度も比べることです。
唇の、息が出ている位置が中央であるかも、鏡を持っていって置くか、身内や注意深い友人に 見てもらうと本当はベストです。店員の数に余裕がある店では 店員に毎回見てもらいましょう。初心者は右寄りや左寄りの口で音を出すと出しやすいのでつい中心からずれたりします。

Y社の安いラインナップで、最近 やたら狭い唄口がありますが、それはすすめられません。鳴らすことのできる位置が小さいということです。音量を大きくする訓練のためにも、安いラインナップ一般的な大きめなものを選びましょう。 最初は姿勢、指の練習などが重要なのでストレスが倍になり、練習意欲を阻害します。狭いものは数年後に口の形がとりあえず できてからになると 誰でもすぐに適応できます。(後に安いマウスピース単体の新規/中古販売もFL売り場が大きい所ではありますが、慣れたころには本体のほうのガタが 気付かない場合でもだんだん出ているでしょう。)
操作性が大きく変わる機種は、メーカーやメーカーの製造時のスタンスにもよりますが、30万円などかなり高い機種あたりからかも知れません。

あと、ばね調整。 販売店でほぼ無調整/おおざっぱな調整で売られる場合もわりとあり、購入時ばね調整サービスや、無料定期点検サービスの定期点検もありますが、大きな所でも非常にいい加減な店舗もあります。
店でもリペアマンが誰かによって 変わる場合があります。
メーカー出荷前調整を細かくしているかで、メーカー自体の製品評価まで変わってしまったりもよくある話です。

Eメカ必須 インライン(E)とかインラインでないとかはEメカの種類の事。
初心者は例外なくほぼ必ず (インラインでない普通の)Eメカ付 を使います。左薬指の見た目が出っ張っています。持ちやすい面もあり、姿勢・正しい持ち方を覚えるのにもいいでしょう。管理人はサンキョウ独自の半分キーの穴がふさがった一世代前の新しいEメカを使った事がありますが Eが鳴りにくかったです。(近年穴が”点”状に変更⇒改良された可能性。現在のはニューEの2?か3世代目) 。
インライン(キーが一列の形状)は 少々左手をガッと掌を返して握る形になり多少ですが持ち方が変わります。他の楽器からの転向者で、指の周りが特に早い人(副科ピアノなどでも高校生でショパンをラクに弾いているような)や、現代音楽を自分の得意としたり、すぐにどこかの学生のオケに入る予定があるなら、インライン・総銀もありでしょう。初心者特有の痛み方が致命的にならないといいのですが・・。
オケの曲は 練習曲並みに機械的/過酷な部分の連続が多く、通常のEメカなら楽器を使いきる前に 買い直しが必要になると思います。ピッコロでなくFLのままで超高音を多用する場合もあり、ブラスバンドの曲とは難易度が比べ物にならないです。特に高い楽器を一生もので考えていないなら、さすがにオプションのトリルキーは 考えなくていいです。

インラインEメカか Eメカが出ているか(普通のEメカ)かについては、曲(調作曲された年代機構)によって奏しやすさが違いますが、クラシックをひき続きやるなら後に中級者姿勢技術落ち着いてきた段階でンライン(インライン主流時代に)つくられた音楽をやるので、インライン必須なります。インラインでない通常E楽器からは簡単に慣れられ、インラインで一般的な変え指もすぐに覚えられます
オフセットやハーフオフセット(ハーフインラインなどメーカーにより呼び名違うかも)でも通常Eよりは いいかも知れません
管理人はインラインE使用の時分に、オフセットの友人のを試奏しましたが、インラインより左手が指の長さとフィットするのでいい面が多く、やはりラクで非常に人気もあるそう。インラインEよりメンテがしやすい単純な構造だそう。
管理人は現在、少し古い時代の曲を好んでやっていて、フランス曲/現代音楽をやらない為、通常のEメカに戻っています。

リングキーとカバード
アンブッシャーといいますが口の当たるフォームと、手の指の位置が落ち着いていないのと、フルートでの正しい音程感ができていない為、カバードを100%薦めます。特に音程感が落ち着いていない場合、フルートは作音楽器(指位置だけでは音程が正確ではなく、上ずり易い音などは 微妙に唄口のポイント角度を変えたり 息量をコントロールする楽器)なので 最初からリングにするのは当人の耳(音楽的な)にも大凶です。

瞬時にキーをおさえる感覚をカバードで覚える必要があります。最初からリングキーで ほぼ自己流の人で、日本古来のキー機構がない(リコーダーのような)昔の笛などのような もわーっとした発音になってしまう押さえ癖と、めちゃくちゃな音程感が染みついた生徒が、かなり後々になって先生についたけれど 悪い癖が直らなかった例を管理人は知っています。最低限の基本を身につけることは重要です。悪い癖が”基本”になってしまうと、”表現”の段階に進めません。

★今はリングキーに市販のゴムフタがありますが、それを常にするのは構造上 音程が狂うのでNGだそう。ただ、シールやセロテープを表面に張るのはOKのよう。powwel(金属管)リング用には 完全に一見カバードに変身させる ふたが売られていますが やはり内側に厚みが同じようにあるので、音程の問題でNGです(管理人も使用してみた事がある)。
ただそれは 一般の音楽をやる人にわからない差ですが。音楽をやる”耳”にもNGです。
音程は、もしその後音楽を専門的にやっていくと、特に弦楽器と一緒にやる場合など、フレージング的だけでなく調律的な面での音楽的な”耳”がとても重要になる事があります。その時に長期で悪い音程に慣れてきた癖のついた人は 先生にも治せない可能性が出てきます。

使用目的

楽器面から 中高校生が買ってもらえるフルートは間違いなく3、4年前後で壊れる ”消耗品”。ブラスバンドで使うだけでも 楽器的な痛みが 出やすいけれど、ましてや 近年 流行っているマーチングでの使用では、3年もつんだろうか?と思います。管理人は学生時代 どうも調子が悪くタンポ交換(数万円)しようとしたら、それ以外にキーが修理不可能(しても戻るので)で 買い直した経験があります。


リペア(調整)
”神”調整をするリペアマンにはめったに会えないので、言ったとおりになって戻ることはほぼないですが、一度しっかり調整すると、他の指との操作性バランスに大きく影響します。特に右小指など恐ろしく固い場合があり、管理人は自分で右小指のバネ圧を弱くしたりしています。この部分は購入時 非常に強い事が多々あります。ただ、キーの裏のフェルトのような”タンポ”には細心の注意をしてください。今のタンポはちょっと強いようですが傷を付けると 修理が必要になる場合も。管理人の使っていた 有名な黄色い教本(3冊。音大にくる人は1、2巻までは大抵やっていると思う)には、 タンポは密閉された袋になっていて、針サイズの小さい穴が空いても、音に影響が出ると書いてありました。
購入時などの無料調整で、指摘しても直っていない気になるところがあれば、有料(3000円前後)でリペアしているところに持っていくと多少は良くなる可能性も。
リペアマンには 技術の差があるので、直してもらった箇所でのちにまた不具合が出ることもあるので、修理後問題が出たら、以前の担当名含め一度修理した事をしっかり伝える事です。
入門者は特殊改造しないと持ちにくいと思うかも知れませんが、正しい持ち方を覚えれば慣れます。最近フルートを割と多く扱う店で、管を太くする柔らかいプラスチックが売っています。これは管理人も金属管を使用していた際、特に長時間練習する際、手放せないものとなりました。ただ、ちょっと一部はさみで切り取って、左手だけ使います。
初心者の方には、もしレッスンで先生が許してくれる場合には、右も左も付けるべきです。
ただ、練習中 出だしからのソロの時に、ずれてタンポのない所のキーの下にはいり ふさがらなくなっていて 音が出なくなった時もありました。特に本番前にはいつもより 多少乱暴に扱っていたりで、組み立てた後 音は一通り出さないと なにかしらバネ外れなどもたまにあります。
足部管の位置については、きっちり主管の真ん中のキーにキーのパイプ合わせるのがいいとは言い切れません。姿勢/操作性、構えた時のフルート全体の管の回転(普通に見ればわかりますが 主管のキーが真上よりこちらに向くのはNG)で、総合的に判断したり先生に聞きましょう。

楽器の管理
購入直後、最初の日はあまり吹いてはいけないと聞いています。恐らくタンポの慣れの関係かと思います。30分とか間を開ければ計1時間吹いてもOKとか、管理人はその程度に考えています。

また、特に注意したいことは、管の中に水(蒸気)が出てしずくになるんですが、その水が通るラインを音孔を避け一番下から出るようにする事です。吹いている姿勢では自然にそうなっていますが、吹いていない時に楽器を回したりして 水がタンポに入ると、濡れる⇒乾燥を繰り返し、痛んでくるそう。(ムラマツの技術者のページより)。そうは言っても、たまに管をまわしてしまい、水滴の通り道がトーンホールにはいってしまいます。置く時も注意。理想は時々マウスピースだけでも水分をガーゼでとる事です。

しずくが大きくなった時に ラインが色々な方向に曲がってしまうので、たまに 管を管内のトーンホールがない ライン方向に降って、大きなしずくは下に落とすようにしたほうがいいです。しずくで高音がスムーズに発音出来なくなります。

初心者には木製管は 管理がさらに難しく、クラリネット出身でもなければ いい素材の物でも恐らく割ってしまうので、NGです。

ケース(フルートバッグ)は いらない
楽器店でつい買いたくなってしまう楽しいフルートケース。新規で買った時はとりあえずのくるみものくらいは 付いて来る事も多いです。
小さいのに安いものでも間違いなく 万とする価格のフルート。赤の他人に分かる時点でまずいと思っています。電車/外出時など気を抜いてしまう瞬間は 意外に 突然あります。日頃のバッグに加え数が1点増えただけで、急いでいる時/スマホなどなにかしている時に置き忘れ→盗難とか。
学生時、初心者用のフルートの時は 規定のバッグに入らないので管理人も使っていましたが、現在はチャリの時など まあ便利な 肩にかける布のタイプ以外 使いません。私も電車に忘れた事がありますが、運よくあやしげなバッグだったので 盗難にあった事はありません。それを入れるバッグは 防水の必要があるかというと、ないです。バッグ自体はビショになりますが。

3月 19, 2012

素敵なクラシックのフルート音楽ーYOUTUBE他

ムーケ パンの笛(注 ”パン”はもう1曲別曲もあります) このおじさん、ピアノ伴奏のテンポ取りも非常に落ち着いていていい。すみません最後まで聞いていませんが・・。 参考になると思います。 http://www.youtube.com/watch?v=j2VnqSquurU

レコーディングプロ(ハイアマ)の趣味ページ。生き生きした音質/テンポ感が非常に良い。一番下の、モーツァルト ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Kv. 304 よりメヌエットがお勧め。時代別に録音があるので、勉強になります。以外にも伴奏が良く出来たMIDIだったりも。(FLは控えめ)
http://anet21.com/yoshimoto/flute/music/classic.html

モーツァルト フルートとハープの(ための)協奏曲Mozart Flute and Harp Concerto K 299 Mvt2 Boucly,Moretti,Marriner マリナー指揮  http://www.youtube.com/watch?v=cCfBqm-G1ts&feature=related

シャミナーデ  コンチェルティーノ フランス的な、唄うところと激しい所を兼ね備えた、ちょっとテクニカルな曲。Concertino for Flute, Cecile Chaminade, Op. 107 - Earl Haig Symphonic Band http://www.youtube.com/watch?v=6G69EIzGblY&feature=related

モルダウ(現地語でVltava、わが祖国の2曲目)FLの出だし (3つとも同じような演奏)
チェコのトップクラスのオケの演奏が安心。ウィーンとかベルリンフィルは、たいていテンポが間違ってる。
♪B. Smetana : "la Moldava". (HQ) 高音がこの録音だけが◎特にダイナミックな演奏 http://www.youtube.com/watch?v=ddOAFzImZk0&feature=related
♪Philharmonic - Smetana - Die Moldau - No. 2 from Má Vlast http://www.youtube.com/watch?NR=1&feature=endscreen&v=AHQxs601D-A
♪Smetana : My Fatherland - The Moldau (Part 1)
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=i5zwt3B8Weg


☆★こちらもどうぞ!
(映像なし)クラシックFLらしい色々なMP3曲例(外部HP。FL音が多少小さいものも。 クラシックギターもなかなかいい音)http://anet21.com/yoshimoto/stream/
当サイト別投稿 Flのフィドル、ダンス付き映像など。http://flrepo.blogspot.jp/2012/03/blog-post_17.html 

ベーム研究ブロガーのフランスの曲の音源リストhttp://www.boehmflute.com/music.html



3月 17, 2012

ケルト フィドル笛、ロードオブザリングのような音の笛ーYOUTUBE


リラックスできるFL Slow FL sound
・Silver Flute Meditation-Improvisation- Avi Adir http://www.youtube.com/watch?v=VE3J_0O0cKQ&feature=related
18K以上の濃い金のFLの音のよう(Perhaps Play of Gold Fl. Perhaps this Fl is made of 14gold or more heavy gold)。
 音域のバランスも普通の銀ではこうならないので 銀でわざわざピックアップ(エフェクト)して いるとは思えない.(Low and high Sound balance too(gold).I dont think its effected by silver normaly Fl.)
・木管フルート(キー機構なしのリコーダー的な笛)演奏 エンヤ May It Be - Enya - Wooden
http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&hl=en&v=pNQmuNBowYs
映像中の 6穴フルートの音階の話は 恐らく間違っている。ファとシは(難しい運指でも)たぶん 出せない。(出せるとしても恐ろしく難しい指使いでかすれた音)。少ない音で完結する音階用の楽器だから。風穴のような音でなく しっかりした音が出る録音ならもっと穴を空けたものを使っている。この音楽は民族音楽で 曲自体が 単純な6音だけでできているから吹けるだけで ふつうの曲はオカリナほどにも吹けない。音域はオカリナ並みにとてもせまい(Ther`s  mistake of japanese language telop of play-able note.Perhaps this cant notes(sounds)Fa and Si....
and this music not needs 8notes of normaly schale-using music.)

これらの音楽は 4 7(ヨナ)抜き音階またはペンタトニックスケール(音階)。ブルース他 世界中の民族音楽で非常に多用される、現在の7音からなる音楽のスケールの より古い形。(This schales is popular as many race tradition-music,blues and so... of the world,named pentatonic schale.It dont have 4th and 7th note.)

当サイト別投稿 木管FLページ 1000円前後のアイリッシュティンホイッスル販売サイトリンクなど

機構がなくて穴があいた笛は、バックに投げ込めるけれど、2オクターブを出すだけでも上の方は 息の調整がかなり気をつかい面倒ではあります。このかすれ感を フィドルなどで民族音楽として 生かしているのですが、これが好きになれるかどうか好みが分かれると思います。
①使う調の数がかなり限られる②音域も限られる と理解したうえで どうしても民族音楽をやりたいなら 楽しめると思います。

西洋のフルートに比べて どういう制約があるかというと、人の声と同じ「2オクターブ」しか出ないということは その笛で出る一番低い音が例えばドだったら 吹きたい曲がドからのハ長調なら その音から2オクターブ上のドまでしか出るのですが、もしソからソのト長調だったら、上のソまで出ず 1.5オクターブしか使えないので曲のメロディーが吹けない事が多々出てきます。だから 一般的な歌謡曲など はやりの曲とかは転調しないと 吹けないので なんだか飽きるかもしれません。 特にあまり安くない笛を買うならそれも知っておくべきです。
西洋のフルートは 価格が高いし大きいものの、指は2オクターブまでほぼリコーダーと同じ(右小指を常にふさぐ程度)で ラクです!!最初だけ重いですが正しい持ち方をすれば すぐになれられます。

ケルトceltic/フィドルfiddle
・the chieftains &∓ friends - give the fiddler a dram アイリッシュダンス(with Irish dance)付き。出だし黒人はなぜかブルース!?(top player plays lools like blues with use pentatonic scales!)  http://www.youtube.com/watch?v=XQaJq-COBhc&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=4sfhbm0xNOc&feature=related

2本が上でくっついたAの形の笛(LOTR ロードオブザリングのホビット村の笛の音と近そう)
Double Flute(This FL tone
looks like The LOTR-hobbit`s villege music”concerning hobbit(?)”)

バグパイプのように音と音のつながりで 指がシンクロしない時にノイズが はいるのかも。(バグパイプは 特にアメリカでの公人などの国葬でアメージンググレースがよく使われるので youtubeに沢山あるとおもう)

・説明付き(with explanation) http://www.youtube.com/watch?v=uSLwkGdiIvs&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=uSLwkGdiIvs&feature=related
この笛の特徴である 発音時の雑音、ポルタメント(音程がスライドし発音もふあんと聴こえる)は、フルートまたは普通のたて笛でも多少真似してみたら出来た!スラーのフレーズ頭とかで おおげさにこの感じを出すには音孔を、発音直前に一瞬ほぼすべて解放、つまりどの指も、穴からバッと離してから 次の音を出すと感じが出る。
たとえ次に出したい音が低いレ(ほぼ全部ふさぐ運指)であっても、出来るだけ多くの指を離してからレを出す。左手の指だけ離しても 効果あり。ただし左親指は持ちにくいので押さえたままでもOK。

木管フルートの音ではなく、明らかにこれは”笛系”で、機構がない木製の笛の音。木管フルートでは最も肉厚系のものを 管理人は所有していた事があるけれど 木製の笛は 音域は少ないもののさらに木らしい「いい音」がするし、機構の一切ない丸い発音の音。
 RTRのボビット村の笛の音(サントラ)では、平均律の笛ではないがそんなに極端な純正律(純粋音程)寄りでもなさそう。
地動説?の女性天才数学者の映画で出てきた笛も ダブルフルートっぽかったけど、音だけバグパイプで 絶対おかしい。A型ではなく2本が非固定みたいだった。

別にこんなマニアックな笛でなくてもいいだろう。私は ダブルフルートは経験がないけれど こういう音は”厚い”木ならほぼ同じに出る。だって、プラスチックのリコーダーでもそこそこいい音が出るし、フルートの古楽器がプラスチック製で 一部日本の大手で量産されているくらい。
これを 本気でやるのなら見た目と、民族的な面白さを感じられるかどうか。合奏については ギターとは金属のフルートでさえわりと合うので大丈夫だろう。ただ売っていて購入するにもペイパルとかになるだろうし、壊れず送られた品が ちゃんと鳴るかも・・向こうの楽器店を探した方が、店員のチェックがはいっていてまともな製品かもしれないけど・・日本ほどではなさそうだし・・。ヴァイオリンなど買う場合についても皆さん”賭け”だと思っているので、あまり高いものは薦めない。 

♪LTR3部作の関連作、”ホビット3部作(新作)” 2011年頃の 制作ビデオブログ 52分 袋小路の家建造(家の数がかなり増)、58分 特に前半分は飛ばしながらみるのをお勧め http://www.youtube.com/watch?v=zfX1PYv1FEY&feature=related
RTR3部作のDVDのメイキングよりこちらの方が 全体を撮っていて余裕があり面白い
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映画で有名 well-known of movie
・Gangs of New York soundtrack  プレイ:Afro Celt Sound System
1/3あたりから笛(flute starts at1/3) (笛以外の音質は悪い only a flute is good sound)
http://www.youtube.com/watch?feature=related&hl=en&hl=en&v=bkEPczwWNVA&gl=US
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当サイト別投稿 普通のモダンFL 優雅なものなどhttp://flrepo.blogspot.jp/2012/03/lyoutube.html
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尺八的,カンフーフルート(?)/looks like Shakuhachi・Kung Fu Flute(?)
http://www.youtube.com/watch?v=dgoJELvPSXg&feature=related
http://www.youtube.com/watch?v=L4UQdKCgELc&feature=related

3月 15, 2012

合奏・ブラス-ピッチ問題/古典-純正律系//FLと弦相性

わかりやすい まとめ直し投稿がこちら。先にお読みください。
 プロローグ(長い・・) ※他の楽器購入ページにもこのただし書きをかいたけれどアルタス社のアルタスケールについて。(フルートの音量のページにも)。過去色々なフルートの主に日本大手メーカーの物を使っていたけれど、アルタス(中古)に変えたら驚くほど ピッチのところどころで 他の楽器とぴったりで、一人での練習の曲想も自然にわいて楽しい!機会あったら是非店頭お試しを。幾つかの調で曲を吹いて「曲想がどんどんわく」のがいい音程の楽器のヒント。
木管楽器にしろ金管楽器にしろ  ほぼ平均律(現実にはストレッチト調律だそう)の音程が各音出る楽器でないと 下に紹介する 純正律っぽい音程の研究をしても、まず平均律さえ出せないし、音痴な楽器に慣れ過ぎていて  気付けない。ブラスでは先輩はうまくやれ、角度で調整するのが技術といわれたけれど訓練できるのは 全部穴をふさいだ時の楽器と口の角度と開けた音の時の、音孔開放での制御と 低音域と高音域の角度の訓練くらい。それを克服しても 弦との合奏では 弦楽器の人全員に「フルートはね」と嫌がられる。でも、ほぼ正しいスケール構造(穴の位置など)の楽器では その差が愕然だった。耳も矯正され気付けるようになり 正しい音程に慣れ直す事が出来た。過去の3年前のアルタスでない時の録音を聞くと 大違いで音痴で ショックだった。私は 弦楽器を15年ほど 途中から独学でのんびりやってきて 和音(重音)練習が少し多くなったのと ちょうど同じ時期にアルタスに変えたので、両方で効果があったかもしれない。
以前はスケールが 普通のメーカーと違うなんて邪道だ!と思って試してもいなくて大後悔。価格もハンドメイドは 新品95万前後からと安い。 アンサンブルやブラスバンドでピッチに悩んでいる人は、アルタスにすれば ただ吹くだけで ピッチが合い、ハモって「楽しくなる」のでお勧めしたい。ピッチ以外の運指などにも集中出来る。

YOUTUBEのオケ音源の好きな曲にこの楽器で合わせると、アルタスだとハモるべき所すべてでハモれるので一時病みつきになった。今までの日本の大手メーカーのFLでは 中低音域で管を、特に指を全部離す運指で いちいち回転させたり口の角度を変えていたけれど、それがほぼ必要なくなって、持った時の安定も全然 違う
「FLはアルタス以外使用禁止!」ととりあえず言っているオケの指揮者さえいるそう。

以下、ブラスバンドなどでのチューニング/皆と同じピッチに合わせる対策例
とにかく”目立つ所だけでも”平均律を正しく出せばどうにかなる!・・が出せるかというとひどく違う場面が多い 楽器選びでの限界 先輩や先生が強く勧める大手メーカーが凶!Noと言いたいけど パート内では合わなくなる!!風当り悪くなるわ・・制限が多いので 部活では2重3重の悩み。

音程感を良くする近道  普通の、改良が無い音痴な音程構造タイプの 管楽器で純正律系っぽい”ハモリ感覚”がどう発生するか理解するCDなどでの疑似合奏トレーニング

正直 使う楽器は、上記のたとえばアルタスのフルートように 正確な平均律が出る音程構造の楽器でないと、調や運指によっては 凄く神経をすり減らすけど効果が少ないので 注意!

・ソロ他、プロの弦楽器のなにかクラシック音楽のCDにあわせて、耳コピで簡単なメロディーをおおざっぱに一緒に 吹いてみる。各国のトップレベルのオケなら、弦楽器の構造上 音程が正確だから。
 簡単に耳コピ出来るところで、2楽章 または1、3楽章でもローテンポになった所など速すぎないテンポの所などで“歌う“部分を主に選んでやる。曲のある部分のソロのパートをやっているすべての楽器と合わせてみる。
※使うCDは、管楽器はプロの演奏でも 特定の音で”音痴”な部分がどうしてもあるので、できれば弦楽器が多い構成のもので。弦楽器は平均律から”離れた”より響きが良い音を出す。それらにあえて管楽器でにごりのない音で合わせてみる。
これでまず手持ちの楽器の ピッチ上の限界を知る。クセまではわからなくても この楽器は 変なピッチの音が出る時がある という意識をまず持つ事!大事な長い音符を吹く場面で 「ffでは 酷いピッチの音だけど 譜面にffとあるから その通りに吹く」という大間違いは 避けられる。

・高いか低いか見当がつかない新入生ならブラスバンドなどでは学校所有のチューナーをパートで一定期間貸りるのもいいと思う。ピッチが正しいか、どんなに音程的に耳が出来ていなくても 初心者の第一段階としては 目で一度確かめた方がいい。あとは言われたら下げる、上げるで充分!私の先輩の中には上げる下げるを反対に指定してきたり、高いと差せとか誤信している人もいた。もし 先輩の間違いの確信がありうるさいのなら、「これでいいですか?」と皆の前で確認する事。OKと言えば先輩の責任になるから。先輩やブラスの担当者は 責任感と自信はあるけど、技術面で混乱させられる事も時にある。とりあえず先輩に言われるとおりやって 周りと ぶつからない”適当”な音を出しておく。
フルートが始めての学年の人は楽器の癖そのままに素直に吹くので、アルタスとか正確なピッチの取れる楽器でない場合、特に解放(押さえていない)の音孔(穴)が多い音では滅茶苦茶で ショックを受けると思う。

合奏前のピッチ合わせ まず楽器を吹いて温める。吹けないなら手で。冬で普通のカイロならずっと当てるのでなければまあOK、でもストーブは厳禁。下にも書いたけど 楽器に癖があれば特に、合奏前にチューナーで
キーを押さない(穴解放の)音のピッチと、そうでない音の間を取る(充分息で温めた楽器で)。しかし・・・フルートのレガシースケール(アルタスみたいな位置改良の音孔でない)では悩ましい。下から2番目のド♯は音程がバカ高なので、他との間をとれば 他の多くの正しい音程を大きく狂わせる事になる。この音がどうにか管を回して出る程度にチューニングすればいいだろう。
音域ごとの差異の間を取る。これはすぐ下に書いたストレッチトの問題。 私の経験では フルートはほぼこの問題は無かった。リード楽器で管内の容量の大きい低音楽器で特に 音程が音域ごとの差が大きくなる問題が酷かった。ブラスでクラがよくやっているのは ド(クラで言うド)-ソ-ド-と、低いド、完全5度(ドにたいしソ)でも合わせ、さらにその上のドを出す方法。スーパーマンという映画の出だし、テーマ。私は最初 クラパート全員が ふざけてるのかと思った。

高/低両方の音域を 程々に間を取りチューナーに合うように間を取る方法。この方法はかなり合奏で効果的。 ただし・・ソロがある人、1番(1st)とハモらなければいけない2番(2nd)、3番(3rd)はよりその音域を中心に合わせた方がいい(必須)場合がある。何曲か演奏するなら 他の曲で合わなくなる事も起こり、どっちにしようか悩みになる事も。

重要 次に椅子をもってきて座ってピッチを確認多少なりとも変わっているはず。これが本番のピッチ。

平均律だダメな場合にしろ、ストレッチトの問題にしろ、なんだか分からないけどどうしても周りと合わない時は やはりとりあえず小さめに吹いている。酷い場合吹いているふりをした方がいい場合さえ・・ほんとに。 ブラスなど弦が入らない合奏で、高い音域で長い音で吹く FLなどの楽器は 他には少ないので、他とぶつからないので 自分だけどんどんピッチを高く吹いてしまう事も起こる。これはジャズ含め何人かフルートの人がやってクセになってしまっているのを見た。 ピッチ狂いの特徴はピッコロも同傾向(特定の音が高く特定の音が低い)なので、一見 FLの同族内で「私たちは 調和してるので ピッチに問題はない」と堂々と思ってしまう。でもヴァイオリンなど含む編成だと「FLは超が付く音痴な楽器」と、諦められている。弦の人達は 管楽器の音程感覚が 最も重要な練習の一つだと どうも本気で思っている。そのくらいに酷いが、私も弦楽器を十年以上やってからやっと わかってきた。だからどれくらい厳密でない音程構造のフルートが音痴なのかわかっていないFLプレーヤーが多い。
管楽器の凶 平均律問題とは また別の ”ストレッチト”の問題 
音域ごとの高め低めのピッチの差異の ”間を取ってチューニング”する理由は 金管も含む管楽器は”ストレッチ(ト)”調律という 高い方はより高い(低い方はより低い)音の出方をするからだそう。ちなみに従来からの生ピアノは(管楽器を模して?)このストレッチトでチューニングされるそう。ストレッチトは 近年の割と高額なキーボードでも ピアノ音色がこれで、平均律(イコール)とはちがう。ポップスにつかうエレピ音は最初からイコールになっているし合う。特に重いピアノタッチのキーボードなら大抵変えられる。
ストレッチトの問題は、経験から言うと、特に管内容積の少ないフルートでは 容積が大きな木管楽器より この問題は明らかに出にくいし小さい容積が大きくストレッチト的な容積問題の大きい低音リード楽器ではアンブッシャーなどではにっちもさっちもいかなかった。チューナーで大差が出るくらい低音域ほどは低く、高音域ほど高く出る。ピッチのコントロールが 曲、特に中音域から離れた音域と 調によって求められる音程 によっては とても困難な音程がある宿命。ソロ(単楽器&ピアノ)でない場合には顕著かもしれない。楽器の個体差/メーカーごとの作りで、合奏にピッチ的にアウトなものもある。大抵ピッチ直しの改造は無理。 これらはやはりソロではわからない問題。この問題が大きい楽器を買ったリード楽器の人で「買い替えなきゃレギュラーから落とす」と担当に言われた人も見た。  経験から覚えている範囲では 安い量産ラインナップのヤマハ製は この面はちょっとひどかった。ブラスでも みんなほぼこの楽器で「高音に従い管を必ず回すもの」が結果的に 一つのルールのようなものだった。たまにでなく常に回すという・・。そんな事をいちいちやったら他がなおざりになるけどブラスではそれでやっていける曲レベルばかりだったんだと思う。  ちなみにアルタスでは回さない。ヤマハは2つ使い1つ目はマウスピース超大穴、でも2つめはそんなではなかったような・・大昔だけれど・・なので やはり全体の容積バランスの問題だったかもしれない。
私が使用していて 周りと合わなくていつも苦労する構造の楽器があったけれど、その楽器はピッチを443で合奏するとどの音域もジャストになる構造だったなんてこともあった。高音域(ストレッチトの問題)、または キーを殆どふさいでいない時に、大きな問題が出た。

上記の普通のオケ曲などのCDと合わせる練習の場合、一見ピッチが合うようになったようでも 録音しないと実は分からない部分が大きい。録音を再生すると愕然とするかもしれない。録音を聞くと、日によっても ぴったり合う日とそうでない日がある。精密な感覚が習得できるものかというよりは 練習時間をちゃんととっているかのほうが どうも大きいイメージ。

また、ハナからピッチを合わせるのは 楽器の特性にもよるが さらに難しい部分もある。選曲で1曲目に厳密な 繊細なピッチを求める曲をやるのは間違い。私は ピッチが落ち着かない段階では軽く息を吹き込んで、つまり周りの他のパートなど誰かの音を基準にして、チューニングするのもとても有効。周りの”全体ピッチ”も、1曲目では楽器が暖まっていない為 安定して決まっていない事も考慮し、「最初合ってたのにどうも合っていない」なら”少しづつ”調整した方が安全。調整するのは アーティキュレーションの頭など、音にアタックがある部分でなら目立たない。長い音の時にはやりづらい。

2ndなどハモリパートも部分でいいから CDと一緒に吹いてみるのもいい。そのうち調性の変化もわかってきたり、音程以外にも色々鍛えられるのでとてもお勧め。 合奏練習の時の録音は おさらいに楽で最適!!

参考練習 スケールC(ハ長調)を 古楽(純正律系)っぽく! ただし  現実にできるとすれば 昔のピッチの楽器でしか出来ない。 大抵の管楽器では どう頑張ってもピッチは真似しても”きもち”程度。努力ではどうにもならない。 それにブラスの合奏で自分以外の管楽器も 古楽でなく平均律のためなのに「レガシーなスケール」構造だろうから 「全員音痴」な楽器を使う中で「私も音痴」な楽器 という認識を!

古楽の音程、ウルフについては 他の古楽楽器感想のページに移しました。

トレーニング方法 いい”音程どり”のめやすに。一般的に使用頻度が多い、例えばCの長調スケールだけでトレーニングすればOK。ブラスをやっている人などでは 実際使う調では・・ソロ曲でも多いけど ブラスで頻繁に使う「♭1~3つ」位も、たとえばシの♭から始めてみるといい。1回やれば充分。もう感覚は身に付いているから。楽器のピッチのクセでどうにもならないのは普通だけど それを知るだけでも大事。短調は特にやらなくていい。 でも 弦楽器でなければ 楽器のピッチ的不器用さが 音程をちょっと変えようとしても致命的なのが分かるはず。アルタススケールの楽器とかならある程度は可能かもしれない。でもこれがすごく経験になる。自分の楽器のピッチがいかにいいかげんで、かといってだいたいの正しい感覚は ピアノなどを時々弾いてつかまなくてはならない。でも同じように周りの管楽器のピッチも みんなめちゃめちゃで、部分的にだけ合っている状態。金管で特定の音が常に低い構造、なんて常識。合奏なんて妥協!!
だから指導者が少ない楽器しか経験が無く、そのような楽器の”事情””宿命”がわからない人だと、ピッチが合わない時に 原因が分からず神経質になって 誰かをつるし上げにしたりする。現実にはつるし上げしようとしまいと、どのみち時間、具体的には部員の”耳”自体が合奏を何回もする事で解決する。簡単に言うと わざわざ不快な音を 毎回出さないようになる。あるピッチ上困難な部分があれば「どっちかのピッチをもう一方に合わせた」「酷い方に 正しい方が”ずらして”合わせた」は大正解な場合も普通にあると思っていい。作曲者の望む 調整は 「音楽的/表現面」で、機械のチューナーにぴっちり全員全ての音で合わせるなんて事は 特定の現代音楽でもなければ 全く求めない。楽器の構造、長所/弱点を頭にいれないと 不可能な事にあえて時間を食う無駄な事になる。

だから妥協の意味でも”耳で”合わせる必要がある。まずピアノなどで正しい平均律感覚の取得/または感覚を身につけつつ、平均律にさえならない音程の音/周りと合奏で不調和になる音程の音は  チューナーなしで 耳でジャスト感/違和感がわかるようにならなくてはいけない。

以下の内容は、「運指どおりでも周りを合わせられない/出せない音があった」と感覚的に体験した人だけに見てもらいたい。
管楽器などだけを使ってCのスケールで、レとミの幅を大きくとるか 小さく取るか、工夫すると純粋音程的な和音になった時”きれい”な響きになる方法があるので紹介する。正直 単音楽器では気休めにしかならない部分もあるかもしれない。純粋音程で綺麗に響くのは隣の音との響きなので、科学的な結果 スケール上のこの2つの音程に 平均律との差異が大きいという事を 意識してのシミュレーションミ自体は 純正律では 平均律に近く”高め”で、ピッチ的には変わらないというネット情報も。つまり”レをちょっと下げめに”のほうが正しいかも知れない。

・長調(ミがピッチ上でなく実際に♭しない)だけでOK(感覚が身に付く)。
・それをスケールのハ長調内で、安定していつも吹けるようにする。スケールを下ったときも同じ感じで吹く。アルペジオ(ドミソドミソ)も上行下降で。メロディーも 他のフレーズでも試してみる。
※短調はやらなくても C長調(メジャー)スケールのミについては 平均律と結果同じなようなので3度と5度の関係が 多分 短調のそれと同じ。

・純粋音程は 単に和音で”ハモる”音程取り、感覚!「合奏を沢山やる」だけで、例え正しい平均律が出ない楽器でも、ハモらせる感覚が身に付くので、音痴でない指導者やリーダーの元なら これが一番正解!!

平均律と共通の 感覚トレーニング例 スケールとしては多少のずれは発生するけれど、たとえばドから始まって ”レ--小さい山”、”シ--レより起伏/勾配は変わらないけれど 標高が高い所の山”を、表現出来れば、そして 全体的に整った”山”らしくなっているかどうか。
ネットの情報によると、理論上の純正律でピアノを作ると、上行用のドと下降用のドの2つが必要になってしまうが、実際に 古典派の演奏家が使った純正律は それを”慣らした”ものだそう。だから純正律といえども使っているのは”もどき”。私は弦楽器もやっているけれど、弦楽器で「完璧なくらいのいい音取り」でスケールをやって上行したり戻ってきたりすると、たとえばスケールを出発した時の音程との差が 解放弦や押さえる位置と比べて 凄く大きくなりやすいとかが分かる時があった。ネットで調べた情報では 理屈上の純正律では「下降した時に上行の出発よりピッチが低めになる」ものだかららしい。

私の場合の段階的レベルアップ どちらの調律にしてもスケール(音階練習)を上がったり下がったりいい音で音程をとると、まず「常に全体を低くピッチを取ることで 基準点などが”感覚的”に出来た」。なぜかは良く分からない。この方法は私だけかもしれない。私の場合、その音程を取る基準ができれば ほぼ安定性が出来上がった。そこから自然に その定位から”上げる”ようなイメージで音程が安定し、平均律に近い音程が安定した。声楽(Vo)もこれは同様らしい。 


ー 手持ちの楽器の癖は どの程度? ー
低い方~高い方まで、チューナーが空いている時に (♮の)ドレミファソラシドすべて、じっくり一通り 普通の息で吹いてみるといい

まず最初に中音域内の音をそれぞれ 吹いてみる。 ①通常チューニングで使う 中音域のAやB♭(フルートは構造的に全キーopen状態にかなり近いのでB♭よりAの方がいい)だけを まず合わせる。息やアンブッシャー(口の形)は 通常の吹き方のままで、調節は管の抜き差しだけで行う。
②チューナーでぴったりになったら、中音域の各音ドレミファソラシ(ド)を1音ずつ吹いてみる。ここからは一切 管の抜き差しもせず、”高くなる音”や”低くなる音”があるかを見る。
酷く上下する音があれば覚えておいた方がいい。次に試す 他の音域でも問題が出る事が多い。

③次に、高音域のドレミファソラシ(ド)、低音域のドレミファソラシ(ド)を、チューナーで吹いてみる。木管楽器でもリード楽器では 低音域が高く、または高音域が低くなることは多い。管楽器は構造的に上に書いた”ストレッチ(ト)”という、平均律でない上の音域が高く下の音域が低くなる 音程の構造になりやすいよう。
一番ずれる音域と中間を取る感覚で。
・自分のSoloがある部分のピッチを重視するか
・小節数としては多い、”周りとの調和”を重視する方法
      のどちらかを選ぶ必要がある。
そこそこまともなブラスバンドなら、Solo部分では 多少のずれは周りが音量などで遠慮しフォローする ので、そんなに気にしなくていい。ただ、1stと2ndなどで 同時にハモっているSoloの場合は、不興になる音/音域の問題は大きいかもしれない。
ブラスではピアニッシモ(pp)でのSoloがピッチが低くなり悩ましく、ジャズでは 逆にFFでのSoloのハーモニーなどが問題だろう。
ppについては マウスピースを 演奏中に少しだけ直すか、大音量部分は 同パートや他の人に任せる、と割り切る事も必要かもしれない。

※リードは人工のレジェール(白い半透明)などを使うと 音域ごとのピッチの問題が酷くなるかもしれない。人工ならファイブラセル(人工だがアシに近い)なら許容範囲なので お勧めする。

どちらにしても 合奏で演奏が始まって”あれ?自分が周りより明らかに高い(または低い)”と気付いたら、マウスピースを再調整、再再調整するのが正解。 合奏練習中なら、何回失敗してもいいので、どの程度 マウスピースや管を抜き差しすればいいか 調整の感じをつかもう。これも練習のうち。いかにも合っていない場合に”いじるな”という顧問がいるとすれば 先生が演奏経験不足。ありがちな、極論で得意になっているバカな指導者もいる。ピアノと合わせているぶんには問題は出ないけれど、吹奏楽でもソロやソロパートとの和音付け・ハモリで、相当の困難を味わう人もいると思う。吹奏楽の担当に 中途半端に知識があり、しかし管楽器の構造特性を知らない場合、説明もなく怒られる事もあるだろう。

吹奏楽ではソロのパートがどんどん移るけれど 中心となるヘルツはある所でたかだか数小節で決まり、ある意味”誰もがソロではない”とも言える。なので、曲が変わったごと(特に調性が変わった時)などに 周りのピッチと自分がだいたい合っているかを できれば注視し直さなければならない。
そうしないと、合っていない場合に ソロをやったら その他多数-伴奏側がピッチを合わせない状態で、ソロ側の時分が 汚い音でぶち壊してしまう。こういう失敗は ”大きな本番以外で”何回か経験しておかなくてはならない。失敗したことがない人が崩れると、持ち直せなくてすごい破壊力。失敗も技術の上達課程。
      ----------------
上記のストレッチトで音域でピッチが違うなど 構造上クセ/問題がある楽器の場合、長い音で/曲(調)によって/出だしなど 目立つ音だけでも、替え指を練習時から常に使うようにする事も場合によっては必要。替え指を使うのはプロだけだと思うかもしれないし、まだ変え指を覚える段階ではないかもしれないけれど、必要な場面はある。フォルテ気味にふいたりピアノ気味にふいても、ピッチは変わるもの。2年もすれば、吹き方で多少変える事が自然に出来るようになるが、早い音の曲ではそんなコントロールは出来ないので、楽器の「酷い音をどうにかする為の」セッティングが最重要。

ある程度楽器の音が出せるようになって安定してきたら 合奏前にチューナーで合わせる時は、普通に吹いてみて チューナーと合わないからと、口の角度/構えなどをその場で変えて合わせてはいけない。必ず管長で調整する事。(レッスンについていない独学の人はピッチについても 特別ひどい癖がある場合も)。
個人練習で、チューナーを見ながら上や下から音階を吹いてみて、楽器に問題が見つかる場合は多い。例えば下(うわずりやすい)のドがぴったり合っても上のドや さらに上のドとその周辺が低くなる(ありがちな)楽器なら、まず楽器の癖を認識しておく。

合う音どれかをぴったり合わせず、全体の音域のずれを最低限に、また よく使う音域を 最重視する事を考える。音のずれをほぼ補正可能な範囲にする事&最悪アンブッシャーでの操作が出来る範囲でチューニングする。楽器により、ほんの特定の1,2音(と場合によりそのオクターブ)だけが低い事もあるが、その場合には音を小さい/短い音で吹く/または非常にシビアなら誰かにまかせて吹かない ほうがいいだろう。
長い音では 変え指を使う事も有効。

全体練習時に、少しピッチ高めのセッティングにしたり、かなり高めにしたりした状態で高音低音を それぞれ合奏中(本番以外)に試してみるといい。高低音でのコントロール難易度の違いも含め、感覚でそのうち対応できるようになる。周りに多少ヘンがられるかもしれないが、”試している”とちゃんと説明しよう。

これらに加え、管の各所を少し抜いたり、マウスピース変更だけで調整出来る部分もある。(どういう傾向のマウスピースならどうなるか、は個人練習の際に見当をつけよう!) また、プラスチックのリードは木のリードのピッチとはっきり違うので ピッチの悪い楽器と組み合わせると 合奏でプレー時 そうとう考慮しないと問題が出やすい。周りにおおざっぱなピッチの人がいると 余計・・。でもリードの裏にビニール処理をしただけの半加工のリードなどは、そんなに問題はない(合奏するレベルにもよるかも・・)。

本番では ピッチの問題はより大きくなる事も考えられる。弦楽器はもちろん、もっと過酷な ”野外も冷え切った体育館も普通”のブラスでは温度他で起こりうるし、出す前の楽器をしまっている楽屋とも環境は変わる。現状はしらないけれど使用者が多いヤマハの木のクラは 選定が悪く必ず割れるっていうのを聞くけれど ブラスにいる”本当に木で出来た現代では数少ない木管”なので 本当に同情する。
コンクールの会場などは”乾燥しすぎ”が多い。管楽器は 唇の荒れで 皮が 浮いたりする位置によっては音が位置を調整しただけでは全く出なくなり恐怖!リップクリームを特に本番近くなったらつける事!  楽器自体は この点では大丈夫。一番大変そうなのは ティンパニーやコントラバスなど大きな楽器じゃないかな 乾燥して胴体の長さが大きく変わり 当然弦の長さも関係し、駒もフィットしなくなり駒の位置を(足元だけでいい)調整しないと 酷く音が小さくなるはず。最初のチューニングがかつてないほど合わせられなく狂うような事を ヴァイオリンでも経験した。Viでも狂いは 調整不可能かと思うくらい変化して 酷かった。大太鼓、ティンパニーなど化繊の皮を貼った弦楽器も怪しい。輸送の振動もあるかもしれないけど 見たことのないくらい 苦労して上級生にやってもらっていたのを見た。
あくまで 例として、メロディー楽器他が会場の温度でピッチが変わって、みんなのピッチが自然にそれに合わせてどんどん変わる等、演奏中のピッチが変わる事は普通。吹奏楽などで まともなレベルの団体なら、プレイが経過し 1曲くらい終わるころには 皆のピッチが どうにか間をとったところに自然に寄って合う。そこで上がり過ぎ 下がり過ぎになって、はじかれる楽器もあるかもしれない。 昔 私の練習を手伝ってくれた 知りあいのプロオケのメンバーに聴いた所では、世界で当時トップのオーストリアのオケは、全体のピッチがそうなっても 皆 対応できる、自分たちはできないからすごい と言っていた。
木管楽器で起こりやすい傾向  ー穴を解放した状態に近い程 うわずるー
特に 従来からのスケール構造(つまりアルタススケールとかでない)の普通のFL全部が持つ 機構的なピッチの問題(常に少し上っている特定音など)がある。同じ楽器どおしのパート練習では 全員がある特定の音で お互い狂っているのに耳が慣れてしまっている。全体練習するまで 一切ピッチの問題は出なかったりする。楽器の特徴を知らない指揮者は、あるFLの”ド”を良く使うソロで ピッチの狂いを感じても、FLの”ド”が構造上ほぼ必ず狂っている事を知らず、パート練習をしていない他のパートを疑ってしまったり、またはピッチを下げろと言うだろう。
しかしそんな事をすれば上の方のド以外、つまり殆どの音のピッチはみんな下がってしまう。指揮者もレベルがまちまちで、リーダーとして問題ある場合もよくある。ヘタに何か楽器の経験があるとかえって良くない事も。弦は管のピッチや息継ぎの”宿命”がわからず、木管は金管のさらなる音痴を「ヘタ」「ど下手」と見ている。治るものと思っているのが間違い。妥協と上手くやり凄す事のほうが求められる。曲の選択にしても。

管理人の学生時代、単一の楽器のパートで 先輩の”ご指導”の元でピッチを完璧にあわせたら、いざ合奏で パート全員が ピッチがとんでもなくミスマッチでNG、またここで「すぐ直して!」と先輩が言う、という事があった。
結局先輩も数年やったくらいでは 音楽や合奏についてたいしてわかっていない。例えば 先輩たちはリードの付け方も 初心者への指導くらいしか出来ないレベルの癖に、さらに自分の好みの設定を押しつけ、自分と同じ系統のプレーヤーでなければ、「あなたはダメ、大会に出るな」と言ったり。大会のメンバー決めは、担当が相当未熟でもなければ 先輩が決める事ではない。やっぱり学生は子供で、”好み”最優先になりがち。 
実際に合奏を始めた時/合奏中に合わないのは、管のコンディション(空気容量)が温度変化で変わってくる為(FL以外も)/または自分や他の楽器が、Aや♭Bで合っていても、全体的な本当の中心ピッチがずれている為。 曲の中心音域/使用する調性/頻出する音(楽器ごとの問題)により、不一致が大きくなる事も。

ジャズ、オケなど、ギターや弦楽器が入る場合は、数曲のプレイで音が酷く狂う為、もっとチューナーの値に厳密なので、上記とちょっと違うだろう。

悪い例 いい加減な先輩/友人の 自信過剰やご指導等 に注意!
ピッチについて 平気で間違ったことを言う人がいる。そのアマ(知人)とは 趣味の団体で良く一緒に合奏をしていた。パート内はいつも皆の音が合っていなかった。知人は練習の合奏中も常にチューナーを見ていた。そんなに厳密に合わせているなら、こっちがおかしいんだろうとずーっと思い、管理人がずれているんだと思っていた。
なので、指導者がパートのピッチがおかしいと言われると、管理人は積極的に”多分私です”と謝った位。管理人の楽器をどうにかしろ(有名メーカーに買い替えろ)とまで言ってきて参ったが、管理人の楽器は、買う前にもすべての音で チェックはしている(同じメーカーでもアジアだと○×激しい)し、再度すべての音域でチューナーで確認したが、一般的な範囲で問題はなかった。

管理人はピッチを いつもその知人にぴったり合うよう修正するが、そうするとなぜか もっと周りと合わなくなる(反対隣や大多数の音に合わなくなる)事に 気がついた。あるとき本番で、その知り合いが1人完全にピッチで浮いてしまっていたが、いつになっても修正してくれないという事件があった。

当日その後、知人が全く問題に気が付いていない事に驚いたが、数日後になって、その人は録音(音源)を聞いて、音の酷いずれが分かって かなり落ち込んでいた。チューナーに頼って大きなずれさえもわからない耳の持ち主だった。ただ、録音では確かにピッチについてはプレー中よりよくわかる。中級者までは自分のレベルUPに必要。
上昇時にいちばんいいピッチなど、色々なピッチを演奏中は 使い続けているそう。(当件に関係ない完全5度調弦関連が殆ど)外部他サイトhttp://amateurorchestra.blogspot.jp/2012/05/blog-post_9785.html#more

平均律で検索を。下の方 http://www11.plala.or.jp/kita-kew/MUSIC/Equipment.html

・・・・それで、昔管理人が所属していた、多少大会で強かったブラバンで、先生が”演奏中にはチューナーに合わせるな!耳で合わせなさい”と全員に注意していた事を思い出した。ブラバンの合奏ではピッチは最初 厳格に441(2)に合わせた時のピッチのままではなく、個々の楽器の温度変化で ほぼ”必ず”変わっていっていると思う。

練習などでは大抵、ほんの少しのウォーミングアップがあるかないかで曲が始まる。いったん吹かない時間の後だったり、チューナーの順番待ちで もう冷えた楽器でチューニングする人、逆の人。低音側など大きな楽器は楽器全体がなかなか温まらず、特に影響があるだろう。そんなふうに、プレーで全員のピッチが演奏前と 既に変わっている中で、一人だけチューナーに厳格に合わせれば、当然逆に不響になる。

”チューナーと合っている自分が正しい”⇒さらに合わなくなると”自分だけが正しい”という、”(耳で)皆とずれていて当然”というとんでもない癖(と間違った優越感)がついてしまったよう。この人は見た目より反抗的な人だったらしい(笑)
現在管理人はこの知人がいた団体は辞めたが、現在の別の団体でのぴったりピッチに時々ほっとする。やっぱハモらないとね。前の団体では気持ち悪いピッチが普通で、ハモるなんてほぼなかった。こういう、堂々とした迷惑な人がいたのが、前の所をやめた理由かな、と思った。

*********** 第二の問題 一番響きの美しい音程取りである”純正律系”で音を出す楽器と 平均律さえ出せない楽器が合奏すると・・ 特に一部のひねった和音での酷い不興  **********
純正律で音を出せる”弦楽器”については、別サイトをご参考に!
解放弦を古典からの完全5度-完全5度での調弦での 平均律音楽との問題について 私のヴァイオリン別サイトhttp://jazzrepo.blogspot.jp/2012/04/5ng.html

私は他でも書いていますが アルタスという解決策です。でも 現状では ヤマハやムラマツ、サンキョウなど日本の一般的な大手の楽器では 音程面での改良が 遅れている 古い音程構造です。バッハやモーツアルトなどの”純正律(寄り)”の時代につくられた楽器からの改良が不足しています。このスケール構造だと pppやff の時や 曲の調性など特に組み合わせにより、平均律から酷くずれたピッチで音が出ます。
ソロでは伴奏の(平均律の)ピアノとは不協和音にならないので気が付きません。ピアノ側は狂っていないから、両方狂っている事態にはならないからです。そんなに大きな差にならないので、合奏して初めて「なんで他の楽器と 時々酷く合わないんだろう?」というふうになります。
管楽器で指で押さえる場所が少ない運指(高い/真ん中のド付近)などは、意識して管の角度や口の角度で変える事も一つの習得すべき技術ではありますが、限界が大きく 第一 本来 無駄な作業です。とにかく従来の音程構造のフルートでは 平均律とピッチがずれすぎていて 早い運指などで 正しい平均律が保てなくなるのです。
弦楽器との合奏では 平均律以上に上下するピッチが最適でそれを求められる時さえ恐らくあります。というより それに近くないと ウルフという”ワ-ンワ-ン”という濁りが出るのです。最低でも 楽器が平均律の音程を 各音域で正しく出せる事が必須になります。

また、さらにフルートが目立つ場面だと ピッチが酷い部分では 必死に調整し続ける羽目になるので 当然 運指や表現の指定などに 集中出来なくなります。これらはソロだけをやっていると全く分からないのですが。

フルートだけ何十年とやっていれば 楽器のクセと合奏の全員のピッチの”間を取る”技術はUPします。でも精密なピッチについては 思っているより管楽器奏者の耳は正確ではないようです。弦楽器は 毎日のチューニングで 440の音叉を使い、1秒に何回揺れがあるかで441、2などに合わせます。ヴァイオリン1つでも低音、高音弦で チューニングの仕方は違います。そして曲ではフレット無しで和音も続けざまに出したり 耳が鍛えられます。だから10年もやっていれば、耳は良くなります。厳密な耳を生かして調律の免許を取る人も時々います。
でも 私の経験からして、フルートで ムラマツなどピッチが大雑把なものを使っていた時は、弦を15年やってもいたけれど フルートのほうでおかしい音を何度も自分で吹いて聴いているうちに 耳が落ち着かず とんでもない音を出していた事がありました。ヴァイオリンの方も悪影響で ピッチが定まったと思うと不安定、を なぜか繰り返していました。

近年の音楽、特にドビュッシー以降の 純正律時代よりも”和音が多い” ”平均律の”音楽、またブラスバンドの曲では 酷く”音痴”な面である「ウルフ」が 主に楽器の特性でちょっとピッチが不正確なだけで出てしまう事が多々あります。たとえば モーツアルトやバッハには、ショパンのような  ひねった和音や不思議な和音は 非常に少ないですが これは平均律になった事で 新しい和音、さらにそれを使った 多和音/コード進行が可能にしたサウンドです。平均律になると全部の音が平均律に近い事が必須になりますが、管楽器はまだその段階まで 度合いは 違っても到達していないのです。

余談 平均律をピアノに設定してみたら ピアノ曲が strechedよりも小ウルフ発生も!! 最近、キーボードで 私はピアノの標準的なチューニング方法であるstrechedを平均律に変えてみたところ、面白い問題が起きました。ショパンの ある人気のバラードで ペダルを長めに踏んでも一般的には 大丈夫なところで かえって気になるレベルの小ウルフが発生!もとに戻したらウルフは出るものの うねり回数が減り ”寝言”程度でした!少しの差なんですが。デジタルのピアノタイプのキーボードは 倍音なども忠実で 人のチューニングより正確そうで とても面白いです。どこかのページで書いた、加湿器と共鳴してピッチが狂うのもそのせいかも。2人で狂った音を確認しました。

ショパンやドビュッシーは 曲の要素として 「”感覚”の移行」が 主体で、音の変化が目まぐるしい部分が 例えれば色や形が変わるビルのライティング/イリュージョンや 形が変わる噴水のようです。アドベンチャー映画やジェットコースターや ディズニーランドのアトラクションの乗り物で 「次に何が起こるか?」という、次々に 興味をひかれるフレーズが出てきます。
この手の曲の「美しさ」については、何か心に染み入る美しさなど ナチュラルで 暗い部分についても 自然に 曲になじんでいて、純正律系の曲で多い 「ここから暗いぞ!」と突き落とすような感じは ないようにも思います。

純正律系は 長調の明るさ、短調の部分には はっきりした境目があり いきなりいかにも暗く大げさなくらい「ドーンと暗い」、気持ちをそちらへ駆り立てる感じがあったりする事が多いかも知れない。こちらは たとえればポスター。絵画のようなベートーベンの田園だったり、 いかにポスターのサイズが大きいかとか、または 迫力勝負で ちょっと「驚かせる」部分で勝負するときもありそうです。ソロ部分が少ない曲は テーマの繰り返しが マンネリになりがちですね。

純正率系が最もハモって美しいのが弦楽四重奏。たとえば上行下降で「一番綺麗な音程取り」で平均律がずれていき、それを経験的に毎度直しています。フルートはそれに加われません。平均律さえ 出せない 旧スケール構造なので お互いに違和感しかないのです。この旧スケール構造を日本の大手が作っているのが問題です。もうそろそろ指回りでなく、”酷い音程”直してほしいです。

弦とのアンサンブル、オーケストラで、ロマン派などでも 不興和音がどうしても出やすい、しかも目立ちやすい譜面もあります。有名な作曲家は 弦の経験はあれど どうも管楽器奏者は少ないんじゃないかと思います。そういう所のソロは 相当神経すり減らす事になります。簡単に言うと 現在普及している”古い”音程の設計では、フルートは 木管楽器同士でしか 和音が合わないのです。ハモりそうなところも 大抵それどころではなくなってしまいます。いい変え指がある時ばかりではありません。

また、音程がより精密で正しい楽器を使う事でフルートなど単音楽器でも 表現にこだわる人なら曲想がわきます。これは試奏で吹き比べだけで分かります。精密な平均律の”アルタス社製”フルートについて言えば、他のページにも書きましたが 趣味で音楽をいくつかやる身内を 連れて試奏したら、「表現の豊かさが増した」と全くこちらが思っていたのと同じ事を言われ、また”華やか”とも言われました。
アルタスは”音が明るい”と言う人もいますが、”ピッチが高く出るべき場所でしっかり出ている”と言う事だと思います。低く出る場所も正確に出るから 対照的にそう感じるのではないかとも思います。

ジャズでの平均律について http://jazzrepo.blogspot.jp/2012/04/5ng.html
この外部サイトの作曲者木下牧子さんのホームページ(新規移行前)で非常に的確な事をインタビューで言っている。ハモれそうな時だけハモる。=純正(ハモり)でいけそうなところだけ純正で!という言葉。http://www.asahi-net.or.jp/~az4m-knst/qa_bucknumber/jyunseiritu.html

楽器でも 理論でなく感覚でいけば、純正のスケールを学術的に知っているより 安全でいい、という事。とにかく色んな和音を、沢山練習して感覚として身につける事が大切!

近年のブラスバンドなどは”平均律”での演奏のために作られた音楽。ピッチを意識的に個人練習し、”最善な音程幅”にして、自信をもってブラスで合奏したら、皆と音が合わない問題が発生して、自分のピッチが意外にまだ習得出来ていなかったのか と、がっくり落ち込むパターンもあるかもしれない。
それは よく練習し耳を鍛えたために、純正律(純粋音程幅の)スケールを習得した結果の”衝突”だろう。純正律を平均律用の和音を含む曲で出すと、平均律特有の和音と衝突し非常に汚い不興和音が出てしまう現象が起きてしまう。

知人のプロオケの人や調律関係のサイトによると、 平均律との良く分かる大きい違いは、各調の3度らしい。音階練習では(ドからきて)レとミの幅を はっきりクリアに取ると、古典クラシックの純正律(ミがレに対し主張がありきれいに響く)になる。短調では3度を広めにとか狭めにとかも あるらしい。
でもやっぱり音楽は 理屈、理論(後から分析の結果でしかない)から先に考えると 逆に大きく間違いがち。平均律のミは 他の調律と比べて高めなのでそのままで、結果的にレだけ低めになっていれば多分正解っぽい。

ピッチの問題をもったFL,ソロViなどの高音楽器のプレーヤーは、ジャンル問わずセミプロにも普通にいる。音域が高いから誰ともぶつからない為、音によりどんどん高く吹いてしまう恐れ。
管理人は 特にジャズのジャンルを始めてから、やっとかなり自分のピッチがひどい事がわかった・・まずその日の合わせ1曲目で周りから言われる。演奏中は分からなかったが、後から録音で聴くと 同じ自分の耳なのに、明らかにピッチが酷かったとわかる。
************FLと弦の相性************
管理人は昔、モーツアルトのフルート4重奏を1番ヴァイオリン抜きで、一時お遊びでプロオケの人や引退した老人達と やっていたが、PTP(プラチナメッキ、非常に厚く響く)管のFLはどうしても弦楽器と響きが合わなかった。他のヴァイオリンさんとそこらへんの曲で2重奏をしたこともあるが、やはり常に違和感があった。銀では管理人は 弦と合奏した事が無いけれど、金属の中では一番合うという意見もあるよう。音量/特にディレイ(響き)的にはやはり高純度銀位だろう。
管理人の別投稿の金属素材のページ(右フレーム⇒にリンク有、ボランティアなどには最低限・・)にも書いたが、金は18Kくらい濃くなると、弦とは音量の少ないシーンで最悪。

音量面でも古典は 作曲当初木製管、非常に小さかった。PPでFLだけ吹く場合を除き、合奏では唯一十分な音量がある高音部分だけが FLとして重要な役割だっただろう。
↓ブラームスの例。ここでは本体は銀。2:23で2本とも本体は銀。1STはマウスピースにだけ違う素材を使っている。05 Brahms Violin Concerto, Julia Fischer (Violin) - 3rd Movement ジュリアフィッシャーでのViコンチェルト。http://www.youtube.com/watch?v=bOx0eKhD9f0&NR=1&feature=endscreen
 
逆に、先程紹介した別ページにも書いたが、ピアノとのソロでは上記の相性の問題がなく、低音の迫力(低音域でピアノに負けない音量)や、フレージング/音のまとまりやすさ+聴き手を優雅な気持ちにさせてくれる響き という点で、やはりマウスやパーツだけでも金が助けになる部分が大きい。

弦との相性だけを考えると最悪だけれども、各国のソリストに多い例は、オケとのソロでも18金(←とても濃い金製管)を使い、”金の優雅さ/重厚な音/大音量”を売りにしているプレーヤー。古典のプレーでも18金を使い、金がとても優雅だけれど、やっぱり浮いていて スポーツのようにせわしない感じもふとする時がある。プレーヤーのテクニカル技術が高いせいか、多くの曲でテンポがどんどん早くなっていったりする。

古典の弦楽4重奏あたりは、楽器同士の”①共鳴”、そしてピッチ、つまるところの”②ハモリ感”が最大の売り。そして、遅めのテンポが 聴きどころ。作曲時、まだ楽器製造の技術が発達していなかったのをそのまま反映したような・・。FLはこの中では木製/銀管くらいしか合わない。


総/または管体14Kは、このように管弦楽用とソロ用の間をとった、しかし中途半端な選択(しかも超高額)な部分がある。私に もしそんなお金があるのなら、ハンドの高純度銀に18金のマウスピースにしたい。(別投稿に木管FLについても別ページにあり。奏しやすさ/プロ向けのソルダードの音(YAMAHA社)と音の良さ(SANKYO社、管理人も過去使用)がどうも相反するようで・・)。

以下、木管FLと弦やリュートとのyoutube合奏例。ただし多分これらはモダンFLではない 機構なしのもの。 http://www.youtube.com/watch?v=Kl6R4Ui9blc&feature=related
木管らしい音(ピッチ難あり) http://www.youtube.com/watch?v=qiAfh1yadm0&feature=relmfu
音質は悪い http://www.youtube.com/watch?v=qiAfh1yadm0&feature=relmfu

オルガン/パイプオルガンなど、オルガンは管(金属パイプ)ベースで、一種の管楽器なので、音質的はFL(木管は不明)と合う。

共鳴ー合奏形態
TPのファンファーレは、ピッチの問題をクリアしていれば やはりディレイ-残響のある楽器だからか、いいプレイが時々ある。でもFLオーケストラは、何度か聞いたことがあるが、全員総銀素材の演奏で、特殊楽器も含んでいてピッチなど音が合っているようでいい曲でも、弦楽器どおしのようなアメージングな音の共鳴はなかった。
TPもフルートも高音楽器で、自分のテンポを持っていない人、速さのコントロールが出来ない人が多い。フルートは特に、長い音符がすくなく走りやすい。ゆっくりした部分がある曲のほうがハモるチャンスはあるし、魅せる要素がある。

やはり今主に普及しているのが ①ディレイ-残響が少ない銀製 ②大手が作っている”平均律さえちょっとしたことで出ない”スケール構造の楽器で演奏している為ハモらない・・のかなと思う。

木管FLについて/アイリッシュなどホイッスル

木製管フルート
良いところ
◎◎ナチュラル・素朴な音色。素材が笛そのもので、単純/素朴。丸い音で、どんな場にもなじむ、”笛”イメージそのもの。また練習したくなる、やみつきな音

◎◎弦楽器との相性が最適。古典派のオケ/弦楽曲にはぴったり合い、ちゃんとハモる。管理人のマウスピースだけ金 の主にジャズでの経験からの推測だけれど、金(特に18k以上?)だと 例えばオケでワーグナーの弦との素朴なpppの出だしなどで どうしても”甘い音”になり、非常に合わないよう。pp位にすると同時に音が自動的に甘くなる。それらしきミスマッチ演奏の録音をフルトベングラーのCD(オペラ関連)で聞いたが、あまりに弦と合わないせいで プレーヤーが下手に聞こえる。木管では弦との合奏が非常に楽しい(チェロだけとなども)。

近所への音量を気にする場合、音が極端に小さくていい。漏れないというほどではないけれど、弱く吹けば(鳴っている楽器でもさらに吹きづらくはなるが)かなり小さくなる。ただし金属管でも反射板上に コルク など、多少の防音(消音)方法などがある。別投稿http://flrepo.blogspot.jp/2012/06/blog-post.html

高音部がまろやか(サンキョウなど管厚の場合)。金のそれともまた違い高音が突出しない。

◎&×両方 右親指の角度/位置は、金属管(細い)の時とは驚くほど変わる。とりあえずは多分誰でも持ちやすくなる。左手の人差し指の付け根も、沢山吹いても全く圧迫されない。ただ、サンキョウでは 気流が悪いのもあるかもしれないけれど 管が”大柄”な為なのか、緻密なプレイ、速い運指の曲には全く向かなかった。大柄な上にEメカ(標準搭載)の為かもしれないが・・でもヤマハでもやはり気流の抜けの関係かEメカは標準だったかも・・。 機構はなめらかでキーが平均的で、完全に大手メーカーのハンドメイドの作りで、バネも重すぎず軽すぎず完璧に調整したのにもかかわらず。男性で手の大きさが合うから木管はとてもいいという人もいるが、もし金属管でも、管理人は 左手だけアタッチメント(良く売っている管につける半透明のプラスチック)を常にここ数年しているが、たったそれだけでアンブッシャー&ピッチ安定に驚く位 いい。特に 直近に 練習出来なかった際には、それで音が常に大きくはっきり出る。管理人は吹く時の足部管(C,H足)にもよるがどちらか片方だけ付けている。(入門者は片方はNG)
悪いところ
××音量(中~低音域)が非常に小さいので距離の離れた人にはまともな音で届かない生(マイクやアンプ無し)だと、フロア(木/石)張りの20畳前後・オケ/弦楽器などアコステ専用の残響が多いいい(高級な)ホールか、かなり小さい空間までで どう頑張っても限界。管理人は反響音響を確認しながら吹くが、とにかく体力を消耗する。じゅうたん敷きは超NG、低音が悲惨(ロマン派以降は情けない音に)
トラベルソの時代は 音はリコーダー的で小さいが、当時の”本番”は教会のような石構造でアンプされたからOKだったのだろう。
ただ、家の外で聴いていた身内によると 木管で遠鳴りが悪いのは、洋銀製での遠鳴りの悪さとは違うようで、ノイズだけが不快に聴こえるという事がなく、よわよわしいがそれはそれでオルゴールの音量のようでいいと言う。

エレピ(音量コントロールできるので)・フォークギター・チェンバロ程度と共演が限界。ふたをしたグランドピアノより小さい。これ1本もちでは演奏のバイトには無理。

購入時の試奏(しっかり吹いた・・)では分からなかったが、息のロスが、古典を1楽章吹くだけで思ったより大きい。管理人はマウスピースを14金のものに変えてたくさん吹きこんだが、殆ど音量がUp出来なかった。
別投稿”ボランティア等人前プレーには総銀以上” の”ライザー”の項にも多少細かい事があり。http://flrepo.blogspot.jp/2012/03/blog-post.html 

 × 本体が木管でなくてもマウスピース管だけや、反射板を木製にするだけで 充分木管の音に変わる。(良質で固い木素材による)

管理人は実際、消音目的で取り外し可な カッターで削れる程度の多少固い木の板を丸くカットし、反射板の内側に 練習時に入れ(別投稿”消音”にあり)ているが、それでさえ 実際 木製的な表現力豊かな音になる。


心なしか、強弱が出しやすい(フォルテが簡単に出る!)せいか、フランス物などで木製管FLより 曲想がすぐにイメージできプレイできる。周りからの評判もいいし、興味のなかった曲もちゃんとした曲なら 吹いてみると楽しい。
その自作反射板載せ板(取り出し糸付き)は、ある程度の厚さがある方が木らしい音になる。厚さ8mm程度で、ゴーベール?だったかある芸術っぽい曲で 吹き比べてみたら 表現が段違いに良くなった。しかし音量は木管と同じで 低音がガクンと落ちた。

同じ素材(固めの木)で5mm程度の薄いものも作ってみたが 低音は一般的な木製よりは少しだけ大きくなった。音質は”いかにも木製!”らしさから離れたが、表現力は相変わらず段違いにいい。
やはり14K(+18Kライザー)も金属だから、まろやかな音のようでも吹き比べると”カ-ン””ピー”が主体。なのでできればもっと板を薄くして試したい。
本番でこの方法で 使うなら糸のノイズ(抵抗が出て高音が少し吹きにくい)を 1本にして減らすなどの工夫と 板を密度が固いものにすると色々な曲が吹きやすくなると思う。紐なしで アジャスター棒という方法も、一部ひっかけのある強化させた板にひっかけるなら ありかもしれない。そこまではやらない。
音質との間をとって”低音もそこそこ出る”ということで、広めの空間での弦との合奏などでは本当の木管よりさらに適すると思う。
詳しくは 別投稿”消音について”を。

安いラインナップ 銀座山野 金属管に木製リップ付き仕様(本体)の外国メーカーがあるよう 。11~17万の3機種 http://www.yamano-music.co.jp/docs/hard/flutesalon/0agent_tomasi.jsp
反射板だけ改造例(リペア?)http://ameblo.jp/magnumtrio/entry-11286446864.html
×新品は、有名メーカーのハンドメイド(ソルダード)/総銀並みの価格高
× 意外に一気に飽きる音 倍音成分が少ないため、きらびやかな音ではなく、パーンと発音もできない。色々な雰囲気の表現をしたい人であれば 華やかな表現などの幅が減り、ダイナミクスでの表現が出来ず、後期ロマン派以降の曲などを 演奏するのには全く適さない。ゆったりしたフルートらしい長いフレーズがなにせ良くない。音色が限られ 落ち着きがある音なだけに、”幻想的/幽玄/不気味な落ち着かない表現”は無理。木管では尺八のような 音・響きとして単純な範囲までは可能。
暫くは 古典の曲だけで楽しいが、管理人は1年程で完全に飽きた・・。購入時は「これしかない!」というくらい 木の音を気にいっていた。ちなみに、管理人は 当時 古典をほぼ4,50%、2重奏や弦との木管カルテットもして かなり好んでいた方だけれど 飽きた。民族音楽方面(比較的近代、早いテンポなど)だけでOK!という人には 合う。これは対して問題ではないけれど バロック、古典については、現代の木管製よりさらに低パワーで吹く(リコーダーに近い)設計のトラベルソでないと再現出来ない部分も小さい部分ではあるそう。
管理人は現代の木管(↓サンキョウの項参照)で”リッププレートがある物”を選んだが、トラベルソと同じような、(ピッコロのように)リッププレートなしの形状(サンキョウで注文になるかもしれないが選択可能)でないと 譜面についている ”やたらに多いタンギング”は向かないそう。実際無理。それ以降の(後期?)ロマン派などの曲では そのようなタンギングがついた譜面は見た事がない。
でもトラベルソよりはいいだろう。トラベルソは運指の問題、穴が少ないタイプは特殊な運指で 超難しいだけでなく 音がこもる。ビンテージなら 演奏出来る調が限られ 穴の位置が平均律用でなかったりして 限られた調の中でも 古典派までしか吹けなくなる事もあるかも。
古典の調から転調したり ドビュッシー以降の 幻想的だったりひねった音を使えば 非常にヘンな どうしようもない音になるだろう。

譜面は トラベルソ用に書かれたトラベルソ用でないと実音が1つ下がる。普通のFL向けの曲(トラベルソを書きなおしたものについても)は 自動的に1音上げて、ド記載をレとして出す必要もある。ジャズではメロディーにもコード感があるので ジャズのトランペットやサックスの人は自動的に音を1音上げ、コードも変換して有名な曲なら演奏出来るが、クラシック音楽では 凄く幻想的な音使いなどもあるので、書きなおしが必要だろう。   参考 外部 技術者のサイト http://flutesaloon.com/select/material.html

×弦とよくアンサンブルする人やヒーリング/リラクゼーション・民族系ジャンル以外では、結局無用になりがち。ヒーリングのジャンルではダンギブソンというプロデューサーが木管を採用してヒットしている。
アイリッシュ(転調がほぼないもの、この曲は”Cのイオニアン”とかの世界!)などには 機構は特に求められないので無用。
×管理上 金属管と違いタンポが多少張りつく事があるよう。バネをとても柔らかくはできないそうだが、管理人使用のものでは かなり柔らかく調整されていたが 問題が無かった。吹いたら最後にすぐ拭けば 普通はokらしい。
中年以降(女性は少し遅い)は 唾液が粘度を増す関係で 金属管のほうには影響があるそうだが、それなら管内だけでも水を付けてたまに拭く→空拭き→油 とかを やったほうがいいのかも?しれない。


××× 管理上の割れの問題に気を抜けない。生ものに近く、”乾燥”や”冷えていたら吹く前に必ず手で暖める時間が必要”。 メーカー(素材)に大きく依存(↓下記)するそうだが 音に直結するキーホールが割れたり、修理(大手術)もよくあるそうだし、すぐに修理しないとさらに悪化するそう。割れ防止でオイル塗りが時々必須。しまっておく場所の湿度も注意(暖房/冷房 共にエアコン大凶!)。若い人には、楽器の他にも面白い事が多いと思うので、残念だが管理上(大)失敗の可能性が高く、すすめられない(笑)
×ケースもクラほどではないが大きい。普通の金属管用バッグでもH足管などただでさえ 1辺が長いのに。管理人は床に置いて本を暖房との間にはさんだ形で電車に乗る。本当はさらにかさばるけれどハードケースくらいが安全かも。
×多分どのメーカーのでも 新品はちゃんと”鳴る”まで時間がかかりそう。管理人は 本体を木製に変える前から 同じ金属管マウスピースをほぼメイン使用していたので、唄口のポイントをに慣れたとかではなく、本体の木製管が共鳴するようになった感覚。(管理人のは新品だったので1年かかった)。
X(?) 操作性がサンキョウでは悪かった。下の項参照。ヤマハも??単に 管が太くなると 早い運指が難しくなるのかもしれない。

良く知られたフランス曲などのリンク(金属管がまじっているかも) http://www.boehmflute.com/music.html
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購入時のヤマハとサンキョウ吹き比べ結果。
木管FLは、かなり昔に日本のサク○○社(サンキョウではない)のを試奏した事があり、ステキな音で感動した経験がある。しかし購入しなかったのは 当時 音量が必要だった為と、なにせ特定の音がだけが酷く出なかった(なにかが”詰まってる”レベル)。サンキョウのような仕様上の最高音付近でもなく。社長が近くで音を聞いていたのに言いわけもせず、演奏上ではない理論を自信たっぷりに話し続けていて 不安感を持った。
その事を、当時の管理人の師匠に話したら、「そのメーカーに行く前に 言ってくれれば行くのを止めたのに」と言われた・・。ちゃんと鳴る楽器もあるのかもしれないが、実験的な事をやっているわりには、基本的な発音も出来ないレベルの楽器を 平気で売っている・・。
ヤマハ(試奏のみの感想)は、すべての音(管内の気流)の流れが◎。一番上の音域まで完璧だった。フランスものも普通に吹けるかもしれない。しかし管が薄いせいか、肝心の木管らしさが中途半端。サンキョウ木管では鳴るまで1年かかったのでこちらもそうだろうけれど、鳴ってきたとしても、金属管を持たない人の 1本目としてはお勧めできない。
まだ鳴っていないせいもあるが ぺラペラ感+高音キンキン。色んなサイトによく金属管的な設計と書かれている通りで、ここまで金属管とあまり変わらずだと、割れのリスキー面が目立つ。
遠鳴り(遠くでも低音まで音圧が減らないか)については 未確認。想像だけれど ヤマハは管厚薄なので ”木管としては”比較的良い可能性も。弦とやる場合には、オケ他でサンキョウ木管よりしっかり通るという情報もある。薄管の為(powwel木管も)という情報も幾つか。
ヤマハについては クラリネットでは、近年の木の選別(見立て)が非常に甘く、近年のグラナディラは”必ず”割れるという情報がある。(プロのリペアマンの情報)。使ってはいけない木を製品化しているそう。会社の姿勢的に問題大。FLも??と考えてしまう・・。
金属管と同じソルダード(接着チムニー)の作り。サンキョウよりはソルダードの音がする可能性も高い(サンキョウと違い管理人は 所有していないので不明)。
ガロワが使っていたアベルは、管厚が厚いと聞くし木らしい音もヤマハよりはしている。一部本体にも金属を使用している?というような噂も。マウスピース部分だけではこうならないのでは??
しかし ヤマハは 金属と木を同時に使うと割れが出やすいので製造しなかったと言っていたし、powwel、ヤマハ、サンキョウはジョイントなど ほんの一部にしか使っていない。もしアベルを購入しても 湿気のある日本では木管としてさらにリスキーかも。

 Youtubeを見た限り(ガロワ以外の人ハイアマ?の 女性2人)では、特に音を作らない状態でもつんざく系の高音が出ている。この高音は 管理人所有の厚管のサンキョウとは似ても似つかないし、木管の高音ではない。低音の音量がもし出るならそれでもいいけれど。
もし操作性が金属管並みなら、パーカッシブな古典でない曲にはいいだろう。ただ、他の普通の曲にはちょっとマウスピースを柔らかい金などにしないと、音量バランス含め難しいかもしれない。

サンキョウ (管理人が以前に 1年少々所有) 木管らしい音質はヤマハより段違いに◎。遠くで聴いた場合の音色の差については不明。遠鳴りでは音圧に木管共通の 中低音がかなり小さい問題がある(ヤマハは不明)
削り出しトーンホール構造で、間違いなく丈夫ではありそう。木も相当寝かしているらしく、わずかなら変形しても強いし、変形しなければずっと修理がいらないだろう。ドローンの音なので 好みによるが音が寝る。木管は響かないので 録音すると発音が かなりボソボソして 下手に聞こえる
ただし、(金でない)総銀でもそうだが マイクにノイズの許す範囲でできるだけ近づいて録り、ちょっと響くエフェクトをかけるだけで、驚くような浮遊感のある優雅な音になる参考になるのは ダン・ギブソン(パラボラ付きマイクで小川の流れなどの リラクゼーション分野でヒットCDを出している人)の最初に出しているCDの 笛の音とほぼ同じになる。
発音上の操作性は、一番高い3番目の音域(フルートとして重要!?)でかなりの抵抗というか ストレスがある(スムーズでない)気流上ヤマハにはっきり劣る。フランス物などにはNG(標準のEメカでなくインラインにしたとしても多分同じだろう)。発音に 意外に神経を使っている為なのか、金属管で ほぼノーミスで吹ける曲が、指がまわらず難曲化!しかも練習しても習得しずらいくらいに・・。腱鞘炎までいかないが、なかなか指を酷使しがち。
管理人は”もう歳をとりすぎて指がまわらなくなったのか?”と思ったが、その後 総銀に 買い変えたら 以前のようにいともあっさり戻った。
ついでに言うと、40代前後になったら、本当にグルコサミン/コンドロイチンが あると 関節がカクカクせず違う。

金属管のように 管が細いほうが指がラクという話も聴くが、管理人は気流の悪い1本しか使っていないので 太いせいなのかは不明。キー形状、位置、調整済みだったしバネの動きなど”機構”は 本当に文句なしなのだけれど。(当ページの他の所に書いたが バネは木管の為 微妙に強めだが それは恐らく関係ない)

管理人は新品を1年程使い、約1年で 急に管が鳴るようになったものの この”吹きにくい”点が 長期的には 非常に引っかかって売った。1本持ちだし。トーンホールのアンダーカットとか足りないとか??購入時試奏で 高音の気流が気になるのはわかってはいたが 売る事になるとは・・・。

H足管では 最低音がギズモキーなしでは 角度をかなり変えないと出づらかった。サンキョウの木管HPには、主に海外オケのプレイヤーなどが 5人が使っていると出ているが、一人はpowwel的に機構”金”の特注にしているし、標準はインラインでないし、それらのプロは ノーマルのままでない可能性も。また、彼らが演奏するような ”いい会場”は 特別に長い残響に恵まれているのだろうが、もし 少しでも大きめの”普通の”響きがないスペースで吹くなら、間違いなくひどい音圧不足。
ちなみに、キーのサイズ・リング・リング穴は、ムラマツSR(ハンド)よりほんの気持ち大きい(サンキョウ以外は不明)。管理人が過去使った楽器では最大だった。リングでふさぐ穴だけでいうと、特に、ムラマツの量産(小さい)に比べると、直径でミリ単位くらい明らかに大きいサイズ。クラシック(古典寄り)で、元がトラベルソだった曲の一部がCに転調されたのものなどの 一部の指回りが非常に困難だったり、突発的に最低音付近が出てくる曲では、一部のキーにフタをすしていた。(音程に良くないが管理人には必須)。

マウスピース唄口形状の選択 主にサンキョウについて
最近のこれら量産木管では、オケのプロは 写真など見るかぎり、リッププレート型がないタイプ(木製頭部管のピッコロでよくあるような)を多く好まれているよう。特にダブルタンギングが練習もいらず非常に自然に簡単に出来るという話がある。管理人もピッコロではいちおう経験したけれど・・。
管理人所有の”浮き彫り”では、普通にタンギングすると”ソフトタンギング”とでもいうべき タンギングになってしまう。多分 抵抗の為だが、Youtubeで 明らかなプロの古典の木管の発音を幾つか 見ていると、木管の場合には、そのソフトなタンギングが簡単にに出来ているのが分かる。
ただし、上記にも書いたが、タンギングがやたらに多い古典曲は 元がトラベルソ用。バロックなどで、”円錐形マウスピースで”ふわっと発音する為の曲リッププレートだけを変えても、現代の木管では音量UPのために”吹き込み”をする作りになっている
管理人は木管に変えた当初は、さらにソフトすぎるタンギングになってしまい、曲のテーマなどフォルテ気味の長いスラーの頭などで 大げさなタンギングが必要になり、速い曲で一瞬もたついていた。
ビンテージに詳しい、pipersにもコラムをよく書いているプロのサイトを見たところ、本来の木管(つまりトラベルソだろうけれど)はブワッとしたふくらみのある音自体がフレージングというか表現手段なので、はっきりしたタンギングをせずOKだそう。ビブラートさえいらないと言う。これに関しては、管理人所有の木管でも 実際奏法としてビブラートをかなり減らして曲を吹いてみて、意外に問題がなかったりする。
現代の 明瞭なタンギングは やはり金属管らしさらしい。

細かいセッティング(プレイ上) 主にサンキョウについて
やはりサンキョウ(powwel系?)なので、金属管の同メーカーの物とおなじく マウスピースのマークどおりにすると あごをすごく引く為 多少持ちづらい。低音が重要な曲ではマークどおりの位置からほんのわずかに マウスを内側に(本体を外に)ずらす程度がいい。低音が非常に良く鳴る (鳴りだした木管なら特に)。マークどおりぴったりだと、音によっては 低音側に急に引っ張られるし、1、2曲吹いて水分が少したまると、それより内側にした場合、高音が金属管に比べ 出ずらくなり、まずい状態になりやすい

マークをどうするかに関係なく、特に本番なら1曲終わったらスワブを通すほうがいい。軽く平行方向へ(タンポに入らないよう)振っても、金属管のようには 落ちて流れてくれないような気がするし、水分の音の出への影響が金属管より大きいよう。

低音がそんなに重要でない曲なら、持ちやすいし、マークよりもっと内側にしてもいい。特に音を覚えるような(仕上げでない)練習時なら。
でももし古典やロマン派前期以降で もし超高音(ド)がある曲をやるなら、マークどおりの位置付近でないと 音が非常に出づらい。(それ以前にフランス物などでは まず指が回らないはず。)
(付属の木の)マウスピースを差す際、奥まで差さないと、高音の発音が明らかに困難になる事がある。管理人はアンサンブルで、441か2あたりのピアノとマウスピースを奥まで差してやっているが 管を抜かないでちょうどいいようになっているのはその点からか。
あと、奥までささないと段差のせいか 抵抗があきらかに増し、高音の上の方はEメカがあっても吹きづらくなる。だから標準でEメカ付きなんだろう。
手持ちの別の金属マウスピースにした場合では、差し方でそんなに問題は出ないよう。たまにホールのピアノである443で問題が出なければOKだろう。逆(高めに合わせて抜いておく)は、その出にくい高音を無視しても、音域によりコントロールが難しくなりもっと大問題なので、そこは計算済みだろう。

楽器の癖はどの楽器であれ 取りはらえないが、サンキョウは上手く妥協している。この面では複雑な演奏上の問題点をよく研究しクリアしている

ピッチの特徴(付属マウスピースでない場合も含め)
一番高い(第3音域)ソが高い。ただ、ちょっとかぶせ気味に ソを低めに出しても 続く音が低くなったりしないから 難曲でもなければ問題なしか。2番目の音域のラの♭が低め。・・・など。
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銀座山野 中古木管(わりと多い。大きな楽器店でたまに出るが安いものも。) http://www.yamano-music.co.jp/docs/hard/
中古も入荷が入れば選べる商品がとても多い時も。Eメカなし、C管など、何か1つ我慢すると場合によりいい商品が安価で手に入ったり。
木製管は、FL製造前に十分に乾かしているか、自然に乾かしているかなどが、変形を防ぐよう。なんだか私のサンキョウも、一時どうもはっきりそってるように見えた。大きなニボシように。メーカーにもまだ未知な部分がありそう。木管(新もの)を買って1年ちょっとで、ある時バンド練習中(多少過酷)に急に鳴り(響き)だした。水分を全体に含んだからか?ネットでみると、毎日6時間吹いてても一切割れる問題が起きていないという人もいる。日をあまりあけず慣らしているからか。
割れについては、購入当初がまず凶らしい。店の説明によると 店で乾燥にさらされていた為、最初は毎日ほんのちょっとずつしか吹いてはいけないそう。自分の場合、ちょっと最初からつい吹きすぎ(30分とか1hとか)たんだけど、楽器屋で、店員か試奏者がたまにちゃんと鳴らしてくれていたのかもしれない。”運よく”割れなかったよう。
ビンテージの木なら、もっと危ないものもあるだろう。材質研究なども進んでいなかったし。購入時のビンテージは金製と同じ値段の事も多く、リスクが怖い。

足部管が、購入~最近(1年近く)まで奥までささらなかった。なんとなく仕様だと分かったが、でも1とか2ミリではなかったので、アルミホイルでわずかに削った。少しスムースになる程度だが、訳があるはずで危険なのでそこまでにしておいた。最近、鳴りだしてから(管が膨らんだ?)なんと、一番寒い時期(または乾燥で?)には、たまにきっちり入るようになった。
木の音色にこだわるなら、本体を銀など+マウスピースだけを木、という方法 が、1本持ちの人にはベストだと思う。音量のリスクはやはりあるはずだが、いい部分が大きい。
私は割れると「酷い値段でしか売れなくなる」のが最も問題だと思う。
髪の毛くらいの筋が入っただけで、値段が変わる恐れがある。

木製マウスピース単体。銀座山野(グラナディラ頭部管 上記の山野と同じリンク)http://www.yamano-music.co.jp/docs/hard/
近年人気の為か、グラナディラのマウスピースが6万円台で3本くらいあった。ぱっと見私の持っていたサンキョウっぽかった。ジョイントは金属で通常の金属管と合うようになっていたようなので、是非試奏を薦める。

ビンテージ専門店 木製マウスピースのみ販売 2社感想 http://tic-jpn.com/modules/xeblog/?action_xeblog_details=1&blog_id=158
山野楽器 リッププレートのみ木(銀ベース)20~25万中古か新もの(今後増産あるのか)か等不明 http://www.yamano-music.co.jp/docs/hard/flutesalon/news.html
別投稿もあり 素材 銀/金/プラチナメッキ/マウスピースだけ金 http://flrepo.blogspot.jp/2012/03/blog-post.html
powwel HPでも頭部管木製を扱い。

ゴウ(台湾)の木管は吹いたことはないが、映像などを見て見当がつく範囲で書く。
グラナディッテ(発注生産)は木製(木+樹脂)にしては非常に安いし、木っぽい音がして面白いが、やっぱりyoutubeで聞くと 高音が、洋銀/銀ほどではないが木よりかなりするどい。ただ、これに金のマウスピースをつけられたら、何かマイルドで新しい音になるかも。
持ったことはないが、いかにも”焼き物的”な音がしていて、置いている時に服などにひっかけたり ちょっとぶつけたり落としたら へこむどころではなくて 割れるんでは?
こちらは樹脂だけ製に比べ重量が重そうなイメージ。まだ発売開始から長期使用した人がいないので、もし状態が5年たってもちゃんとしているか、または機構の交換が程ほどの価格でできるのなら、値段に対して◎だろう。
グラナディッテでない樹脂のゴウについては、低音が非常に出にくくクオリティーとしてNGという話もある。いちいち修理しなくてもいいように そのうち改良されるだろう。
別投稿。木管FLらしいyoutubeプレイのリンク。http://flrepo.blogspot.jp/2012/03/fl_15.html
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また、モダン フルートにはある機構が付いていない”フラウト トラヴェルソ/フルート トラベルソ”がある。バロックなどだけに使う、機構のない安いものについても。モダンFLよりさらに リコーダーのような木管らしいいい音がする。AULOS トラヴェルソがネット売価2.5~4万円など、価格安のものも。
プラ管でもいい音http://blog.livedoor.jp/tafelmusik/archives/cat_98337.html
木製 木製でも恐らく高いものの例http://www.kkdac.co.jp/home/shop/part/flute/vintagefl/trarico.htm
バロックピッチ(415Hz)とモダンピッチがある。(モダンを選ぶ場合は440でなく441か442があればその方がいいかも。)

バロックピッチ(ド⇒ピアノのシ♭など)の場合

ネットの情報しかないが、特に高音域がまるく、トラベルソらしい音だそう
バロックピッチならトラベルソ専用の譜面(というのがあるのなら)をそのまま使える。
そして、なにせ古いので、トラベルソ楽譜は再販されていないもの(古い版)は、間違いなく著作権フリー(パブリックドメイン)になっていて、ネットから無料ダウンロード出来るはず。昔のものは汚い手書きでないといいけれど。
(トラベルソ(B♭)専用の曲集譜面などを購入する場合は、銀座など最大級の楽器店やFL専門(ムラマツなど)の楽譜コーナーに 置いてあるかどうかだろう・・。ネットで下調べしておいたほうがいいだろう。
推論ですが、多くの良いトラベルソ曲は、モダンFLで吹けるように、現在のC調(ドがピアノのド)に移調し書き換えられていると思う。それを買って移調すれば早い。(タイトル)にトラベルソとあるものなら音域など問題無く吹けるだろう。オリジナルに戻るわけだから。
♪譜面購入時、実際はC調楽器用に移調済みなのに”トラベルソ用”タイトルのままの曲がかなりあるので注意。伴奏譜のトラベルソパートと トラベルソ譜面の音が 音がちゃんと異なっているか 見比べる事。 (伴奏譜側は現代のC調のはず。) 店員の間違いにも注意。
C調(ドがピアノのド)の譜面も吹く場合には、1人で吹くか、同じモダンの人と2重奏だけなら、譜面どおりに吹くと音が1つ下がろうが気にするほどではないだろう。なれてきたら、C調譜面のまま、奏者が吹く時に1音上げて吹く方法を推奨する。ジャズのジャンルではBフラ楽器奏者がよくやる事。(非常に複雑な音使いでなければ) ただ伴奏者がいる時には 伴奏譜の移調が必要になる。
以上、バロックの雰囲気が簡単に出るし、キーボードでハープシコードなどが再現出来るようになり、ロマン派より うるさくないジャンルとして、ストレスの多い今の時代に戻って来つつある。
モダンピッチ(トラベルソというより単なる横吹きリコーダー)
つまり楽器のドがピアノのドと同じ なら、一般的な、たとえばジブリやディズニー曲なども、曲をそのピッチで下がらずに吹けるし合奏できる。ただし機構がないので♯や♭が少なく音域の少ない音域が少ない曲なら。モダン フルートのクラシック曲は 吹けない曲が多い。
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どちらのピッチでも、平均律の現代の楽器なら♯と♭が少ないものなら今の曲でも吹けるし、バロックピッチなら転調して合奏も出来る。プラ管ならほぼ間違いない。

本当のところ、トラベルソのもう一つの良さは 平均律ではなく、純正律にあると思う。なので ジャンルとして極めたいなら、モダンピッチでない、純正律に近い調律のビンテージ(?)などもありだろう。どのみち、機構がないので ラクに吹ける調は限られているし。ただ、もしポピュラーな曲を ちょっとでも吹くなら 移調する(伴奏者/合奏者も)しないと、合奏の際 ひどいピッチや不興和音の音が発生しやすいので覚悟しよう。
普通は バッハ、モーツアルトやベートーベンだけでなく ドビュッシーやサティーなども好きな人が 多いと思う。それなら管理人のお勧めは、やはり平均律の楽器を買い、ハモれる(純正律に近く)よう、耳を鍛えて良く吹く(アンブッシャー/息量でピッチを補正する)事だと思う。
別投稿 純正律の楽器で 平均律(ドビュッシー時代以降)の曲は吹けない事についてhttp://violinrensyu.blogspot.jp/2012/04/blog-post.html

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6穴 民族楽器的/完全にある調限定/ポケットに入る 注意!普通の多くの曲は音階の数が不足する(ドレミの音階がちゃんと7つない)。また、純正律で作られている場合、特定の調以外の調のスケール(音階)の音程に問題があり 変なピッチの音になり演奏できない。(他の純正の楽器の問題と同じ)。
”フィドル”という、民族のダンス/野外パーティー音楽で使う、機構がないタイプの楽器として多くあるよう。
別投稿 楽しいフィドル ユーチューブリンク http://flrepo.blogspot.jp/2012/03/blog-post_17.html
アイリッシュティン(ブリキ)ホイッスル1000円前後 http://www.glenfinan.com/fue/index.html
フィドルの笛と同じような木管FL http://gakki.temiruya.com/archives/2000/14104/
szbeホイッスル 1万円前後の商品が多数。改良されたつくりのホイッスルはやはり音がなめらか。逆に粗さがいいものも。ウィローという、倍音(強く吹く)と底の穴のふさぎ加減で音を変える笛もあり。ホイッスルのBass G \33,000-、アンプ必須でしょうが良さげ。 http://szbe.net/index_j.htm 
6穴でないものもあるが、平均律ではないかも(普通の曲では音程が変になるかも) バグパイプみたいのも売っている。
これらは穴も少なかったり(出る音が民族音階だけだたり)する。当然 使う調も限られていて、フィドルをヴァイオリンでやる場合は その調だけに最適な独自の調律を使ったりする。
Youtubeではフィドルとしてはヴァイオリンの投稿が笛より多い。民族的といっても古臭くなく、単純に楽しい 酒と踊りの盛り上げ音楽だ。驚くほどフィドルの動画プレーの投稿があり、少人数で楽しんでいるものだけでなく、相当大きなステージで舞台演出までされたものもあり、エキサイティングなショー要素が多分にある。
もう少しポピュラーなカントリーミュージックも、中年以上だけでなく若者のグループや若者のファンが万といて、MTVに出たりと、音楽ビジネスとして市場がある程度ある。日本の民謡とは 全く違う。
これらのYoutubeのフィドル演奏は、いずれも このサイトの右にリンクがあるが、当サイト”フィドル ロード オブ ザ リングのような笛”の投稿、別サイト ヴァイオリン練習記の Youtubeリンクへ。

総銀製(<高純度銀)がボランティア等で必須音量(金属素材フルート)

このページは、購入時のアドバイス。”3本目以降”的なイメージで、あまり安くはないけれど 中古で30~60万位で買えるような本体を 中心に、幾つかの主に日本メーカーの楽器の所有、試奏(明記)経験から ①安めに且ついい音色②の効果のある追加購入マウスピースなどを紹介。
結論からいうと、本番を中心に考えると、高純度銀(濃度-中程度以上)で 響きが多めの本体をまず購入し、その後 本体に合う金のマウスピースを合わせる(または気に入った金で太目径のマウスピースと音色的に合う本体)を選ぶのが ベストだと思います。

重金属の楽器では仲間からは許されるけど お客さんにはNGも! 現実には お客さんとの距離や 音響の悪さで どんなに高いフルートでも 音量不足で 音が届いていないコンサートもあります。迫力は大事です。会場でちょっと吹いてみて 「あれれ!」そして曲がはじまったら 反省あとたたずです。譜面台だけでなく アンプ、マイクとホルダー、長めの電源コードを車に積んでおくことも 考えるといいです。

★ありがちな選択間違い 新品または 暫く(持ち主に所有されず)良く鳴らされていなかった中古フルートは 銀の管なら半年くらい鳴らさないと 鳴ってきません。基本音量が大きい 重い金属素材の順に 早い時期に鳴ってくる印象です。鳴らす事で 金属などの”粒子”が振動しそろってくるそうで、具体的には 楽に音が出るようになり 以前より”響き” つまり ちょっとしたディレイもはっきり加わったりする事もあります。私はこのディレイがある吹いて心地よい楽器しか 今は使っていません。
響きが重すぎると思ったら やっぱり鳴ってきてからも 対して鳴らなかったりしました。私はムラマツSR(ハンド。普通の高純度でない銀)のデフォルトの肉厚のものも所有していましたが 2年くらい所有しましたが 少ししか響きが出てきませんでした。購入検討時、鼻が詰まったような音がしていましたが かなりひどかったので数か月して鳴って来ても 響きが少ないんじゃないかと思っていたら、まさにそのとおりでした。今は 高純度で量産でさえ鳴る物が各社出てきたので それより高くて響きが足りないPTPについては ”いまさら”ですね。それも価格が高い。試奏時の その時の鳴りだけでは 潜在的な”鳴り”は比べられないのです。特にハンドメイドの物は 購入時は 鳴りがちょっと微妙でも 後から鳴ってくるものもありますが、ほんのちょっとしか良くならないものも。店員は 専門店や大きい店でも 細かい事については 適当な事や偏った事/好みを言う人も ちらほらいるので大型店のHPのコメントも 鵜呑みは厳禁です。

●(バカ高いし)金の 音/見た目が特に好きでなく、音に色が付きたくないけど 音量が必要、という人はまず”高純度銀”項目へ!特に量産、管体 高純度銀がなにせ安く、中級者以上すべての人にイチオシ!純度により野外プレイなども完璧!3年くらいで修理が当然必要になるけど 楽器屋によるとリペア部品も各社かなり流通してるそうで確実。マウスピース別購入の項も 音のまとまり/まろやかさ改良の為に同時にお勧め。

●手持ちが総銀の人へ:本番やバイトで 一番の悩みの”音量”対策として 中古の18Kあたりの金マウスを 別途購入で加える方法を 当ページ別項目で紹介。高いけれど・・中古市場に多い”18K”がリッププレート/カットのタイプ/高音指向なども選べて 店によっては在庫も多く すぐ手に入れるには手早い。
”まろやかさ、フレーズのまとまり、発音のラクさ”も18Kだとマウスピースだけでも最適。

★もし子供で ピアノを弾かせても音楽教室で突出していたり難しい曲を譜面渡してすぐに弾いてしまうような”マジシャン””名人”系 なら、現代曲とか 難しい曲を やるようになるだろうから 量産品では 手に問題が起こりやすくなるかもしれない。他には 性格的に 極端な負けず嫌いの人も 練習のやりすぎで 手の腱鞘炎になっていた。どの道 名人系の人は ハンドメイド系を使ったとしても 楽器の方にも問題が出て、調整(リペアに出す)とか しょっちゅうで大変だそう。フルートはタンポが小さいし管体の歪みも出ないので リペアに1年に1度も行かなかったり 木管ではかなり無難な方ではあるけれど。
フルート未経験で 最初の楽器の方はまずこちらへ(別投稿) 
********* 参考に 管理人が過去使用した楽器 ********
過去使用したもの(特記無ければ銀製) ヤマハ(洋銀 入門モデルと10万ちょっとのもの)、マテキ(セミハンド)、powwel(シグネイチャー(シグネチャー。量産))/ムラマツ(PTPドローン,量産(GX),ハンドメイドSR中古)/サンキョウ(量産総銀中古/木管)。サンキョウ(木管)。アルタスハンドメイド(ハンドの下位A1507R中古) 楽器のグレードと私が使っていた年代は関係なし。
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マウスピース: 14k(ライザー18K)中古、サンキョウRT-3(モダンな設計、ピュアシルバー、高音域志向)。


楽器購入はバランス 素材・純度での音量/音質、 機構(メカ)/音のコントロール(気流)、表現力(マウスピース)のバランスが重要。どこか1つでもヘンだったら、後にもっと問題は大きくなる。マウスもしっかり選択する事!音の命に近い
もし先生や経験者にアドバイスを貰えない場合も、どちらにしろ 本人がたっぷり時間を使い 持ちかえて最低3本位は試奏する事。2店舗は見るつもりで。店員の詳しさも商品も違う。有名メーカーのでも 何か使いづらいイメージがある楽器は 音が基本的に暗いとか 機構が何か変わっているなど、何か構造上の問題が後から分かることも。私はその手の問題は後になってかなり後悔する事も・・。何度も良く吹き比べ、一番気にいったものを!

自分で吹いてみた時の第一印象は、最も冷静な判断だったりする事も。また、信頼のある 販売店のHPなどに書いてある事も、鵜呑み厳禁。100%客観ではないし、大きな店のサイトでも 重要でない事だけ書いてあったり 相当偏っている記述もある。山野楽器の抵抗どうこうというのは 昔の上級者向け日本製楽器のマウスピースの穴が 小さい傾向があった事から なにか誤解がでてるのかなあと思う。たとえば金製だと真逆で、吹き込まず とても少ない適当な息で爆音が出る。抵抗はなく増幅。それ以上大きな音を出せるけど 出さなくても大きい。 総金も初心者でお金持ちなら保険かけたうえで買っていいと思う。転がしたりおとしたりぶつけると、濃い金のほどぐにゃぐにゃになるそうだし 盗難関連の気持ちの用意が出来ていないので やはり保険次第ですね。総銀でさえかなり重いので金の重さと、扱いに気をつかう癖が付きすぎて フルート自体が後々負担になっていくかもしれない。
例えば ピッチの微調整について、有名な2流メーカーと1流メーカーで 全く逆の事を書いてあったりする。(吹き始めの管の温まり初めと混同?) 
特に新品の楽器では 日本製だったら故障はほぼないけれど、そうでなかったら いきなりフェルトなどが取れることなどがある。あまり本番で不安なら、そこそこ鳴るのを2本持つことを勧める。例えば ほとんど譜面で使用しないノイズのような普通の運指表にない高音域の音を求める譜面もあり、ある作りの楽器では出るけれど、出ない楽器もある。たとえばサキソフォンでは 第3音域あたりは途中から正規運指はなくなりそこからは同じ音に最大3つくらいの運指が運指表にあり、変え指どうこうではなく その楽器のメーカーの形によって そのうちのどれか1つしか出ないなんて事が多い。それでも出づらい時は 自分でその運指をヒントに 新しく探すことも。こういう異常な音域の音が出ない楽器のほうが それ以外の面で 楽器として有用な時もあるので 厳しい要求を求められる団体とかにいるなら、2本あった方が安全。でも特に価格面で悩むと思う。こういう時クラシックでなければ、アンプがあるので、とても安い楽器でもいい音でプレイできるのだけれど。
そしてもう一つ、合奏シーンでも大差が出る正しい平均律! つまり正しく調律されたピアノに近い”均等な”音が出る楽器を使っているかどうか。これは表現するのが好きな人 にはさらにプレイの強力な味方に!・・といってもクラシック音楽としてやるならやはり楽しいけれど修行。正しいスタイルを身につけた上で、譜面に書いていない「ニュアンス」でプレイするのがクラシック音楽の醍醐味。作曲家自身の”明るい””しっとりした”など 性格をプレイに出せるようになるのに重要。 ユーチューブは危険!プロでもアメリカのゴールウェイなど 「視聴禁止プレーヤー」も たまにいる。

今まで私が使っていた幾つかのフルートメーカー大手のものを使っていて、特に構造が同じフルート同士とはかなりハモれるのに 特に弦楽器とはなぜか全然ハモらなかった。銀との材質との相性など特に癖がなさそうなので 納得がいかなかった。
平均律が より正確なアルタス社の楽器に変えてみて、この理由になぜか始めて気がついた。(アルタスだって癖はある。管楽器だから ストレッチトという 高い方は高く低い方はより低い 調律傾向が特に強めなのは やはりある。でも合奏ではずれの少ない”セーフ”な音を大抵出せるから 汚い音で濁りにくいしハモリやすい)。
大手のヤマハ、ムラマツなどで 普通にスケールの中の1音1音を1つづつだしていくと チューナーでジャストでない、高め、低めの音が頻繁にある。 私は先輩に、 各人の「クセ/訓練不足でそうなってしまうから"アンブッシャー(口の形)を調整して合わせたり 角度を変えたり息の量を変えるのが技術"だ」 と教わった。でも実際にはそれよりも楽器に現代の調律と楽器の構造の 多くのメーカーの未改良の問題がある。★調律のタブの別投稿あり★この別投稿に書いたように表現力以外の 近代以降の和声の不調和面からも、楽器選びで 昔からの音程のヤマハ、ムラマツなどを買うのは すすめられない。

アンブッシャー(唇や口のフォーム)の音程訓練は あくまで付加的に できるかもしれないしできないこともある音程修正。最善はそのまま吹いてある程度音程が平均律に近い(正しい)構造であること。  ところがこれら大手のフルートは 不正確さが大きく、曲中 強弱が大きくついたところや、出す音によって、他の楽器とのずれが 大きくなりがち。

特にドビュッシーなど近代以降に作曲された 厳密な平均律でのみ成立する、平均律によって増えた和音が使われる音楽で、他の楽器と 合わないノイズ並みの音/和音が 合奏でいきなり発せられる事が起こる。あの 音がずれている時の不快なワンワンワンという現象や、和声から外れた間違った音に聞こえるなど。

映画スターウォーズなどで出てくる「不思議な和音」は 他の楽器と合奏すると、こういうふうになってしまう瞬間が おこりうる。オケではなくキーボードの管楽器なら 正確な平均律だけど、生楽器で合わせたら 成立しない和声がでてくる。
具体的には フルートの上の方のある音(低く出る音)と、ほかの楽器の低く出る/高く出る音との組み合わせなど。

ついでに言うと、クラシックばっかり学んできた人がジャズでアドリブする場合、ジャズは平均律ベースなので、当然和音の進行パターン(&メロディーの音使い)が増える。クラシック音楽では ある和音から移動する先の和音が ほぼ限られる。頻発のコード進行パターンがあって、例えば どんどん上がったり下がって行ったり(クリシェだったか)と、パターンがジャズに比べると少ない。
クラシック音楽だったら「このパターンでは絶対にこの和音にしかいかないパターン」で、違う和音が出てくるので、私のように ジャズ曲の あるコードの部分が生涯苦手、アドリブ不能になってしまう事がある。 なので私はジャズでは そういう個所に 「とりあえずこの音は使える」という音符を1つは書いている。

ワーグナーのある曲で、不正確な平均律構造のフルートにとっては 狂ったピッチを露呈してしまうような個所がある。 それほどでなくても もっと後の時代の吹奏楽(ブラスバンド)の殆どの曲や、映画のサントラのオケなどのCDと合わせてみただけでも pppで 本番なら恐怖を感じる「すごく気を使う」瞬間がしょっちゅうある。アルタスでさえ そういう曲のCDと何度合わせてみても 高めに出てしまったり。
実際の練習として 特に平均律が多いので 映画のサントラなど、オケのCDと一緒に1番(1st) 2番(2nd)フルートパートを吹いたら、いかに他とあわせづらいかわかった。Youtubeなどで 色々な曲と合わせてみても わかる。  2ndフルートが3度他で並走して フルート同士だけでハモるところなど。メロディーを吹く「狂った音程のフルート」にバックの低音楽器などが調整役に あてられているようなところは どうにかなるけれど、ソロ部分では 周りの音を聞けば聞くほど「合ってない!」「また合ってない!!」「今のは酷かった!」と、ハモるどころか緊張が出るくらい。
困りものなのは、音程は 各人の差や音程感覚がいい時期、悪い時期があるようで、もし並行して 調律が正確なキーボードやピアノで練習を沢山しても 比例しない。
音程の訓練として弦楽器を並行してやる事については 8年くらいして弦楽器で和音をある程度使いだしてからは、FLへの効果が大きかった。和音を、一瞬で正しいピッチの指の位置で 次々に正確に押さえる連続なので、耳の感覚も敏感になって 単音のピッチも 正確になった。弦楽器ではピッチの間を取ってごまかす方が現実的なきつい運指もあるけど これも訓練になっていそう。

譜面も オリジナルの譜面のままではなく直した方がいい事もあるかもしれない。音域が変わる音を 目立つ場面で出すなら FL1とFL2に どちらかに高い部分を割り振って もう一つに低い部分をより割り振りわける方が ピッチの安定や修正にふさわしい。例として 高い方の音だけで動きが多いのなら その中では次の音程にアタリがつけられる。


ブラス担当の先生がフルートのピッチが目立つところ、特にppに文句を言う場合も、「フルート大手各社の楽器が 現在の平均律の音楽に適さない 古典音楽時代の流れの古い作り」で、「正しい音は 音によっては ほぼ出せない」事は大抵知らないです。技術が足りないか、皆音痴と思われていそうです。
私の場合 アルタスに変えたら 練習時点からソロでの表現力が 飛躍的に発想しやすくなったし、ちょっと吹くだけ、CDなどと耳コピで合わせてみる練習が本当に楽しくなりました。オケや合唱などの色々なパートさえ CDなどと一緒に譜面を見ながら吹いてとても楽しいです。

素材 洋銀は 一般的なフルートでは最も価格が安い金属。これにメッキがされている。初心者の殆どはこれをほぼ必ず使う。でも聴き手と同じ ちょっと離れた距離での音は、高い音域成分以外が抜け落ちる。(タンポなど消耗部分だけでなく)機構自体も3年前後(ビンテージ時代の特殊な洋銀を除く)で、キー変形等ガタガタになり始める(なかなか酷くなるまで気が付かない。
キーを水平にしてみて見ると高さが違い、ねじれまで各所発生する。私は3年ちょっと使ったが価格的にも修理断念。)。下取ってはもらえなかった。

  ~銀系統~
表現や創造性では銀の系統が最適。幽玄、幻想的などの表現、聴く人の頭の中に新しい世界観を浮かばせるような創造性は、木製と銀の特性。( マイク録音でなく )人前でのプレイも考え音量も考慮すると 木製は完全に除外され、低音域のバランスまで考えると ある程度純度が高い高純度銀は 表現に重きを置くプレーヤーには最適。 金では、譜面表記にない「雰囲気」は 濃ければ濃いほど 表現できない。

管体 銀  楽器のカタログにある「管体銀」とは、本体の太い管だけが銀の楽器。機構(キーやそれをつなぐパイプ)は銀ではない(洋銀)。安いが3年くらいでキーなどに 大きなねじれや変形で修理必須、現実的には買い替えになる。

全て総銀だけどハンドメイドではない(多分珍しい) アルタス製品。大抵のメーカーでは機構を洋銀にし 高い価格でしか買えないよう設定している。 http://www.altusflutes.jp/flutemodels_01_05.html

銀-全体が銀(高純度の総銀は下の項) 楽器のカタログにある「総銀」とは パイプやタンポなど”機構も銀”のこと。上記「管体銀」に加え、キーなどの”機構”も丈夫な 銀製なので”一生もの”と言われる。音量に関しては正直大差ない。しかし、ちゃんとした価格の割には高純度銀(各社濃度に多少差)に比べ 音量/飛び/響きが弱いので、特にハンドメイド総銀だった市場は 高純度銀--しかも管体だけの量産とか!の方さえ 完全に動きつつあるだろう。現在では中途半端

本番を重視、特にバイトする人はそのうち少なくともマウスピースも別途購入は免れない。しかしマウスピースを高額な 金製にしたとても本体自体が響かないので どのみち体力的に辛い場面が出てくる。
私はクラシック系なので 演奏する場所(部屋など)のフィードバックがないのは 「後ろまで届いていない」って事なので 自分が担当する全曲フルパワーで合奏などで吹くも 奈落くらいの恐怖を感じて 演奏で最後まで緊張してしまう。
演奏は快適さを与えるものなので 吹く方が辛いというのは とても良くない事。

以下、2011年前後までの評判/経験上の意見/感想。別投稿”最初の楽器”に 参考になる外部サイトがあり http://flrepo.blogspot.jp/2012/03/blog-post_2091.html


総銀(量産/ハンドメイド)で使用した製品/メーカー感想
日本の銀/量産中心。ハンドはSRのみ(高純度銀アルタスはさらに下にあり)
powwel (量産シグネイチャーの感想のみ)  恐らくマウスでなく本体の特徴だと思うが FLのキモといえる第3音域(高い音域)が なにせ美しい(量産でも定評)。その高音域がなにせ吹きやすい為。 音に重力がなく、そのまま音に浮力があり、後は色んなイメージでふっと外に飛ばしてやる的。
銀自体(おもに本体)の材質 または加工のなにかが1段いい(遠鳴りに定評)。厚さが適度なのかもしれない。

練習の楽しささえ軽くてラクなイメージ。フランスものは音域が広いので 当然powwelでは吹きやすいが、バロック(単純)やモーツアルトも合う。
私は 例によりお気に入りの18金ライザー14金管マウスを付けて吹くが、金の”マウスピース”を購入時試奏した時、同じ14K管マウスでもライザーが14Kのと18Kではそれだけで明らかに音量などはっきり変わった。このようにマウスピースを変えるとすぐに反応し、ラファン(銀にライザー&リップ金)や18金のマウスピースをつけたらそれぞれ別世界になった。

高音域がそのように軽く持ちあがるのでppのアタックもストレスなく出しやすく、キツイ音にならず優雅/余裕。とにかくFL的で吹けば解放感。あんまり気合が入らない/どん暗くなく/熱くない音楽や、古典の華やかな速いテンポの物/バラードに合う。故障もアメリカのメーカーなのに管理人は周りから聞かない。

管理人には これを使うまでは学生時代セミハンドを使ったくらいでハンドは使ってなかったけれど、この量産(シグ)では一部のキーが微妙にだが 明らかに操作しづらかった。リペアマンの微調整能力がダメなのか?? でもハンドでは噂では 調整されているせいなのかとてもいい構造だそう。もし 現代音楽などもやるテクニカル派プレーヤーまたは多少難しいクラシックをやるのだったら、量産からキー構造のレベルの高い、サンキョウかムラマツ(管理人が知る少ない範囲でpowwelハンドより安くなら)を選ぶのが正解だろう。
量産の 足部管のキーが調整後も動きにくかった。あとブリチの位置(フランスものなどで フルに”いつでも”使えない位置にある)。

私が持っていたこの量産(銀)は、2005年あたりに購入のムラマツの量産上位機種と買い替えたら 相当魅せられた存在だった。powwelは趣味とかなら つい吹きたくなり練習量も多くなるせいで 息の安定面での練習はほぼ要らなくなった!”いい楽器だねー”と管理人の身内に楽器をこれに変えたらしょっちゅう言われた。お値段は高い(新品シグネチャー/60万)が、個体をちゃんと選べばマウスを買い替える必要は無い。

このシグネ(イ)チャーのマウスはハンドメイドの要素がハンド程では無いがあるそう。それまで使っていた ”化石マウスピース時代”のムラマツ ハンド/セミハンド、マテキのセミハンドなどと比べて**も、”唄う為の”物だった。ただし付属マウスは手製要素が入れば当然だけど ばらつきがあるそう。管理人使用のものは高音の出やすさ/高音のまろやかさ(丸くはないが鋭くない発音)が銀としては完璧なイメージだった。
 **「化石マウスピース」時代 ひと昔までの日本製マウスは、例えればきっちりつくった規格品(どうにか鳴る道具)で 表現するレベルではなかった。近年ヤマハ・サンキョウなど 大幅な改良あり。

ムラマツ  PTPドローン、量産等は素材の項(当ページ)にあり

SR-ハンドメイド 主にH足使用 デフォルトの管厚の感想。 
上記powwelに比べると、音が深く重い。量産powwelは出した音が「ポ-ン」と飛んでいくのだけれど・・。特に購入後鳴りだす前は音が目の前に「ボン、ボン」と全て落ちどこかに吸収されていた。ところが・・楽器が鳴りだしたが殆ど改善されず。
音量は powwelシグネイチャー(量産。別項)に比べ 耳元イメージで少々弱く、家の練習部屋での反響も powwel時より明らかに小さい。遠鳴りはダメそう・・。
この後、アルタス高純度銀(アルタス全部のラインナップの”真ん中”の濃さの)ハンドメイドに変えたら 「かなり音量が大きくなった」と言われた・・・同じマウスピース使用で、しかも中古とはいっても まだ購入直後で 楽器がたいして鳴っていない状態で、吹くとすぐ疲れる段階だったけど。SRは数か月金属としては十分長く吹いても すこししか鳴ってこなくて売りたくなったのは正解だった。

大抵の色々な楽器につけると 管体を華やかに響かせる 金(14K+18Kライザー)のマウスでも効果がほぼないくらい”深くて重い”これは たくさんの???がついた。しかしどっしり感が無伴奏での演奏にはかなり向いていそう
でも FLは一般的に ”高音担当”として”重くない”音、ゴルフのドライバー的”飛び”を ソロでも期待されるので、曲選びなど、FLらしい曲が合わないので工夫を。きらびやか・華やかな曲音楽的に軽いライトな音色イメージ作りには適さない音の太さ。ソロでの低音は 各社/当社の量産のノーマル純度の銀製FLよりはある。
深い暖かさ/底抜けの暗さを表現できる! 例えばショパンのピアノ曲集のメロディーがベストマッチ!! ショパンは内省的というか ある意味 おとなしくて、意図して 技巧は徹底していてもおおげさな演出をしないというか・・。長調/短調共、素晴らしく合う。こういう作曲家の曲は 場違いになりにくく、聴く側のうけがよさそう。一人で聴きたいようなきらびやかでない質素な部分がいい。ちょっと暗いんだけれど、誰もが 心の中に持っている気持ちの波動にぴったり合って、共感する。

自身、ブルーな気分の時にこれでマイナーチューンを吹くと、心理学でいう”同質の原理”そのもので、元気になれる位に合う。

ライトで優雅な音楽でなく、ブルース(FLらしからず(笑))や シブい曲・マイナーチューン・ブルーな曲/などのジャズアドリブや、音をバシっと止めるような曲にあう・・。

反面?FLなのに高音が重い ベースやチューバ的などっしりFL、アンサンブルで役目が?なFL
3楽章セットになっている曲や、曲のプログラムでも、重い曲だけを続けないと思う。やはり軽い曲も必要。
ところが高音域が出ていかない・飛ばない。高音がpowwelほどラクでないので練習自体の楽しさも”重すぎ”て楽しくない。これはPTPドローン(さらに無機質で暗い)でも同じだった。一般的なFLでありがちではある重さが やはりつきまとう。
FLにはクラシックでもこういう”軽快”な役目をアンサンブルで期待されやすい。こんな事できるか!っていいたいくらい器用な事を 短期間で「FLだもんね!よろしく」って求められる時も普通にある。

ウォームな暖かさの明るい曲はいいけど、ライトな音色パレットが存在しない

もしムラマツ本体で powwel的な音にしたい場合は、ラファンくらいの超ライト系でどうにかなるか・・。ただ、羽根的な軽快さは無理そう。

ジャズでのオブリガートについては、芯がある音なので音的にバシッと決めるような所があれば決まるものの、必要とされるFL的な軽かったりふわっとした音が出せない。また、音程が普通のレガシースケールなので 高い方で特に(管を回す関係もあり) ジャスト音程でアタックしづらく、音楽となじまない時が必ず起こる。作曲家やミキサーの人にとっては「MIDIがベスト、生FL収録は 他の楽器とジャスト和音にならず難しい」部分がある。
ブラスバンドなどは平均律系では全くないので 超危険レガシースケールは古典(純正律系)ではそんなに問題ないのかも!? この楽器の時はギター/ピアノにオブリガートを任せてしまう

SRの 音程については、ちょっとpowwelより スケール構造的にレガシーのまんまで プチ改良もなさそう。比較すると近代など平均律系が出せない・・。
他の一般的なレガシースケールFLの中では音程をコントロールできて 調によっては 部分的にハモれるほう。音程的な耳がある程度出来ている状態でのソロでなら音程的にまあ使える楽器。
ただ、初心者にはどこまでも気持ち悪い音程の演奏が出来、悪い耳が身に付き大凶(特にリングでは 吐き気レベル)。

追記 2019年 後付けの プラスチック製 Eメカドーナツについては別の投稿をどうぞ。

ムラマツ製品は 管理人は過去3本(現在も80年代の中古SR)使っているが、近年のものについては、調整ネジでキーを仕上げる仕様になったあたりから 新品でも修理が必要だったり、問題があるという噂が多い技術者の腕が落ちたという意見もあるが、実際にはムラマツの技術どうこうではなくて、ネジがついたのはパッドを緻密性が高すぎるストロビンガーの規格の為らしい。リペアマンのサイトhttp://anet21.com/yoshimoto/flute/essay/docs/20061017.html アフターが大変だそう。
ムラマツは独自パッドがあるそう。最新かは不明http://blog.shimokura-webshop.com/?p=118

サンキョウ(量産の銀1本のみの使用感想) 量産(ハンド/セミハンドメイドでない)でも、機構が優れていた。 特に運指の流れが良く、ムラマツの量産(2本位使用、1つは価格が高いもの)に比べ、ある程度難しい曲も わりと可能だった。この時分の製品の付属マウスピースは 表現力がほぼないものだった。
やはり 何メーカーか使って 一番気になるのは 顎を引っ込めて吹き、息も喉のあたりでかなりUターンさせなくてはいけない為、息が吹きこむほど喉にもろ当たって ちょっと吹いただけで痛くなるも度々あるサンキョウ系本体タイプ。マウスピースをどれを付けても恐らくダメ。これは2005年前後くらいの楽器の感想だけれど、今はどうなったんだろうか。

○ 量産でも一般のメーカーのセミハンドメイドの操作性と大きく変わらない フランス物も吹けるラインナップがある。ただし、ニューEメカも2世代(+1ver、マイナーチェンジあった恐れ?)
     注意 以下は、上の別項”ソルダード/ドローン”の項にも一部ダブった記述。
また、洋銀の機構で管体だけ銀のシルバーソニック(新品35万、管体のみ銀ドローン)は、新品を 試奏した所、ふわっと広がる、多分その技術を使っていない14金より響くんじゃないか?という銀として信じられない 大きな部屋反響があった。高純度銀とは聞かなかったけれど・・。
ドアが開いていた数メートル奥の試奏部屋(管理人はそちらに向け試奏(笑))にいた別の客も、私が 2本目にこれを吹いたとたん、こっちを向いて驚き、なにか相当 言いたげだった!FL経験が長い人は当然驚く。数十年FLをやってきても こんな驚きがあるから たまにお金がかかるけれどFLは楽しい!

ドローンだけの技術なのか 管理人は知らないけれど、近日TVで紹介された、ドローンで”24金加工”の技術を転用したのか? 音域ごと音量がシームレスで十分な低音力(金の低-中音スポットアンプ効果とはまた違う)で、もし機構が一般の洋銀より耐久性がある楽器なら是非お勧めしたい。ただ、昔からあるものも 全く同じ”シルバーソニック”というラインナップ名なので、それは強力な鳴りではない恐れも??(←そんな無駄な事をメーカーはしなさそうだけど)。
従来の一般的なサンキョウは、管理人の知る範囲では、量産しか知らない為かどれも管厚が薄い(所有のと知人ので 明らかにそば鳴りしかしなかった)。

これだけの鳴りは、同時に試奏した総銀、自分で持っているムラマツソルダードと比べても、圧倒的な遠鳴り音量。
管理人は試していないが、これを金で実現していると言う事で、金では音量面でとんでもない事になっているんだろう? 18金では自分の耳がやられるのでは・・(ヤマハ試奏経験から)。
この技術でサンキョウの銀、金は 他メーカーと全く 差が出るだろう。特にバカ高い割に たいして鳴らないイメージの (この技術を使っていない)他社14金など買うよりはいいと 思う。
プレーヤーが”表現派”ならば この最近のドローンは特にお勧めする。金のように”表現方法、曲の様々な世界観・イメージ作り”を削いでしまう事がない。

ただ、店頭に段ボールで届いた時点では、バネ調整がゼロなので性能が非常に悪く見えてしまう・・・一度でいいので 良いリペア(バネ調整)をすれば 総銀以上他メーカーの18金未満(表現力は銀の独断場)のビックリ楽器だ。
管理人は どの楽器も 購入後の有料バネ調整を殆どプロに依頼しないせいか、難しい曲をラクに吹けた記憶が、powwel系(サンキョウも)ではいつも”あと一歩”のイメージが・・。
また、ニューEメカは、再(再/再?)改良された、トーンホールの穴自体が新円のまま小さく点のようになった物よりも前の設計の物(特に三日月状に鉄板がついている物)は、ずっと使ってもEがかなり出にくかった。

マテキ マウスは個体でムラが大きいという噂を1回だけ聴いた事がある。
管理人はカバードを 若いころ4年間程過酷に使用。新品。他メーカーの新品FLと同じく1回もメンテに出さなかった。テクニカル系な現代曲を全くやらなかったからかもしれない。タンポは濡らしていいものと思って使っていた。パッドは不明。  機構は ちょっと部分的だがつながりが悪かった(管理人は人気がなかった当時で50万のセミハンド使用。その後改良の可能性も)。
20万程のラインナップでも、ハンドメイド並みの吹きごたえという人も。
管理人はPTPに変えた時、一部の機構と音量UPだけ良さを感じたので、ホントにそうだと思う。

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音に色が付かないので できる表現が多く かつ音量が大きい高純度銀製について 純度(濃さ)と 製品によっては特殊な新製法が使われ(アルタスリンク PS-Ag997、サンキョウなど)、音量パワーは金匹敵のメーカーもちらほら!!低音も ほぼ増幅で 金のような音域バランスがある! (各社から出ているけれど 手持ちのアルタス-ラインナップで まん中の純度の楽器  について下で紹介)

本体を高純度銀にして 後にがんばって貯金してマウスピースだけ金などにすれば、息がラクで ゆったりした上品でまとまりのよい音になる!純度UPの銀のパワーが 数社メーカーから出ている。
メーカーで素材/パワーの大きな違いはあっても 普通の銀にくらべ音量パワーがあり、特に量産で、管体銀(恐らく2,3本目以降)を買おうとする段階でも 高純度銀だと 値段も変わる事はかわるけれど とんでもなくは変わらず、なにせ楽に大きなしっかり、かつ軽く飛ぶ音が出せるので「いまさら(ノーマルの)総銀を買うくらいなら・・」というターニングポイントのプロダクトとなった。
特にハンドメイドなら、わざわざ普通の総銀をもう選ばない。

高純度銀でも 普通の金属の製法のもので、少し高純度なものしか持っていないのでよくはわからない。

音量の大きい順 試奏や、手持ち楽器やマウスピース吹き比べの結果
バーカート>サンキョウ>アルタス(アルタス高純度でも 純度が薄い製品の方(アルタスAg958))

総銀-高純度銀 メーカーや純度によってピュアシルバー/ブリタニアシルバー、数字表記など言い方それぞれ 
アルタスAg958(通常製法/純度が低い方の高純度銀製)  一(一部、音程(純正律寄り)の件についてはかぶりあり) アルタスのハンド(A1507R、#8900台)を40万ちょっとで中古購入した。キーなど各所かなり色が変わっている汚い部分はあった。ファのキーがわずかに閉まらず音が小さかったのでファの音連動の 左手側にあるフェルトクッションがどうもきれいに取れてしまっていたけれど 最初それを知らず 調整ネジだけ奥までしめてネジ山をダメに・・!「中古を買う」なら、ある程度自分か身内が器用でないと 小さい修理が購入後 ちょこちょこたまに発生し いちいちリペアに預けなくてはならないのでたぶん辛い。上記のネジの失敗より、微調整で修理に出さずすぐ解決した事がとても多かった。細かな問題は 調整したとしても その後もどこかしら たまに出る。だから 調整がそんなに嫌でなく、壊しても調整する方が楽しい! くらいの人でないと、楽器1本(だけ)持ちだったら ボランティアなど本番がたまにあったりするなら 何か起きたら1週間でさえ落ちついていられないと思う。

別項に「アルタススケール」についてあり。ピアノ程度の”正しい音程” で 合奏で不興和音ストレスが無くなり ハモれる!吹いてみると 素晴らしく、低価格モデルもこのスケール構造だそうで 表現上豊かにもなり大ショックを受けた・・平均律ジャストはすごい。 よく吹く色々な曲でも吹いていれば曲想が自然に沢山出てくる!

 ♪ただし昔からのスケールでも どうにかごまかされるように考えられた曲も当然あるだろうし、可能性として、かえってアルタスの方が 音程が合わない曲があるかもしれない。 管楽器はストレッチトという調律で作られ、高音域(ピッチ上がりがち)と低音域(ピッチ下がりがち) のバランスについての問題もあるので、その面で アルタスは合わない事もあるかも知れない。

バッハ、コレルリなどでも、結局分散和音も前の音からのつながりなので、頭にのこった残響でハモっていいプレイができる。
ブラスバンドなどでは 平均律曲なので(詳しくは 純正律の別投稿あり) アルタス社以外の楽器は 今だバッハ、モーツアルト時代あたりの純正律系の楽器の作りで 合奏でソロも和音もピッチの不正確で 問題が常に出やすい。

以下の感想は 手持ちの14K+R18K(&銀用にジョイント部分を膨らましてある)マウスピースの組み合わせで。

私の練習部屋と1フロア違う部屋によくいる身内によると、以前の銀ハンド(ムラマツSR)よりどの曲を吹いても 音量が本当に大きくなったと言う。(SRの時も同じマウスピースを常に使っていた)。他の人に聴いてもらわないと、銀と高純度銀製の音量の大きさの差は 自分ではあまりよくわからないよう(試奏時に持っている左手も振動した爆音量産バーカートを除いて)。
ただ、真ん中あたりのキーがたった1つ浮いていて、息が少し抜けての本番を経験したんだけど、この楽器でも低音とかの音が小さくなって息不足になった。メンテ重要。前日にバラすの厳禁!!

音の出方は 前に持っていた量産の総銀powwel(シグネイチャー)がさらに気持ちよく 低音も芯も程良くあるまま 軽く飛んで行くイメージ。これは銀と高純度の差。パワーがあるので音に芯ができるような。
ロスがないんだろう。なぜか息が少なくて済む。ここも金に少しだけ似ている。最初 この楽器に変え、かなり何曲も連続して吹いて、身内に体力的に大丈夫?と心配された。でもまだ吹けたし、その5日後も同じように 難しい曲を沢山さらったがたいして疲れない。
購入後1、5カ月で、総銀と比べると 少し鬼的体力があるかのように練習できた。

ちなみにマウスピースは前から手持ちの例のお気に入りを使っていて、穴は大きめだし関係ない。本体が硬い金属だから、音波か気流が一点にしっかり集中して やはりロスがないんだろう。

ただし、面白い事も。付属ではないけど 手持ちの高純度銀(サンキョウ)製マウスピースもとりあえずたまに鳴らすことにし、約1週間 たまにこのマウスで吹くようにした。最初はやっぱり音量が足らないと思ったけど、床が板張りの小さい部屋で ある日吹いたら お気に入りのpowwel金マウス(14+18R)を一見上回っていそうな音量だと感じたりした事も・・でもデッドな環境では小さい部屋でも やはりお気に入りの金マウスに比べ 明らかに飛ばない。低音は特に響かない。壁からの反射が来ない。
低音、ソより下の方がいきなり小さい。それでも このマウスピース(マウスピースの項にこれの説明あり) は、中高音の出はもちろん変わらず素晴らしいし、近くでのマイクでアンプ、または録音では、曲によっては音が金とはまた違う良さ。どう言葉で正確に言えるか 今度考えてみる。金の艶やかな豊かさとまた違った豊かさ、パワフル、みずみずしいのかもしれない。音大生レベルのフランスものや、ジャズなどマイクありでなら 中古の値段は破格。

本体を音の伝導がいい高純度銀にした為か、このサンキョウ高純度銀マウスでも金マウス特有だったはずの吹き込みやすさ、息の鳴るポイントの大きさが 良くなって、適当に吹き込んでも この本体では常にバシッと鳴る!「本体が鳴る素材」なら、マウスに無理に奮発しなくても マウスをかなりフォローできるらしい!

具体的な音質 手持ちの高純度銀で高音指向のサンキョウマウスをたまに付けて吹いたら、2日目くらいまでは 高音域が 常に酷く突き刺さる音だった。しかし1週間くらいして中低音も良く鳴らしたら、むしろ相性だったのか 私の楽器の角度が慣れていなかったせいなのか、突出はなくなり、中音域などもどんどん上品な音に変わっていった。
分子の方向とかが共鳴でかわるんだろう。

このアルタス本体+今までのマウスピースにしてみて
この楽器を試奏時からついてきてくれた身内がとても気に入り、家で黙って初吹きを聞いてくれ、主にモーツアルトの早い曲、遅い曲3曲くらいの一部をそれぞれ聞かせたら 今までになく「一番いい!」と大喜びされた。この身内は、プロのプレイにも 相当良くないと文句をいう人なので これは本当なんだなと思った。
このページの別の所にも書いたけれど、ピアノしか弾かないその身内に「音程が正しい」とはっきり言われた。このページの他の項目に書いたので「音程」で検索して読んでもらいたい。アルタスのアンサンブルでの 一番すごいところ。他のメーカーの多くが酷いのかもしれない。

結果 演奏自体が良くなるそうで 彼女は販売店での試奏時、「上手くなったみたいだけど、そう感じるのは 数本のうち この楽器の時だけだから、上手くなったわけじゃないんだよね!」と言われた。
この本体は 高級感のある丸い音で、その直前に所有の ムラマツSRのような”どん詰まった”感じと真逆。金(14K+ライザー18)のマウスピースもつ”華やかさ、明るい系の豊かさ”を SRの時はどのメーカーの総銀よりも 打ち消してしまっていた。
ちなみに ミヤザワも試奏したが こちらはこちらで、金のなめらかさが、ミヤザワの軽すぎる明るさに打ち消されてしまった。多分管厚が薄かったのでは?良く見てはいない。薄すぎるなら 鳴らすのは楽だけれど ただでさえ狭い部屋での遠鳴りの(ガラスドアなどにぶつけた)返りが悲惨なほどペラペラに・・。

この時購入したアルタスについて:Ag958でキィ/リッププレートがAg925。この楽器の制作は 2000年入ってわりとすぐで、本体の付属マウスは まだ現在の多くのメーカーのように ”まとも”なマウスピースが付いてくる時分ではなかった。

C足部管なので楽器をホールドしやすくなるプラスチックの手との間に当てるものを ←片方につけたら 以前も他の楽器でやったけど 難しい曲でのバランスが多少は解消した。 このアルタス(ハンドメイド)にしたら、親指の抑え方が少しだけ変わったが1日で違和感なく慣れた。親指キーの構造はムラマツにほぼ近く、運指によらず右一指し指でなくいつでも使える。
しかし慣れなど別の多少の問題は・・(後ほど!)

このアルタスは 息がターンし喉にもろ当たるサンキョウ系本体タイプではなく快適。吹いたことがなければ、サンキョウのプレーヤーの映像をみればそれだけで分かる。特に構え直している瞬間など。同じくサンキョウのようにキー列がほぼ真上を向きやすかったりもない。しっかり前よりに向く。
Eメカがないけどドーナツ付き?に少し近い 高いミが多少出にくいけれど、前にSRでEメカなしを使っていた(後にEメカドーナツで2/3くらい解消)時より Eメカが関係する数音がなぜかはるかに出やすい。ドーナツ付けたら完璧だろう。音孔にアンダーカットをしているメーカーだからかもしれない。過去、他の楽器に 付けた事があるけど (アルタススケール以外の)レガシースケールの大問題に比べたら 音程の問題は大したことはないはず。

キー面の角度のオフセット 吉凶 元々穴が大きいしそこだけふさぎゴム対策でも古典くらいまでならOK!でも近代以降のソロは 調により無理な曲も。(C足部管で軽いために管が回りやすい組み合わせでの感想)
アルタスは 真上のヘッドジョイントか足部管のほうから銃を構えるようにキーを真水平に持って見ないと全くわからないのだけれど、キーが右手左手の薬指の音孔だけ キー面の角度がオフセット、音孔がわずかに回転している!持ちやすくするためだそうハンドメイドの発注なら オフセットしていない普通のストレートも当然頼めるのではと思うけれど。のオフセットで とてもふさぎやすく 過去私が使用したどの楽器を使っていても 大抵1つは曲により付けていた穴ふさぎゴムが 古典くらいだったら全く不要になった。

この薬指角度オフセットで古典のDdurの曲などの 一番難しい所などはラクに! ただし、一部の連続した運指や 調によってはコロコロしてかえって難しくなってしまった・・。濃い方や14金製以上で重かったらこれは問題ないけれど、高純度銀の濃い方だと 重さが足りるか足りないかちょっと試していない

あといいところは、まあ現代曲をやるプロくらいしか 使わない運指だけれど HI C#が、左の小指と 右人差し指が不要になる。 多くのメーカーの作りでは この真ん中あたりを開けて(左小指) さらにふさぐ(右人差し指) 運指。 これは サキソフォンのフラジオ音域でメーカーごとに運指が最大3種類とかあるのと同じで、メーカーによってはさらに真ん中付近をふさいだり 開けたり、その場所を変えるのも時には必要にある。

普通の”ストレート”用に作られたもっと後の時代の曲で 運指が難易度超UPになる事も!! (※常識的には ハンドメイドでのメーカー注文なら、両手薬指オフセット「なし」依頼は当然 出来ると思う!) 
フランスの曲の一部フレーズが 超難曲化!!現在C足部管を使っていることと、各フレーズの運指にもよるけど、たいてい変え指でない本来の運指の薬指で押さえたら このオフセットのせいで 薬指を押さえた時、特に、例えば”右手は薬指キーだけ”押さえた時に 楽器自体がわずかにコロッとまわってしまい、話した瞬間また戻って回って 特に早いパッセージで運指に変な難しさが出た。これが絡むと 同時に左手では人差し指以下の指が しっかり持とうとしてわずかに力が入ったり・・。ファ♯は 右薬指の運指が かなりつかいづらくなった。
対策は、薬指への自作ふさぎゴム(他の所に書いたけれど 真ん中はカットする)で解決!私は左の薬指だけつけている。私は右手の人差し指もすごく尖っているので 左薬指+右人差し指だけ。でも、やはりフランスもののような曲をやるなら 安定がいいH足部管がいい。

また、C足部管だからか このオフセットが細かくて速い運指で 影響!?高いシでトリルキーを使う時、運指によっては 不可能。このトリルキーの位置が単に悪い?半音階も一部苦手!A♭キーの空けふさぎもしづらい。(少し下の△マークへ)
そのシの時のトリルキーに、プロの弦楽器の人のアドバイスで なんと「自分の鼻の油」をつけたら意外に良くなった。ちなみに左親指(ブリチあたり)、右小指にもつけている。最初は汚くてとんでもないと 思ったのだけれど・・  ベタベタの コルクグリスをつける人がいるけど、それだったら もっと良い、楽器にも悪くない油がありそう。
他のトリルもファの♯の正規運指を使うのだったか単純な運指でも やたらやりづらくダメだった。

△ 左小指のラ♭のキーは小さい手向けの形で ほんのわずかだけど運指が突っ込んだり遅れたりの 時間的不均一になりやすい。大きさがもう少し広がっていれば 早いフレーズ内で右の指でトリルする音もある時に押すことでバランスをとるはずが、役に立っていないのは残念。使いづらいので少々形状を改造しペンチで広げた。熱でやるわけでもないので必ず1回でやる。もしやるなら 何回もやったら弱って変形につながるし、前の使用者に改造形跡があったら、ペンチ後が既にない事を確認する事。表面に剥げがあったら前にやってあるのでやってはダメ。

Eメジャー,とか調合なしのAマイナー、♭3つのメジャーだったかで出てくる、一部の運指が 練習しても安定しないくらい困難に!フランスものの今まで どうにかほぼ出来ていた曲も・・3曲くらい気になった。エネスコのカンタービレとプレストの 119小節の続いている下降のドの音の運指、プーランクのソナタの最後の早い章の わりと前の方の高音のちょっとした運指など・・。
古典寄りの曲、特に弦楽にフルートが入ったのをやるならアルタスだけど、近代は微妙。

・・ということで、他の 純正律系の時代の調は 少ししかまだあまり試してはないけれど、 調性が限定されるジャンルである古典をストレスなく吹きたい人や、難しい曲をやらない人には よさそう

ブリチアルディキーはほぼムラマツと同じ 操作100点のいい位置にあるので 右人差し指でなくてもいつでも使えるいい場所にいいキーの形がついているタイプ。これが、他のメーカーのは総銀でも ソルダードの上位機種でないとダメだったりする。特に使えないなと思ったのがPowwellシグネイチャー。その他がいいだけに残念。
ただし、ブリチは押さえやすいけど 全体の重心が かなり変わるので 運指によっては 使うとかえって難しくなることもあるよう。

ジェット機並みの大迫力!息がいらない! バーカートの高純度銀、中級者用ドローンモデル(季節のイベント、モーツアルトくらいまでなら音量が大なので、ボランティアやバイトに最適!) 
都内最大の楽器店(DACではなく・・DACは金本体/頭部管以外は中古は全然少ない)で、幾つか在庫があり、じっくり10分くらい試奏(本体)した(2014初頭)。マウスだけはお気に入りの 例のpowwel4Kライザー18Kだけど、本体を交換しての鳴りの差を見ているので ご参考に!本当に素材、メーカーなどで差が大きいので。
まず、特に金好きでなければ 金がやはりいらないや、と実感する すごい音量!! ホントに銀系?と思うくらいに金のような低音。銀素材で対して吹き込まずにフォルテシシモが簡単に出る!金の表現幅限界が気になる人は、頑張って、これの上位モデルの200万のを買えばいい!(吹いてないけれど機構がちゃんとハンド系だから高いんだろう、まともなのを期待して買えば・・)。
価格は60だったか40万だったか・・。同店のネットで後で見たけれど、この製品は載っていなかった。確かにどこに載せればいいか微妙な楽器。
なぜかというと 中級者モデルとしてはバカ鳴り、でも上級者モデルとしては 機構が調整してないのか、やはりハンドメイド系でないからか フランスものがぜんぜん普通に吹ける機構ではない。
機構がブローガーシステムというのは、ミヤザワも試したが、取り入れるメーカーの方法によって良さがあまり出ていないよう。ミヤザワのブローガーを試したら短時間ではあるけれど 良くて感動したが、このメーカーのは良さを感じなかった。アメリカンだから、何か機構上のバランスがおおざっぱで キーの位置、大きさかなにかがおおざっぱなんだろう。
でも、キーは調整済みのようで 非常に均一ではあったので、ネジを安ものにしているだけで反発力NGの可能性がかなりある。ま、キーは洋銀だからその鈍さ?でもあるのかな。

または、高純度にありがちだけど”響き”がちょっと弱いので。アラが少し目立ちフレーズのまとまりが悪くなるのが、機構のせいに思えているか・・。
モーツアルトくらいまでは 多少嫌な調でも、コンチェルトの3楽章でもまあどうにかなるけどフランス物は無理。普通の近年の洋銀なので、経年耐久力もなさそう。
ただし、その購入店によるとキーなどの入手が容易で簡単に修理が出来るそう。実際、この同じ新品をもう1つ製品ムラ確認を防ぐ為に選ばせてくれたので、しっかり量産していてしっかり部品フォローが出来ているよう。3年後もメンテ入りはあっても安心。

下↓の方に書いた、手持ちの 高音指向設計のサンキョウ高純度銀マウスに本体銀の場合は ちょっと水道管が鳴ってるようないやみノイズとバサバサ感があったから、バーカートの高純度本体でも品がありそう(期待できる度80%)。95Xの純度のアルタス銀(同時試奏)に比べると 音量、特に低音は完璧以上だけれど、まろやか、響きの高級/快楽度みたいのは落ちる。

★サンキョウの良く鳴るドローン(新技術?)
恐らくアルタスがPSモデルでやっているのと同じだろうけど、近年の新しいシルバーソニックが鳴るのはそのドローン技術のせいだと勝手に断定して以下記述(違っている恐れも) 注意 下の別項”メーカー”のサンキョウの所にも一部ダブった記述。

サンキョウの管体銀(機構洋銀、管厚はデフォルトの薄管の作り)を試奏して非常に驚いた部屋自体の音量(反響)が金並み(14K)に大きく、かつナチュラルに低音まで大きく響くここまで馬力/パワーが多いと、従来はソルダードを選んでいたが、それよりもこの金属加工の新技術が使われているか/否かの方が、コストパフォーマンス的にも重要になると思われる。ここまですごいと 人前で大きい音で吹く場合、暗く重い鐘系の響きで価格が高いPTPや、価格がやたら高い割には金としては音量音色が18金に比べ微妙な14金などを選ぶ必要は全く無くなる。
馬力のあるマウスピースでさらに化けるだろう。


  ~金/金のマウスピース選び~
金は特に18K位の濃さなら圧倒的迫力。音が間違っていても気にならないバシッと決まる説得力。これは特に濃い高純度銀の材質によっては同じかも知れない。音圧や迫力以外の表現力は限られる。テクニックのみが得意な プロの演奏家に多いタイプのプレーヤーには最適だけれど、表現力もあるプレーヤーなら14金くらいにとどめた方がいい。表現力は削り落とされるので、テクニカル面だけでの差が出る。

管体金の場合は濃ければ濃いほど、特に近代フランス曲では譜面に無い「雰囲気」がキモだけれど、それが表現出来なくなるので、どれも同じように テクニカルを強調した「スピード感」か 音の大小だけでの表現で「狂気っぽく」なってしまう傾向がある。なんだかどれも前衛的な現代曲のようになってしまう演奏が多い。私個人的には 世界的なプレーヤーの中で、表現力もあるプレーヤーのCDは やはり銀製でプレイした物しか心に残っていない。
譜面に表記される範囲の「音の強さ、弱さ、速さ、遅さ」というような表現にほぼ限られてしまう。音単体では ゴージャス感がある音だけれど ある意味で”物資”としての音色に限定される。曲での表現面では、近代曲で頭に浮かぶ雰囲気や独特の世界観などは 18Kのように金が濃ければ驚くくらい表現できなくなってしまう。

金製 クラシックジャンルなど生音プレーでは、FLが ”大きい音を出す”のは ほぼ最重要。伴奏のピアノの音量は、総銀FL VS ほぼふたを閉めたグランドでは 中低音で いつもピアノのほうが大きくなりがち。
管理人は昔、外国人の相当な金持ちな(家の)友人に、濃度の高いほう(18K?)のヤマハの金(人気のシリーズ)をちょっと吹かせてもらったのでそれについてのみのコメント。例えると、低純度の銀までは”紐”、高純度銀や金が素材にある程度入ると”リボン”のような音の束になる。この濃度の高い金では、風邪をひいて熱が出ていてものどと呼吸に問題がなければ、まともな音が出るくらいの楽器だった!絨毯張りの 音響が最悪な所でも 遠くまでよく届くような。

※以下は特に高純度の「高純度銀」が出てくる前の話 
上記の18金製はそっと吹いても、吹いている自分の耳にガーンとくる音量。広いところで吹こうがちょっと耳には悪く、かなりの重量。友人から受け取った時 本当に落としかけた。管理人は その時分PTPだった。
◎重さのある楽器は ある程度テクニカル面が必要な曲でも 運指が変わっても回転しない良い面がある。こういうとき 普通の銀製などでは 音色のこだわりがなくてもH足部管にするしかない。

音が優美で まず吹いている本人が音に酔うし 吹いていて落ち着く音。中低音が大きく安定感があり 高音域でも音が飛び出さなく、艶/余裕があり優雅なまま。14Kだと、この良さは1/3くらいに落ちてしまう。(管理人は試奏のみしか経験無し)。
フランスでは、18K以上が金のフルートと言われるのは納得。

ただ、知人のその総金は濃すぎるのか、音の種類(発想)のヴァリエーションが出来ず、良く言う色の付きようがすごく、音色ができあがっていて いい音なんだけど、音色のコントロールは出来ず、曲想の表現が限定される音だった。
弦と合わせる時などはマウスピースを銀などにすれば大音量をそのままに 解決するかもしれない。 (↓ワーグナーのpppの所も参照) ”濃い金には体力いる”的に書いてある FL販売サイトあっが、実際だと思う。アンブッシャーとして多少太い吹きこみが必要だけども、18Kなど濃い金では 少ない息でも簡単にパワフルに鳴る。一般に濃い金が大変と言うのは、アタックが弱い(タンギング⇒アーティキュレーション能力)関係の話かと思う。
多分 管全体に響かせるまで時間がかかる関係か。または 金属が 質量はあるがソフトで、勢いが出づらいからかも知れない。ソルダードは パワーを必要とする。↓下にある別項 ソルダードとドローン参照

音に色が付く、表現に限界がでる事について
金では”音色固定!”で、いい音色だし発音も安定し 吹く方も本当にラクだけれど 金ではその為 音色以外の部分の 音量(ダイナミクス)とメリハリが重要な 表現手段になるとだろう。それプラス 器用さ・テクニカル面も場合により求められるかもしれない。

表現だけについて言えば、高音の響きの量が金と多少似ているPTPの方が 音が丸くない(高音がうるさいものの良く出る)せいか、多種多様な表現ができる。

14Kは 効果の割に価格がやたら高いので管理人は所有経験がない。14kが安いメーカーも探したが それは良くなかった。18Kはダメだが 弦楽器と14Kまでは違和感が無いといわれる。

金らしい音のyoutubeリンク。1:33~ (最初説明文字 数十秒 その後 なぜか鼻歌?) 金の純度が高そう。http://www.youtube.com/watch?v=ZMG2_ltyWGw&list=PL5B24D25D85324949&index=1&feature=plpp_video バッハ(本当は作曲者の時代には 木管だったが・・) http://www.youtube.com/watch?v=qBXJ60HbhDM&feature=related

      ↓優雅な響きにこだわらないまでも、馬力(&小さい息での音量)と、減衰しない低音は 少なくとも
      14金以上が必要なイメージだが、一部パーツだけ金をとりいれることで 金額と音に(金特有の)
     色が付く事を避ける対策について。

木管-概要だけ(グラナディラ製 他)については 別投稿”木管 音の特徴”を。管理・音量などデメリットについてもhttp://flrepo.blogspot.jp/2012/03/blog-post_15.html 曲のyoutubeリンクは 金とはまた違う 柔らかい音!(教会で多用された調律による)。

また、トラベルソという ほぼ機構のない 少し安いもの(リコーダーが横になっただけ)についても多少書いてある。バッハ、モーツアルトなど古典派前後の曲はもともとこれの為の譜面だったため、現在のC調の調合で吹くより明らかにたやすいそう。確かに、通常の(モダン、C調)フルートでは非常に難しい音使いがこの時代の曲に、しかも重要なポイントで出てきてしまうことがたまにある。(トラベルソのドは ピアノのドと同じものと、シ♭のものなどがある。♯や♭が0~2つくらいまでの調用)。

他に、フルート ダモーレというものもある。モダン フルートと同じような機構を持ち(安くない)、トラベルソと同じで ドを出すと実音♭シ(ラ)で、管が太いためにキンキンさが抑えられ、アルトに近い落ち着いた音なのだそう。管内の面積が大きいので、低音も響くのではないか?(低音用スピーカーのように)
サンキョウHP (A管 (ラ)) http://www.sankyoflute.com/j/catalog/damore.html
移調すればモダンFLの♯♭の多い調の曲もほぼ吹けるだろう。


管厚(管の金属の厚さ) powwelの標準くらい管厚が厚い方が一般的には 遠鳴りでも中低音の音量が落ちず大きかった。例外もあるそうだけれど 巻き管でつくると 鳴りの個体ムラが大きく、発注して1本しか選べず大失敗したという話も。アルタスはこれを安定させたと工房がピパーズで2014 1月号で言っているが、同じく厚め系で 対極のムラマツSR(2000年より少し古い製造/デフォルトの管厚)では powwelよりさらに厚すぎるのか、H足管では音が少し暗い印象だった。
カタログにはないけれど ノーマルの銀は銀でも質か何かが違う(確信がある)。

SRでは マウスピースを鳴るものに差し替えても、正直、SR(数か月使って十分鳴るようになった状態)では響きが止まった。
powwelより重-い重-い音。吹き手以外の他人から意見を聴いていないので 実際に暗いのかは不明。

お気に入りの14金で18K(金)ライザーのマウスピース(※ この後 このブログで頻出する 奮発して買った所有マウスピース) を付けた 最近の異様に良く鳴る管体銀の中級者用サンキョウドローンより音量が無く、音が暗かったのとそのショックもあって後にSRを売却した。
こんなに鳴るなら、セミプロレベルなら ソルダードの粒立ちは(アンサンブルや、アンサンブルでのマイク1本録り以外では) 正直どうでもいい!!もしそれでも埋もれるなら、特殊な立ち方だけど 一人だけ前に立てば 解決するかもしれない。


マウスピース 
ジャンル別の合う特性
自分の最も得意とするジャンルに合うかが重要。
 ・テクニカルな現代音楽をやるのか  ←全音域パッと出るもの。残響のある、ピュアシルバーやPTP以上(本体も)
 ・フランスもののような激しいものをやるのか  ←最高音域が簡単に出やすい物
 ・またはバッハやモーツアルトのような古典寄りや、むしろ正確なテンポキープや正確なリズム/一定のフレーズ取りのものをやるのか。(ジャズも) ←キンキンする最高音域は無視(中古でいいものがみつかりやすいかも)。唄口は大きめ(音域のジャンプ/突発的に思いついた音がしっかり出る)。
上の別項(金ライザー)にも書いたが、クラシック音楽をやる場合には 演奏する場所の残響が 劣悪な事も多いので、もし貯金が出来るならば、マウスピースだけは銀/14金頭部管(ライザーも14K)ではなく、PTP/各社高純度、または高純度寄り銀(ピュアシルバー)/18金のパーツが効果的に使われているパワーのあるものを薦める。


中古マウスピースを多く扱う楽器店で 自分の楽器を持っていき、自分のめざすジャンルに最適なものがあるか、探すのをお勧め!

良いマウスあっての 楽しい練習。練習でも楽な方が上達、新曲レパートリーを開拓したくなる近道!これは沢山試奏して唄えるマウスを経験して分かった。私にとってはpowwelのシグネチャーに楽器をかえた時の付属マウスが偶然良く、マウスピースの重要性に気がついた。
powwelシグネイチャーは管体も響く事もあるけれど練習量も少し増えた。学生なら20歳前後/または 中級者くらいまでは、沢山練習する時期で、機構と同じくらいに重要


ヨーロッパではマウスピース別買いがプロにもアマにも一般的だそう。 オケでの例 (1:18) ソロなどで時々見るマウスだけ金弦楽器とのアンサンブルでは 金はこければ濃いほどミスマッチで場合により悲惨ただでさえ (アルタスとかでなければ)音程の問題が大きい上に・・。これから高純度銀(爆音素材のバーカートあたり)プラス金マウスが 増えそう。 http://www.youtube.com/watch?v=ZQ0BYRes-rQ&feature=g-vrec 

ポイント
マウスピースは音の出る最初の所。以下の全てのバランスが大事。ただし、録音目的だったら低音などの音量は無視できる。
音量(クラシックなどマイク無しなら特に低音。でもクラシックだからマイクとアンプなしでないと・・は固定観念。会場が特に厳しい事はある事はある事はある)。
・表現力-表現のしやすさ 好きな曲を吹いてみて 曲想がわいてくるか。楽器の音程構造も関係する。
鳴らしやすさ。ポイントの広さ/音の当たりやすさ
跳躍時に息を適当なアンブッシャー(口の形)で吹きこんでもポイントに当たってはっきり鳴る事。跳躍が大きい/続く時や、ジャズのアドリブでの予測出来ない時の跳躍がやりやすい事。
長時間吹いていたり体調が悪い時に厳密なアンブッシャー(口の形。音域で変えたりする)が崩れても音が出る事も 1要素。試し吹きはしっかり。
ただし穴が 大きすぎる場合(初心者用に近いもの)は、長時間吹くと息が辛くなる。息が大変という人も、吹き込み穴は大きめでも、本体が鳴りがいい素材(高純度銀や14金製以上)なら、ポイントの広いあたりそのままで、息の量は少なくて済むように変わる

・マウスだけ変更での 音量UP(金素材や高純度の銀) または音色変更(金/木製素材)

1つのマウスピースで音量/音色/発音しやすさ/程ほどの残響 のすべてを実現するには、14/18金のマウスピース管の中からチョイスすることになり 金額が非常に高額になる。そんなにハードな曲を本番で吹かないのなら、それぞれ特化したものを 2つ位持っていれば充分。
落とした時の保険になるし、ある程度 慣れたらマウスピースを練習の途中でかえれば、蒸気が本体に行かなかったりタンポにいい面も。


いいマウスは 中古販売の店にあるし、選べて2度楽しい。ただ、金だと45万(安い14金系)~60万前後(少し高めな14金管)。
ここ30年前後に 製造された国内/アメリカなどのフルート大手の楽器どうしなら 他社マウスを差しても ピッチの問題も大抵は無い。(詳しい店員がいなかったり 不安なら同じメーカーどおしなら大抵OK)。
一見とてもいい音の日本の工房などのマウスがあるが、本体は(バロック/純粋ピッチ系構造でなくても)ピッチの問題が大きいものもあるそうなので、マウスも場合により怪しい。判断が 経験者でも1人では 見誤る場合があるだろう。

表現力のあるマウスピース(中古)
量産であっても 鳴る本体があれば、表現力のあるマウスピースだけを購入して付ける方法がある(口径注意!音、音程 相性もあるので本体持参で)。
最近は、マウスピースの重要性がアマにも浸透し、都内の専門の大きな店では中古も充実している。下は6万円~、上はハンドメイドフルート本体を買える価格の金など。

吹いてみて他のマウスよりとてもいい音のするものでも、自分のその日のコンディション等トータルな面で鳴りが日により安定しなかったり、音のまとまりも非常に悪くなりがちな物もあるので、本体と同じく体調が良い時にできれば選びに行くようにしている。
特に マウスだけ1本買いなら、要望/予算に不足する物しかない場合は、出直したほうがいい事もあるかも。 入荷/在庫タイミングは、特に人気な物・人気でなくてもいいものは宝くじに近い。ダメなら買わないほうがいいような、在庫薄/価格比で品悪の 時期も あるかもしれない。
私は ギャンブル運がなく、宝くじ等は何年やっても当たらないのでやめたけど、近年3、マウスと本体それぞれ かなりのレアものをゲット出来た! 行く日を、その日や前日のカンなどで選んだほうがいいみたい。

とりあえず吹きやすいという面だけだと、リッププレートの形状がプレーンではないものの方が ラクな物が多いイメージ。現在の世間の新/中古マウスの流通量を考えると、プレーンが圧倒的に多いので、プレーンで鍛えた方がいいという考えもあるが、管理人は凹んだものについては自然だと思う。絶対必要でもないけれど。
特にカーブしているものから プレーンに替えた時は 鏡を暫く毎日数回 見てアンブッシャーの確認を。

ちなみに管理人使用のムラマツSR付属マウスピースも 唄口付近のリッププレートが凹んだデザインで、プレーンよりかなり吹きやすい。 銀独特な暖かい音で、古典などでは絶対使わない 高音域のほぼ最高音以外非常にソフトな繊細ないい音。銀で高音域が耳にかないのは管理人も始めて見た珍しい作りただ、銀なので”線状”の音。金は”リボン状”で、 まとまり(仕上がり)力、低音音量には 銀はどうしても欠ける。タンギング関連の音をまとめるのにも腹筋コントロール/タンギングの工夫が常に必要に気を使うには限度がある。

一般的に銀のマウスはマイク/アンプを使うジャズや、パーカッシブなところがある元気なバロック/モーツアルト付近の古典を弦楽器とのオケ/アンサンブルをするのなら(木製管を除き別投稿あり)相性面でだろうただ、クラシック音楽での生音本番では 残響のしっかりしたアコステ用の場所か、天井が低くフロア張りのある程度小さめな部屋までだろう

マウスピースのみ感想 素材 サンキョウ ピュアシルバー(他に先駆けた!?サンキョウ高純度銀) 爆音バーカートの管体高純度銀-試奏については このページの他の所に。 
初心者が銀につけるマウスとしてならよさそう。結論から言うと、パワーがありわりと良く響くので、本体に向いていそうな素材。
マウスに使う素材としては 響きが足りず音があと一歩まとまらない。 高音以外でも独特の高音の高周波?ノイズが出る音域が少しある。もう少し繊細な素材の方がよさそう。

高音 中音 低音のバランスは、(中音あたりに対して)低音の音量バランスが 銀素材のように大幅に減衰せず、シームレス。マウスピースだけでも遠鳴りが 通常の銀より少し大きい。

マウスだけだから少しだけれど高純度銀で低音も増幅するので、演奏上 低音が楽で吹き込みがいらず疲れない。
このマウスは高音指向モデルのせいか鳴る素材の本体、例えば高純度銀の本体にはもう高いファかソあたりから高音突き刺さり傾向になってXだった。

アルタスの純度Ag958頭部管と、このサンキョウの低音音量を比べた所(アルタスAg958本体にさして)、サンキョウの方が遠鳴り的な低音が良く出ているようだった。サンキョウは他の人に聴いてもらってはいないけど、アルタスのほうを3M以内の小さい部屋で聴いてもらうと、お気に入りの金のマウスピースより低音以外は音が大きいと言われた。低音もそんなに違わないような事を言うけど、長く効き比べしてもらったわけではない。

銀より響くがバーカートの高純度(とりあえず近くで聴いてもらうと粗さが多少あって品は少し落ちる)や金のようには響かない。でも銀のようにパーカッシブな音切れでもない 中途半端な素材・・。銀に短いビブラートがかかった感じというか・・。

2分音符など白玉の多い曲の場合は 非常に華やかで非常にいいが、逆に 速いテンポで細かく刻む、スタッカートの多い曲では、金ほど残響がフォローしてくれず/銀のアタックとも違い、どうしてもカスカスしがち(普通に吹いて 下手に聴こえてしまう)。

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遠鳴りについて (一般には総銀)製FLや 特に洋銀FLは一般的に、特に響かない広い演奏場所では、後席側には 高音部分やノイズっぽい周波数だけしか聴こえない!
遠鳴りがしないと言う事は⇒体育館の後ろくらいに離れると低音あたりが抜け落ちて中音域から低音域がカスカスの音になる事。こういう楽器は 学校の教室サイズでも奏者の創造以上に迫力に欠ける。
演奏場所は大抵、自宅の一般的なリビングのサイズの3倍かそれ以上、またはジャズの店や普通の何かの場所なら 部屋は小さくても音を吸収するじゅうたん敷きも多い。

遠鳴りは、吹いている本人には分からないのが特徴。まさか届いていると思っていても、遠くでは”酷い音レベルになってしまっている事が遠ければ遠いほど普通”に起こる
特に洋銀の楽器では 吹いている本人の耳にはとても大きく聴こえるので誰かに言われて「まさか届いていないとは! 」というのが良くあるパターン。これをある意味”近鳴り”と言う人もいる。むしろ、銀などもっと鳴る楽器だと、吹いている方はそんなに大きなしっかりした音に聴こえない場合が良くある。

銀では中音域くらいまでは鳴る。もし洋銀なら本体にはパワーがなく、良く鳴るタイプのマウスピースでのフォロー(このページの別項参照)もほぼ効かない。別件だけれど マウスピースの相性などで”ビービーと割れる”ノイズを吹くほうは耳元では感じるが、聴いている人には”よく響いている”としか聴こえないそう。他の聴いている人に確認した。
金製管(特に18Kなど特に濃い金)は共鳴しないものの、管理人の場合クラシック音楽本番では ピアノと2人でやる事が殆ど。なにかしら金の助け(↓別項目に 金の頭部管/メリットなど紹介)があると 吹きやすく客席まで簡単に低音まで届き、とてもラク

実際に楽器を購入検討する時の音量確認
クラシック音楽での使用なら 店の部屋の遠い壁や 展示品のガラスの面などに向け 音をぶつけて反響を立体的に試すといい
ただし、極端な消音にしてあるデッドすぎる試奏室もある。ショーケースガラスのあるところで少しでもいいから 音も反射を高音低音見る為に吹かせてもらう事。
最悪 試奏室で店員に聴いてもらう方法もあるけれど、客観的な反応は期待できない。
洋銀・薄めの銀では 大抵 ほとんど反響がないが、その手の楽器は じゅうたん敷きなどの響かない場所でプレーすると 聴き手には もっと酷い音圧になる。(薄管はサンキョウなどで例外あり。ただ従来からの製法の薄管では 非常に 大きな所では ある距離以上で一気に音圧減衰するという情報も)。

2つの楽器で どちらかに決める場合、知人・店員にある程度部屋の端など 離れたところで特に低音の音量を聞いてもらうのもいい。洋銀(銀じゃないほう)のFLまたは銀でも鳴らない素材のものは、良くそば鳴り (耳元だけ音量大) する楽器ほど、遠鳴り(離れた所での音量)が反対にとても悪い(中低音が弱)く、注意!

サンキョウRT-3マウスピース高純度銀+銀本体
3種類のラインナップ(恐らく本体購入時)のうち”高音指向”の設計。元RS-1。S社従来タイプでないモダン系/高音指向(HPより)。中古6万円台で購入。

銀より明らかに反応が良く、響きも少し多い。高音特化モデルだが 低音域は 銀(管理人は過去多種使用)よりパンチ/多少響きがあり吹きこまなくてもラクに音量が出る設計もいいかもしれないが 素材の効果も大きいと確信。
(18K以上)の長所の一つ”まとまってない息も受け止め音にする”のと同じ長所がある。ちなみに低音の音量は PTP付属のマウスより 大きくいちいち吹きこまなくていい。PTPより中高音は音が小さいし響きは少ないが 低音が減衰せず非常にパワフルでバランスがいい!PTPは別項参照。
高音域の発音が 驚く程簡単!(旧名の”RS-1”は一時有名だったNRS系だそう)。最高音のドも、そんなに高速でなければギズモキーなしで ほぼ管も回さずたいてい出る。もっとも高音特化なタイプのせいか、どうもやりすぎで、非常に極端な低音の跳躍などはすこし吹きづらいような?? 
ただ、ピッコロ(とかぶるような)音域もラク。フランス物はやはり最高音域が多いので、このマウスピースだと 高音が出づらいマウスに比べ、本当に練習が1/3位で済み、ストレスがない。最近他社でも販売されている 本体購入時に”選べるマウス”は恐らくこういう傾向が 多少ありそう。

このRT-3だと、趣味レベルなら EメカなしでEメカに関連する音(E音だけではないよう)の跳躍が少ない曲なら 多少出来る事が限られ疲れるもののEメカがそれほどいらなくなる。特に非常に高速/テクニカルな曲や現代曲などでなければ。
H足部管は(恐らく)重さがある為に、あまり動じずバランスがとり易くなり高速な曲が吹きやすくなるようだが、このマウスピースだと 高音域などで 息が入るジャスト(厳密な角度)な持ち方で楽器を持つ必要がなく、C足部管でもOK。軽くて練習にいい。(管理人は好みで プラスチックの管を太く持ちやすくする市販の輪を バランスとりに片方などに使用する事も多い)。

一番 管理人が使える!と思った事は、別投稿に書いた”自作の消音器”のように、木の板を反射板に載せた時に、減衰が非常に少ない事。
とても低音の減衰が少ないので、ある程度の広さまでなら これで木製品FLの音質でプレイできる。
******************ただ、木の音質への近いか?の点で、金マウスへ付けた時ほど 効果が無いようにも感じるので 確認中。******************

そういうことで発音面で全音域が均等でラク。
その面ではラファンも同じ。(試奏経験のみ。試奏したのはライザー18金・アドラー付き) ”なんだ、ラファンじゃなくても均等に鳴るのがあるんだ!”と驚いた。素材のせいなんだろうか・・。国内で買うと、通常の倍くらい高い人気のラファン社のもの(注!制作者2名)は個人で直にHPから買うと 日本の店頭の半額だそう。(他サイトの情報)。 サンキョウHPには”本体購入時は ライザー金を選択できる”よう。
また、ラファンのマウスは ”音色の表現力”についてはアンダーカット過剰な設計(迫力、強弱(ダイナミクス)関連の弱さ?)なので 後になって”飽きやすい”というのもたまに聞く。ただ、アンブッシャーが とてもおおざっぱでも とりあえず(酷くない)音にはなるので、クラシック音楽のプロが難しい事・調子が 特に良くない時に 使う場合もある。アドリブや作曲の人には、想定せずにいきなりどのNote(音)も空に浮くように軽く出て、色んなNote使いのバリエーションが増えやすいので、ベストチョイスだと思う。

音量必須のクラシック音楽のジャンルで使うなら、このメーカーを選ぶより前にまずマウスが18金、または管理人のように少なくともライザー18金(で管体14金)かだろう。ラファンのは異常に価格が高いので、別のメーカー(2,3流メーカーも)のより濃い金のものを 頑張って発掘した方が完全に安い場合もある。本体にさしてピッチが問題ないかは、ちゃんとした店でも わからない店員も普通にいるし、音大のFL卒でも必ずしもあてにならないので、理想的には弦ともしょっちゅうアンサンブルをしているようなFLの先生 または弦楽器のプロ(ソロのセミプロはX)を もし連れていければ 理想。

RT-3について、音大生や真面目に修行していて、フランス物/現代音楽のレパを これから増やしていこうとしている人には、このようなマウスピースがあると非常にラクだろう。音域を全部使いテクニカルな為、1つこのような中古マウスを まず色々、複数の店舗で試してみる事を 強く薦める。

ただ、このRT-3が合うフランスもののような元気系/激しさを特徴とする曲ばかりを好む、マニアっぽいお客さんは稀。トータルに考えると 情緒/様々な表現技術を最大限に 出せるような、違うマウスピースも持つべき。
管理人は方向性として、専門的な曲よりも ”FLらしい”曲を 人前で演奏する機会が多いが、やはり一般の人から「良かったよ!」と言われるような曲というのは 音楽的にほっとする曲だったり、何か思い出させるノスタルジーのある曲だったりで、すごく悲しかったり あんまりポジティブだったりドキドキしない曲ではない。

また、管理人はジャズを趣味でやって アマチュアセッション等しているが、その場合、RT-3では高音多用ぎみになり、スタジオやお店の音響・お客さん(特に男性の耳)にはとてもうるさく聴こえるらしい。また、マイクを通しての音量も 高音の部屋の跳ね返りが激しい為 自分のソロで音を出しはじめた後でも調整がほぼ不可能な面も。(じゅうたん敷きでも難しい)

以下も銀本体+マウスピースのみの感想
かなり近くで アンサンブルの楽器録音にも使われる無指向性マイクで録音してみた所、吹いている時に 感じた程の”強すぎるアタック音”にはなっていない。低音もアンブッシャー、息量等 ほぼ変えずに安定して出る所がとても良い。ただ、はっきり言って近くでの録音用としては非常に良いし、素晴らしい音で録れるが、基本的に なんだかよくわからない素材の音になるPTPはキツくて重いが、まだ個性としては分かりやすい。 

古典のスローな楽章(白玉が多い曲)を 2Mくらいの近くの場所でアマの身内2人に聴いてもらったところ、評判はいいし ブリリアントな音が生きるが、金/PTPのような倍音の響き・残響が クラシックやフランス物などには 少なすぎるよう。 (アンサンブルや客席のような離れた場所での録音等は未確認) 音がバサバサするのを吹いていて感じる。パーカッシブ(打楽器的)な吹き方での最近の曲やジャズのインプロビゼーション練習にはいい部分も。

ジャズでの使用について はちょっと難しい部分があるかも。銀より響きがあるので、管理人もジャズ使用で本番でアンプを通すと、つい小さく吹いてしまう。(小さすぎると人に言われる)。 自分の耳元の響きが大きいだけなのか、マイクでひろうアタックが大きくスピーカーから聞こえるからか、音量が大きすぎて客席からかえってくる反響のように どうしても勘違いしてしまう。
日頃スタジオで アンプを通して練習していても お客さんはいないので 実際に演奏する所では また違ってしまう。

ある程度の金素材やPTPなどが含まれない 特に響き(残響)の強くない本体にこのマウスをつける場合、(上記本体の項と同じ事を書くが) いちいち神経を使い非常にきっちりタンギング等しないと、ぼろが出やすい。吹いている時は響きがある程度はあるものの、その後の音切れが良すぎる(短すぎる)。スローの ほぼ白玉で出来ている 優雅に単純に明るく歌い上げる曲 (タンギングが常に速くない曲)には非常に合うけれど。でも実際には たとえば子供向けのボランティア演奏でさえもいちいちマウスピースを取り換えるタイミングはほぼ無い。
**試奏場所と在庫 ヤマハ銀座 Y社製新規の2,3本(10~20万円、
展示専用かも)のみ。銀座山野は20万以下のものも幾つか有。DAC
にも行けばあったかも。金は14Kだけでも大量にあったし。
沢山試奏しても買う必要は全くない。不安なら”今日はいろいろ試すだけです”と 先に店員に言っておくといい。
マウスピースのみ金
ある程度の純度があれば、中~特に低音域で音量増幅する。特に18K。高音音量だけ突出する対策には、これだけで相当改善し効果が大きい。この2点で、全音域のバランスがとれる為、息のコントロールが相当ラクになる。フランス物などダイナミックな表現が重要なの時代以降の曲には必須。これらの曲は 高音多用(優雅な音質)、低音多用(迫力/最低限の響き)がある。例えばヴィドールのスート 1楽章のラスト音は 低音ドだし、この(低音の多い)曲を銀でやると 迫力が必要な曲だが迫力がいまいち出ないイメージ(演奏場所の残響にもよる)。

”仕上げ”力がある。銀マウスだったら気を使って大変な、フレーズをまとめる/楽なタンギング、(弱い息をとりこぼす為の)ダイナミックのつけ易さ(多い息、体力が必要)から解放される。アーティキュレーションの工夫の余裕もできる。
ジャズではアルトFLを持ちかえる人もたまにいるが、アルトでないと良く鳴らない低音も良く出て、質実際に表現に使える音域が増える管理人はマウスを金にした事で、アルトを購入検討していたが要らなくなった。
ジャズでアルトを、メインやFLのバックアップに使えるのかというと、やはりXだと思う。ジャズでフロントをしていると、かぶってしまう音域がやはりノーマルのFLくらいがちょうどいい。リード楽器より埋もれやすいし。だからバックアップにはやはりもう一つのノーマルのFLだろう。高音が相当出やすいアルトならいい面もあるが、特にクラシック音楽では管が太くなると操作性が落ち、簡単な事も困難になる点もある。
加えて音の柔らかさ、音と音のなめらかなつながりがUPし、音楽としてのまとまり易さ/完成度が上がる。一般的な曲が楽に仕上がりやすい。自動的に音楽的なフレーズになりやすいので、音作り(表現)に専念出来る。(FL本体まで18金だと 吹くのに楽な面は非常にUPするが、音に色が付いて型どおりの表現しか出来なくなる面がある。フワフワした快楽的な音なので、それだけを求める”金のFL”好きなお客さんも割といるのかもしれないが。)

金マウスだと 他人に聴こえる音も快適になるが、やはり、ライザーあたりで金属の反応が良く、銀では荒い音になるような息まで うまく受け止める。管理人の18Kライザー(のみ)では非常にその効果がある。よく見ると、ライザーの下2/3は18金だが、ライザーのうちリッププレートのある上の方は14金。銀は”線状”で、18金(濃い金)寄りは”リボン状”の発音イメージ。銀のように、音色コントロールにまで腹筋を始終使わないでも、少ない息、方向付けでそれらしくまとまってくれる。

多少デッドな部屋でもホールのように少し響くエフェクト効果があり練習で吹いても気持ちがいい。練習への抵抗も減るアンプ無し環境での演奏では、じゅうたん敷きなどのデッドな場所での音量対策に必須。
マウスピースを14金(45万前後~)、18金(60万~)などにするなら 本体側も程ほどパワーがあったほうがベター。銀程度で実際にもしっかり鳴る物につけるべき。本体はなにせ面積があるので、ここが洋銀/木管などだと 大きな音でしっかり伝える事は出来ない。

管理人は当時DACで14金マウス(震災前の高い価格で60万円前後)を15本程試奏したが、ノーマルの14kマウスでは残念ながら 目的の中低音の音量は それほど変わらなかった。結構高いにもかかわらず・・。かといって18Kマウスはとても高くハンドメイド総銀が買える価格なので断念した。その対策が次の”ライザー”
頭部管のみの中古価格例 DACメーカー別(マウスについては 恐らく在庫のほんの一部) http://www.kkdac.co.jp/inst_info/flute/pricelist.html 
銀座山野楽器(下の方)  http://www.yamano-music.co.jp/docs/hard/flutesalon/0used.jsp ヤマハ(在庫少 ほぼヤマハ製 新規銀ベース各種のみ。Y/他社製共になにかしら7万円以上高い!) http://www.yamahamusic.jp/shop/ginza/p/flutehp  (ラファン社は非常に高く、同じ素材の他メーカーの倍の価格)。
主にその”価格”の対策として、本体 銀に、14金のマウスピース管+ライザーだけ(出来れば濃い)という選択がある。(管理人の現在の最終選択)。14金管ベースでのリップやライザーの試奏をし、結果、ライザー18金/またはリップ&ライザー18金については、音色音量などが 金の音にかなり近付く場合があった(リップのみは変化なし)
そして 管理人のマウスも14Kベースの管(←このあたりから金寄りの音色になる)にライザー18K。これに変えてみてまず分かった事は、以前使っていた銀マウスでは 金属的な飛び出す高音がある為、知らない間に気を使い常に調整していて 吹きにくかった(ストレスだった)という事。
横で聴いていた身内が気が付くと 横で爆睡・・。というのを2度経験。「つい寝てしまった(銀に比べ)うるさくない」などと言う。
リップも(ライザーだけでなく)金にする効果は それほどない可能性も高いと思う。 ちなみに私のはライザーのみ18金。購入当初から数か月、ライザー部分を見ると1/3は14金かのように赤くなく、境目は丘/山の形に液体が垂れたようだった。あるとき2年以上して あえて見てみたらその赤くない部分は無くなっていた。ライザーは全面 18Kだった。
ライザーがライザーとして効果が出る18Kだとして、リップも18金にしたほうが効果があるのかは不明。息はアンブッシャー気にせずに吹き込める可能性はあることはあるけど、息を当てているのはやはり主にライザーだろうし。サンキョウのマウスピースラインナップを見ても、ライザーだけ金は多いし、私は実際 14金のマウスとライザーだけ18金を比べ、相当低音音量/音色的に違った。
ただし、銀に金ライザーはメーカーによるかもしれないけれど効果が薄くなりそう。ほぼ見つからないけれど 18金以上なら効果はあるかも知れない。お店によっては入荷したら教えてもらうよう頼めるかもしれない。知る限り 頭部管の在庫を真剣に置いている店はDACか山野しかなかった。

長期にわたって調べた訳ではないけど、その2か所の頭部管扱い店+ヤマハ(自社製しかも3本程度)で、銀ベースでのリップやライザーの試奏もし、各社の中古マウスやヤマハ新規マウスを 色々試した。試奏したそれらのライザー/リップなどは 14kばかりで18Kではなく、金の効果は殆どなかった。ライザー部分こそ柔らかい18k以上を使わないと意味がない。
銀は管の太さが金より太いので シールやテープで隙間埋めして使うが 響きにはほぼ影響しないイメージ。一番おすすめは、ルーズリーフの穴に補強で貼るテープ。メーカーにもよるかもしれないけど とても薄いしプラスチック製で丈夫だし調整しやすい。たまに抜けるがどうにか使える程度だと、どんなにテープを細く切っても取れやすくなったりで出来ない。セロテープで上から止め、練習が終わったらマウスピースにくっつけておくなどがいいだろう。
また、金のマウス唄口形状は、銀の唄口とは一般的に変わるそう。管理人所有の14金”ボストン”タイプ(ライザー18K。リップも?)は かなり四角めで非常に大きく、それまで銀ばかり吹いていた管理人は ”これは金持ちの初心者向け?”と思うくらい だった。フランスものの曲などで必要な 勢いのいい超高音付近を使うのには ミスマッチで全く不適だが、それより古いクラシックや、ジャズジャンルであれば、適当にどんなに吹いても ミストーンがほぼ全く出ずストレスが無い!中低音のアンブッシャーだけのための練習は必要なくなった。プロオケの人のサイトによると、唄口が大きいものは吹きこむ量を増やせるため、音量をある程度は増やせるそう。

昔管理人が買った、銀に普通の金メッキは最悪だった。
吹いてる本人にはわりといい音に聞こえるのが問題。購入後 身内に 音がバサバサしてるとか 何それ?的に文句ばかり言われ大ショックだった。管理人の知人も これで失敗している人がいる。悪いことに、「あの人、金なのに なにあの小さな音量と 酷い音は!」 となるし。

金管楽器への金メッキ効果と、FLへの効果は全く違う為、なにか誤解して買ってしまうかもしれない。中低音の役割の金管楽器には”そば鳴り”とかはない。管理人は少しだけ金管をやって発表会にも出たが、マッピの違いでの 遠くへの音量の差は、FLに比べ驚くほど無関係。
ちなみに 効果は知らないが マウス内側をゴールドメッキというのを イワオというメーカーでやっているそう。http://www.iwaoflute.com/flute_customize.html
////////////////// 管体に戻って・・・特殊編 ///////////////////
特殊な メッキの銀 PTP-ムラマツの銀にプラチナメッキ 管理人はドローン使用 ( 現在ソルダードverが出ているけど 銀ベースなので演奏にはソルダードだとさすがにパワー不足かも。)

PTPは高純度銀本体が各社増えている事で、ソルダードが低音以外のパワーがあるわりには安いものの1つという1アドバンテージのみに・・。なにせPTPは 110万位で高い上、全体音量は大きいものの 最近の各社製 高純度銀は低音の 金製的増幅が PTPよりあきらかにあり、金のような音域バランス。低音の弱さだけで見ると 負けもあるかも・・(両方持っていた事はない)けれど。特に私がPTP使っていた時は 付属マウスピース(もちろんPTP)を使っていたから、多分それが大失敗だったと思う・・けれど どの道 誰もが メッキでないプラチナ製で 言うように どん暗く、音は大きいのに 音の飛びがホントにドボンの印象そのものだった。有る程度響きのある楽器は、マウスピースで音が生き返る事も十分あるので単に金マウスに変えると良かったんだろうけど その頃はよくわからなかった。
しかし、そのムラマツPTPは 1990年代の時点では高純度銀などは一般的メーカーは作っている話は知らないくらいで一般的でなかったので、 金を買えなかった為に この一瞬の”先駆け”、私にとっては救いだった。特に広い所の演奏で 非常に助かった。曲の中に低音が多いと吹き込んでも鳴らない点では かなり苦しかったけれど!

PTP(ドローン)に変えた時、ネットで他の人のブログにも同じようにあった悲しい話なんだけれども、やはり私の 身内などは音量面以外については”良くなった”と全く言わなかった・・。それだけ優秀なセミハンドだったと思う。(◎◎◎全く大量生産的でない)。

  こまかく・・・
◎◎◎大きな音。絨毯敷きの少し大きめの宴会場などでも 中低音が後ろまでちゃんと届き、部屋のレスポンスがあった低中高の音域では金のマウスピースのような低音増幅はゼロだけど、全音域の音量自体がかなり大きい為、低音の音量は 金に少し近い部分があり多少解決。その点で銀よりは吹きやすい。(だけれど・・・)↓
高音域は銀のようにやはり突出気味で金に比べ扱いづらい。(別項↑ の”金のマウス+ライザー”/金マウス等に変えるととても良くなると言う人も)。ピッコロ的という人も。金のソフトなベルベットな艶はと対極。

面白い例:管理人は足部管(H)だけPTPだが、本体はSR。その足部管にするだけで、響きなのか音量がはっきり増す。身内にも聴き比べてもらった。またそれだけで中低音が吹きやすい。ただ、↓その2にあるが、マウスピースまですべてPTPだとX。

◎◎ 響きその1 銀に比べると明らかに 表現パレットは繊細ではないが、クラシック音楽のプレイ上ではVolが意外に重要なのでその意味で表現力にプラス。アタックが多少あり残響も少し長く、銀より簡単にフレーズ/アーティキュレーションがまとまって上手くおさまる。銀よりも金寄りの良い反応で、ドローンでも銀ソルダード以上のプレイ上の良さがある。やはり銀をそれなりに鳴らすなら、18金以上のマウスピースでまあどうにかという事になるのでは??

×× 響きその2   響きは非常にあるが、鐘のように重苦しい響き。管理人は PTP購入後 暫くして分かったのは、管理人にとって吹くといつでもナーバスになる ”常暗”の音だった・・。重金すぎるのか・・?吹けば吹くほど どん暗くなってきたりイライラするとまで感じた。まだ購入して新しいし 不良で吹きにくい訳でもないし安くない価格帯に奮発したしで、そんなバカな事はないだろうとそのたびに思い返していたが 残念ながら確信したし数カ月後本当に嫌になった・・。
現在ネットで見ても 複数のオーナーが、やっぱり後から、なんだか良くないとか、自分のレベルが低いようで合わないので売る・・等と言っている。かなりすぐに売ってしまう人も。
××デフォルトのPTP付属マウスは 完全に機械製なのか 表現が限定されストレス管理人が買った時分のは スポットが極小なのも難だった。音のパレットが少ない。高音が銀と同じく鋭すぎなまま。マウスくらいは明るい物に変えないとパワーの良さを殺してしまうとりあえずその対策マウスを追加購入するなら、金額&本体とパワーが近い”高純度銀”マウス(↑響かなすぎ&中古があれば傷なしでも7万など安い)あたりで 使えるものがあれば 練習が嫌になることもなく本番もOKだろう。

◎メッキが頑丈。というか、銀にPTメッキなので 初心者が使う銀メッキ楽器のメッキとは当然違い、管理人は毎回クロスで吹かないけれど、長年、銀の新品よりピカピカじゃないか?という状態。それでもメッキは 主に常に触れていない所から黒くなる(もしくは汗の成分が偏った場合によりまれに黒くなる)が、それも経年変化としては 普通に見える。
ちゃんとクロスで拭けば、油分も広がるだろうが、管理人は本当にPTPをメインにしていた学生時代は管理が荒かった・・。現在でも(本体は事故り)足部管だけは使っているが、本当にピカピカなままだし、メカの問題も一切ない。(一時タンポを破った部分を修理&油さし多くて2回のみ)。

×弦楽器とも全然合わない。管理人と遊びで合奏していたメンバーは、音楽的にも相性がとてもよかったし、弦のメンバーは まともな楽器で現役のプロオケの人もいたが、こちらのコンディションがどんなに良くても どうしても共鳴せず。PTPは金色でなく銀の色だったが 関係ないよう。
◎冬、洋銀/銀では エアコンなしの場所では 楽器は普通はすぐに冷えがちだけれど、PTPはいったん管が温まったら、驚くほど冷えなかった!体育館/講堂のような場所でも 温め続けなくても正しい音程で鳴らせる。(多分 金製管でもほぼ同じ?) 
×長くて重い響きが ジャズのインプロビゼーションには たいてい発想を阻害しNG

最近、どこかのメーカーでは金とプラチナを混ぜたメッキもあるそうで、どうも試奏した情報しかないが こちらは打って変って評判がかなりいいよう。音の大部分が、地震派のように表面を走るんだとすると、そのうちメッキが良くなれば、高い金を買わなくてもほどほど良くなるだろう。これからは合金よりメッキが楽しみ!
powwelのオーラマイトはどうも2種類あるよう。 内部が金の、昔のタイプ?の物は評判がどうも悪い。
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-------   ------- FLのパーツ/形状/オプションなど詳細 --------    -------

ソルダード(ハンダ付け音孔)とは
「思っていた通りの発音をするけれど 気流的な詰まりが強く 音量が落ちるので 素材は 金かそれに近いパワーが必要」

ハンドメイド製品では 音が粒立つソルダード(音の穴についているふちの輪がハンダ付け)は 聴き手に自然な出音/発音/アタックがある。

ハンダ付けは、録音(=離れた場所から聞いた音、客観的な耳ともいえる)で聞くと、音が一つ一つ粒だって、”立体感”があり これはドローンと強烈に違う。タンギングしていない音も、勝手に軽くタンギングしているかのように1音1音が独立し、出したい発音イメージに近い。 しかし、スラーではひっかかるというか 不要なロスがあることはある。
最初、ソルダードは 吹いていると はっきりした発音で病みつきになるいい部分があるけれど、ソルダードは出る前に 内圧がプレスされるのか 音が出る直前一瞬、気流か響きが かなりひっかかる 飛行機が着陸時に”フラップを思い切り出すと、重要な揚力(上へ-FLなら音量)は増すがパワー(前進-吹き込み)も必要になる”と同じで、一つ一つの音は ポン!と出るのだけれど。

練習で 家で吹いている場合には 少し低音音がはっきりしている他はそれほど良い効果はないし、引っかかり感が常にある。管体素材が 普通の銀 (新工法の 圧力成形とかでない銀)かそれ以下のパワーの素材なら ドローンのほうが絶対にいい
ムラマツのハンドと、アルタスのハンドを使ってわかったのは、普通の銀程度の素材なら ソルダードだとマイナス面が大きい事。私のアルタスは高純度銀で、中くらいの濃さの金のマウスピースでもやっとこさだった。
人前で吹く時の余裕だけでなく 毎日の練習上も 思ったより音量的ロスが多く、正直疲れやすく、特に基礎を積む段階では 余計なストレスになる。20代の若い人、まだ演奏をしない1年生前後の音大生くらいなら大丈夫かもしれない。私が中学生時代、銀製でハンドメイドを使っていて凄く上手かったのに 管楽器から転向してしまった同期がいたけど、楽器のせいだろうと思う。

金かそれに近い濃い方の高純度でなければ、 体調がいつもより好調くらいの時以外はちょっとハード(若ければ大丈夫)。演奏する際は、あれもこれもやりたくなるから ソルダードにしたせいで 音圧/音量が得られず 吹き込みが必要で 余裕がなくなる恐れがある。その点 ドローンは 多少パワーがない銀素材製でも 体調が悪かろうが 吹く事に負担を感じさせない。

フルートをやる本人が ソロが主体で、特に3人以上のアンサンブルはそんなに重視せず、特に ある程度パワーが出る素材の楽器なら、ドローンが最適。軽くふけるというのはとても大事で、本番で 特にバイトでは 練習で合わせるごとに いきなり色々な要求が出る事などがあって 銀のようなパワー不足の素材で ソルダードだと 練習でもとりあえずいやになってしまうし、本番や会場で音出ししても「うわ これはしまった!」と 思うくらい酷い事になるはず。

過去2社使った銀ハンドでも安めで普通のラインナップしか私は使ったことがないせいかもしれないけれど、銀ではソルダードもドローンも ボランティア以外したことがないし、音圧面で大抵の会場では不足はなはだしくなってしまう。

私は手持ちのアルタスの高純度銀-純度が薄いほうの「925」で 各音孔にアンダーカットのでは  「よし 吹き”込む”ぞ!」的に練習毎ならざるをえない。息少々で音が出る (中くらいの濃さの)金のマウスピース使っていてさえ少し疲れる。ドローン時より 練習をすぐやめてしまう時も多くなった。ピアノなど他の楽器もやっていて 笛人間ではないからでもあるけれど。

吹いている本人の音の違い --------- 一度でもソルダードまたは 金属製のリード楽器(FLと違いハンダ付けが普通)を経験してしまうと、特にパワーが金や”超”高純度銀レベルでなければ、ドローンは 特に最低音ミレドあたりでしっかりタンポが塞がれていない”鼻水を垂らしている”ように感じる。吹いている時は  ソルダードでは同じ押さえ方/吹き方でも ちゃんとタンポが塞がる感がある。 

初めて管理人の ソルダードの楽器の音を聴いた 家の外にいたクラシック好きの身内は、ソルダード/ドローンを聴き分けられる為、”CDなどと同じプロの音になった!”とからかわれた。正直私は この道ウン十年でも プロのCDとかでも 気がつかなかった。

でも特に濃い目の高純度銀以上の 「音量が大きく迫力/響きのある材質」なら 好みにもよるけれど 粒立ちはあまり気にならない。本体関連でも書いたと思うけれど、 普通の純度の銀や ちょっと濃い程度の高純度銀では、ハンダ音孔だと気流の負荷の方が気になりやすい楽器が殆ど。いちいち吹き込まず、気楽に吹ける余裕は 本番ではすごく大事。


以前、他のメーカーのドローンから、powwelのドローンに 変えた時、その時の方が ソルダードを聞きわける身内や他の身内が「いい音・曲」だねと、良く褒められ続けたような事があった。ムラマツのソルダードは 素材か管厚の問題があったのは事実だけれど、その家族たちは 一切 いいことを言わなかった。
ソルダードはタンギングが多少ごまかせる。タンギングしなくても 音の粒立ち/立体感があり”弱いタンギング効果”がある。特にタンギングしづらい所や、タンギング大量(古典)の場合に おおざっぱでも助かる事が多い。ただしごまかすにしても ブレスもスラーも 正しい位置で。クラシック音楽には非明記ルールみたいのがあって ダメな場所は多い。(先生の前ではごまかせない事も) ドローンではフレージング的に 曲中 タンギングをしそこなってはいけないので 練習時、「舌のトレーニング」がおおざっぱではダメ。舌の筋肉を付けておく的。特におしゃべりでも”舌っ足らず”な傾向な人は ソルダードがいい

アンサンブルでは、離れた場所で聴いている人には ドローンは 周りに音が埋もれてしまう。アンサンブルの人数が増えるほど埋もれる。 ピアノとのソロ、+α がメインなら、(従来からのタイプの)ドローンでも十分いいだろう。その他楽器に埋もれる事はない。

・指向性マイクでの録音 ソルダードは 指向性マイクで いい音を録るのは非常に簡単。音が1つ一つ飛ぶので、離れても 録れる。正確には「引っかかって溜まって」から飛ぶ。ドローンには指向性マイクは合わず、唄口のかなり近くにマイクを置く必要があるけれど 近すぎれば 息の雑音が入り、離れれば音がベストでなくいいポイントがない。最近は韓国製など価格はかなり安くなった 業務用でよく見るようなファントム別電源の大きいタイプのコンデンサーマイクを使うしかない。

どうしても指向性マイクしかないなら 対策として アンサンブルでドローンなら、違う部屋でFL専用マイクを 置く(全体+FL計2トラックにとどめる)などでコントロールするくらいしか・・。

また、木製管の場合は、音色のアピールが強い楽器なので、録音ではそれほど苦労しない。定番の有名なVo用マイクで 色々と試した。アンサンブルでなく単体で録るなら やはり指向性マイク。
また、コンデンサーマイクは 良すぎて 雑音を拾うので、シェアウェアなどで削れるものなら削った方がいい。録音用でないスタジオでは コンデンサーマイクは 隣のバンドのも拾う。
意外なソルダードの小さい落とし穴:非常に小さい事ではソルダードで近くでのマイク録音で、 ミと♯ファ(薬指)の運指のばらつきが 気をつけてそうとう厳密に指を動かさないと 録音でもたつきとして録れる。世界レベルのトップ人気のプロのCDで”ソルダード特有のもたつき”が毎度その運指で もたついている酷いものも1枚だけ持っている。そのプレーヤー以外のソロCDをいくつかもっているけれど、このCDは酷かった。 対策は 一部の穴を市販のカバードにするゴムで解決する。音の飛びは近距離で関係ないんだから!

また、ソルダードのせいだからか・・特に購入から1,2カ月は2、3日以上空けると 管全体が一体でないせいか 管が鳴りづらく、響きづらくなった。なんかヴァイオリン的。

ソルダードのチムニーの厚さ/形状など、従来から改善するメーカーもあるようだが、昔の製造方法などで 接着面 付近に関して弱くなるような作りだったりすると、指の力がかかるだけに、後の耐用年数に疑問がある。 逆にドローンは 耐用年数は最強のまま、音もよい成形法も出て来た。


☆アルタスの音程 弦と合奏では日本のメーカーならこれしかない☆
音程(ピッチ)-少なくともピアノに近い位の”正しい平均律”が出る楽器。特に (後期)ロマン派以降、ブラスバンド曲などで大問題。 ただし、ソロをやるなら両手薬指オフセットなしのインラインで発注できなければ 他メーカーと2本持ちを

アルタスだと、CDでチャイコフスキーの弦楽セレナーデをかけながら 第1楽章の出だしと一緒にテーマを吹いてみても、どうにか そこそこいい音で合わせる事が出来る。しかし、ムラマツ、ヤマハなど一般的なメーカーや工房が使っている従来からのスケールの楽器では、CDに合わせているだけなのに おっとっと!というくらい 崖続き 状態になると思う。ワーグナーの有名曲の ppやpppの所など、もう転がり落ちる位合わない。

平均律、つまりピアノと同じ音程が 息を吹き込んだだけでは出せない いわゆる”音痴なフルート”が、現在使用者数では最も普及してしまっている。 とりあえず平均律がでれば、(和音ハモり相手の楽器などが酷くない場合は) 雑音というほどにはならないのだけれど 平均律でないのが問題。弦のプロオケの知り合いに言わせるとフルート”音痴な楽器”だそうで・・。その面では 諦められている楽器だったけれど それをアルタスがかなり解消してくれた。

特に古典でない曲を 合奏で吹くと 和音で苦労する事が度々ある。 ”(一般的な)フルートはなぜか合奏で フルート以外の楽器とハモりにくい・ほぼハモる瞬間がない”と感じる人も いると思う。弦楽器は 管楽器などに比べて 最も正確な音程が出せる楽器で、一緒にやっていて正しいように聞こえるのに自分のFLと酷く合わない、ウルフがしょっちゅう出てしまう、合唱などではハモれるのに・・など。
それは、今の普及型フルートの音程設計(つまり調律・穴の位置)が、バッハの時代に使っていた調性に沿いすぎた 古い音程設計でできているから。近代以降に作曲された曲や和音を 合奏で吹くと合わない時があるのは、基本的に現代の平均律の音が出るようには なっていないから。ロマン派や近代以降の曲を吹くには そのために音程面でかなり気を使う部分があると言う事。   --純正律については別投稿あり。

FLはソロ (相手はピアノ)なら、それほど目立たない。
チューナーで ある調の音階や半音階を吹いてみて、もうアンブッシャーは安定しているのに メーターで低く出る音、高く出る音があると思う。それを”技術で”直せというのが 今までの考え方。
しかし、音量でコントロールしなければならないというは フォルテをピアノで出すのが技術という事で、そうなると管を回さないとフォルテでは出せないなど 気を使い続けたり 不可能な事も多い。
その「妥協」できる音程が アルタスの設計にある。

小手先で直したり 早いパッセージではフレーズ中の大事な音中心に”音程の高低の間を取る”しかないけれど、限界がある。練習しても 指をさらうだけで面倒なのに”音程の未解決(他楽器と不興)フレーズ”部分が なにかしら出る。つまるところ「ただ吹いたら音痴」なので 常に気を使い、 合奏でpppで吹く時などは、”フルートだけ”が正しい音程で吹けない、となる。作曲家によっては全く気を使っていない。
プロとして合奏するような弦の人達は耳が本当に良く、セント単位で違いをわかるので調律師になる人の割合も多いくらいで、アルタスを使っていなかった時分 私に 「まずそれをやらないと」と言われたが、とうてい不可能でお互い気分が悪かった。

アルタスのような平均律での”ほぼジャスト”は、表現力で楽しみたいプレーヤーにとっては ロマン派や特に近代以降の表現が とても面白くなる。

アルタスの音程設計と 従来設計と違い  管を 常に音程の為に中や外に 始終回さなくて良くなる!中級者くらいなら 通常の構造の楽器では ピッチ調性の為 演奏中ほぼ無意識に楽器を頻繁に回しているけれど、これがいらなくなる。

最初このスケールへ慣れるには、とにかくC、Dから・・と幾つかの音階(調性)を一番いい音で吹くのが1週間くらい必要だった。中級者以上の 合奏経験者は、いきなり本番などで合奏したら「無意識にひどいピッチを治すための回しグセ」で 逆に混乱して場合によって大混乱しそう。
一番高いファ♯以外は 回さなければ 全てとりあえずほぼ平均律なのでOK!。普通のFLよりずっといい音程が出ている事を 頭に置けばいい。
私はピッチ合わせがそんなに早くピタッと合わせられるほうではないし、この楽器に変えて3日くらいはどうも適応できなかった。管を回す今までのレガシースケールの楽器の時のクセがあって、アルタスはやっぱり独自スケールだからもしかしてダメなのか?と本気で思ってしまったが まったくそうではなく、本当に音程が完璧な音孔構造だとわかった。 1週間やって、なーーんだ的にわかるし、その後 別段 なにも練習しなくても定着する。いままで無駄な事をやってた部分を「なんにもしない」にすれば そのままジャストピッチだと 言う事が 自然にわかるので心配ご無用。

ピッチ調整の為に Eメカドーナツが無かった時点では 管を回す事もあった。一部のファの♯など だけは回す必要がある。中低音、普通の高音は ほぼ何も回さなくて合う!!もしかすると、FL以外も含む管楽器共通のくせである ストレッチト調律(高音ほど高く、低音ほど低くなる 電子ピアノや生ピアノで標準的な調律)の悪さもかなり収まっているのかも。
FLパートは アルタスでないとダメ!と指定する指揮者もいるくらい、とても多くの大事なフレーズのピッチがぴったりまたはどうにか平均律くらいには セーフで 合奏で合ってくれる音程設計(スケール構造)。ハモるってことは 自分が「音ピッタリ!」と感じる感覚。だから手持ちのCD、youtubeのオケなどとの ”合奏”もアルタスだけで本当に楽しい!このノリで他パートのサビも譜面なしでつい 吹いてみたりも、これまた楽しい!出す音全部がハモっているくらいの感覚。
ある意味今までの 大変なイメージのフルートではない。

FL全体を音程コントロールの為に回転させていた事で、指や手で無理をして緩衝させていたのが無くなるのは 体にいい。吹いていて感じていた音程の気持ち悪さがすっかり取れる

良い面 、多少の悪い面

☆アルタスは通常仕様は「薬指オフセット」になっている☆

・各右・左の薬指部分が角度だけオフセットしているので 他の楽器ではわりと使っていたいつも穴ふさぎが 最初の段階では 不要だった。(このページの他の所にも記載のオフセットについての詳細)
・アルタスは穴が大きい。音は理論的にはわずかに大きいはず。でも、ふさがりづらい指があって 右手全部の指が寝てしまって気が付いた。それで左右薬指にも 穴を小さくするために 真ん中を抜いたふさぎゴムを付けた。フランスものなどもこれなら大丈夫。曲によっては人差し指(私の場合 他の指より細い)にもつける。

個人プレイが必要なソロ曲では やはり運指によって楽器が手の中で転がりやすい。基本的に転がりやすいものは、これを付けて良くなるのはあまり期待できない。

☆アルタスのハンドメイドは音孔のハンダ部分に鉛でなく金が入っているので 長期使用で劣化しないそう。

私のアルタスは 購入当初Eメカなしのストレート。Eメカなしなのに、以前使っていたムラマツSR/Eメカなしと比べ Eメカに関連する幾つかの音が 「Eメカドーナツの”小さいの”でもついているのか?」と錯覚するくらい出やすかった

※Eメカドーナツの別投稿参照。Eメカドーナツには 穴がとても大きいものもあり、それ交換したところ、効果が落ちた。

私は この アルタスにEメカドーナツをつけてもらった。元々、最初からEメカなしなのにSRのEなしの時に比べると あれ?と思うくらい出る楽器だったので、息の吹き込みが均一/適当になったのはもちろん、もしや?と予想はしていたけれど 快適で ”おもったよりまともな楽器”に!

ヴァイオリン譜の早くない曲の重音も 出そうと思えば(もちろん装飾音として)全部の音がわりときれいに出たり。修理帰りにすぐ高音指向のマウスピースで吹いたら Eメカなしの吹き込むクセもまだあるのか Eメカ関連の音が さらに上の倍音まで軽くでてしまった!!

これはフルートをもっともバーン!と鳴らすE音(付近)を 響かせていて良い!アルタスでドーナツでなくEメカ付きはもっといいんだろう。
とはいえクラシック音楽の曲では、跳躍音によっては調/曲により多少の苦労もあり。

どのみち、アルタスではEメカドーナツなしで本番も何度かやっていて、曲ごとの蒸気をふき取る事を忘れるとたまに大事な音が出ない事があったりする程度で、演奏の評判はクラシック音楽好きのお客さんたちには、いつもとてもいいので、やってきてよかったなあと生きがいまで感じます。
アルタスの天使のような音程に救われています。

H足部管/C足部管
持ちやすさ、特に難しくない曲での演奏しやすさは C足の方が持った時のバランスが明らかにいい(男性の場合は不明)いつもなんだか吹いた後 肩かどこかがぎくしゃくする。ねじれが出ていそう。「FL奏者なら整体に定期的に通うのは普通で、自分も行く」というセミプロもいる

H足部管にしても 音量的な影響はない。足部管はCでもHでも、ドローン、では 最低音付近はモヤモヤした発音になる。金、特に高純度銀などでは どのみち大音量でひびくので 好みやアンサンブル人数にもよるけれど それほど気にならない。

いいところは 特に 難しい運指/トリルが続く曲では H足管だと 楽器がブレずバランスが安定し 明らかに操作上C足管より持ちやすいと感じる事が時々ある。
管理人は C足管で 一部のクラシックで(私にとって)多少テクニックのいる曲を沢山吹く場合、ねじってしまうというかどこか手など腱鞘炎になるような場所1、2か所が少し痛くなったりする。難しい曲にはC足は合わない。
私は プラスチックの管を太くするものを片方につけて 多少バランスを取ってみたりしているけれど、それを付けた部分のどこかの指の運指が 逆にうごきにくくなることもあるような・・。調によってはやりにくくなるよう。  右が下げ気味になりバランスの悪さはある程度は解消。H管より重くなく 音は明るいまま。付けると大抵の運指/アンブッシャーが 意外に安定する。
高音でも”わりと”ブレづらい。管理人は このセッティングをわりとメインにし通常吹いている。
この丸まったプラスチックの断片のようなものは2つで600円位。つかむ部分の  四角をすべて△にハサミで落としている。初心者の場合、特に片方付けるのは先生に恐らく注意されるかもしれないが、
アンブッシャーはマウスピースに適応する部分もあるものなので、理屈ほど悪い影響はないかと。どのみち鏡でアンブッシャーをたまに見て、混乱したらはずせばいい。

H足音の低い”シ” 音自体は実際のプレーでは多くのクラシック曲では使わないし、代理の音を使える場合もあるが、演奏も クラシック音楽を依頼されるようなうまい人なら1つ必要。超高音でのH足特有のノイズ逃しの ギズモキーも練習しておいたほうがいい場合もある。すぐ慣れる。

また、H管にすると 耳元では高音でのキンキンノイジーが消える。聴く人にも 多少はマイルドになっているかも??H足管は、本体の特質に 音が落ち着き、しっとり上品に落ち着く/音が重く、少し暗くなる 性質が加わる。
H足管にする場合は音が暗くなる対策でリングキーが一般的


参考 ムラマツのリペアマンのH足管、ふさぎゴムでの音程の問題(↓にかぶるが)などについても項目あり  http://www.muramatsuflute.com/repair/repair_room03.html

C管を使うプロが意外に多い理由 18金などだと軽く(または安く)したいという理由もあるようだけれど、銀でも重さ、長さが 体にまさにジャスト!ジャズではアマもプロも殆どC足部管。ただ C足は キーを押さえただけで手の上でコロコロとするので フランスものなど少しでも技巧の必要な曲には適さない。でも一方で 楽器の重さコントロール範囲なので、瞬時に管を回転させ ピッチ/かすれ具合をコントロールできる場合もある。アルタスではそんなに必要ないけれど日本の大手フルートメーカーの いわゆる音痴なFLにはいい場合も。

例えば キーほぼ解放の”ド”付近の音程が 極端に上ずってしまう楽器(大手のハンドメイドでもある)のような場合にも C管だと 無意識に管を回し調整出来るので H管より細かく対応できる。
だからレガシースケール(アルタスでない)の楽器で アンサンブルなどで ピッチにシビアな場面があるならC管は多少はいいかもしれない。古い音楽では 最低音Hはないし、Hは 発音に不確実性が多少ある音。ちょっと凝ったソロでもなければ この音域は低音が得意な 他の中低音楽器が担当する。

C足+高音指向マウスピースでも高音が楽な効果 当ページの上記↑別項、サンキョウの高音志向(ピュアシルバー)マウスピースにも書いたが、このようなマウスピースでは、最高音域が多い曲を吹いてもC足部管でもかなり安定し、厄介なところでも指に集中出来て指が回る。

足部管の小指のオプションの滑りコロは 付けると音がなりだしたり重くなる事から付けない人が多いけど、やはりそのままでは なめらかでは無いので グリスをちょっとつける必要がある。管楽器奏者ではないオケの知人は 鼻の脂、耳うしろの脂は この用途ではないけれど 楽器に使うと言う!最初はぞっとして無視していたけれど グリスだと 天然でなく埃も大量に付くし、それがついた指で管を持つので付いてしまいよほど常に意識した場でもないと 最悪。
天然の何かオイルを探した方がいい。ドラッグストアで色々試しなかでやめた方がいいのもある。馬脂は最初から生っぽく匂うし、ばか高い高級ヘア用オイルも意外に直後 排気ガス臭っぽくなったりした。最初一瞬はいい香りだった。今、ゆずの油をためしている。
だから こっそりなら鼻の脂は一番無難で正解。他には (一番高音の♮シ の時用に 右手の下の)トリルキー、できれば左親指のキー&ブリチアルディキーにも必要
ちなみにハンドメイドでない量産楽器では、正直それ以外の運指の流れもおしなべて悪いし、やる曲がそんなに難しくないなら 必要性を感じないかもしれない。けれど楽器の負担にも お勧めする。

リング/カバード キー
カバードは 低音でも持っている倍音成分の高音域あたり?が こもってしまい、特に吹いている”本人”が 酷く閉そく感を感じる。ただし ジャズプレイヤーは コードベースのアドリブ、常に発想する頭脳労働での指の自由度が必要だし、またアンプ使用が普通なので カバードが非常に多い。
アンプは高音の音量はどうにもなるし、どんなに響かない部屋でも 理想的なホールの響きを作れるのがすごいところ。電池式で小さいのにいいものもある。
クラシック音楽の広義のプロは どこでも演奏できるものの かえって会場が響くか始終 気にしなくてはならず、とりあえず パワーがある素材の楽器を使う。金の楽器が多いのもそのため。

クラシック音楽で、高音域には リングキー特有の変え指が色々ある。パユのようなビルトゥオーソプレイヤーで、現代曲もやるなら 特殊な正規外の運指指定もあるのでリングキーの選択しかありえない。しかしながら譜面に指定されていない場合の困難な運指については、そうとうな経験者の先生のレッスンであっても ”企業機密”で、教えてもらえないので自分で別の運指を 開拓する。フルートは形状がどのメーカーでもたいていほぼ同じように統一されていて、キー数も少ない。リード楽器では一番上の音域がフラジオといい、正規運指ではなく なんとメーカー/機種ごとに1つから3つくらいの運指のどれかを使ったりする。フルートはフラジオでよく使う音域は 正規運指でカンタンに出るんだし、変え指も ちょっと探せば苦労せず簡単に見つかる。気流を逃す為に離すキーも試すといい。さすがに いいのがない場合もあるし、覚えづらい場合も。
カバードでは 音量が少しだけど はっきりと落ちる。むしろ音質が変わってしまうと思う。

ジャズでリングキー  私はマイクを使うジャズを少し前メインでやっていたけど II-Vなどよく出てくる所は得意な音使い(手クセ)を優先して使うし、出やすい音・出にくい音も練習で想像した上で音を出すので、リングキーでふさぎづらい運指がもしあっても 自然に使用頻度が減るだけだし問題はなかった。
ただ、リングだと 指をふさぐことに実は意外に神経を取られてしまうようで、ふさぎゴムを全部にしてカバード状態にしていた時期は、コードや音使いに より集中でき アドリブの音使いが自然に増え、ジャズとしては適していた。アウトに出ていくなど ジャズの技術をどんどん定着していこうとするならカバードかまたはふさぎゴムを全部使用すればいい。ジャズだけど 音質にもこだわるという人は カバードだと 家の練習で 音がこもっていやな人もいると思う。

ムラマツの技術者によると穴ふさぎゴムなどは本当は音程上NGだそうhttp://www.muramatsuflute.com/repair/repair_room04.html
実際はほんとうにわずか。Eメカドーナツよりもわずかでほぼわからない感覚。それよりはレガシーなスケールの楽器で普通に音を出す音程の問題のずれの違いの方がずっと大問題。

リングキーふさぎゴムなどの参考に! リング穴の大きさ(管理人の使った楽器の例)
サンキョウ木管とムラマツハンドSR(←わずかにpowwelより大きいか同じ)・powwel総銀(シグネチャー) サンキョウ量産総銀>村松PTPドローン(20年程前の製品)と量産。 ムラマツ量産とサンキョウ木管は見て分かるくらいの違いがある。弦楽器を始めたら、左手に余裕が出たのか右手も急にふさがりが良くなった為もある全く予想外だった
powwel製にはpowwel用ふさぎプラグがあり、管理人がシグネチャーを買った際付いていたが、結局表面だけではなく 上記ゴムと同じ容量を埋めてしまって 浅くなるので音程が狂う面は同じだろう。
ただ、狂いはほんのわずかで、弦楽器で耳を鍛えた管理人にもほぼわからない。ピッチの問題としては この件よりも FLとしてやらなければいけないはるかに難しい合奏での問題があるのでそんなに気にしなくていいのではないか??ただ常に使う場合、最大でも2つ3つにしたいところ。

このプラグは 単品で5000円くらいもする。全部使うっていうのは ピッチにも微妙に悪いし本来おかしいんだけれど、シグネイチャーでそのプラグですべてふさいでみたところ1、2個明らかに小さいものがあり、外れてしまい使えなかった。量産だけど やはりマウスピースと同じく人の手も入っている(笑)。

ちなみにアルタスは、↑にも書いたけど 各右・左の薬指部分が角度だけオフセットしているので 他の楽器ではわりと使っていたいつも穴ふさぎが 最初の段階では 悩まず不要になったようだった。(オフセットについては このページの他の所に詳しく記載)

ふちを3ミリ位たっぷり残し穴が小さめのものを作った。これだけでもふさぎゴムなしと比べるとわずかに音がこもる。理想は彫刻刀のカーブのとかだろうけど 手元になかったのでカッターの先だけを使って、穴はガタガタしているけれど幾つか作った。

カバードからは 意外に簡単に慣れる。沢山吹けるなら1,2か月。H足管の場合 一番低いH音(シ)だけは もう少しかかるだろう。ソロ曲でめったにないがたまーに譜面にあるが、代用の音を使ったりと必ず出さなくても ほぼいい音。

キーの持ち/痛み度合いについては、リングは一見中心を正しく押さえているようだが、アイスキー使用時からの運指など、中心を押さえるのが困難な場合に ヘンな角度からねじる問題も 長期的にはあるのかもしれない。

☆☆☆☆Eメカについては別投稿を見てください 移植しました。☆☆☆☆


フルートは高い買い物、長く付き合う物なので1メーカー/1機種に最後までしぼらず、大きな販売店で、色々試奏出来る環境で、多少時間をかけて買う事。メーカーも色々と開発しているので、好き嫌い/既存イメージは 簡単に覆され、楽しいし感動があると思う。